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2022年6月14日 (火)

音楽備忘録1034 Rockでのポピュラリティとオリジナリティの問題②

さて前回述のクドさ満点のが一体ポピュラリティやオリジナリティにどう関係してるかったら、個別ニーズへの対応に大差があるんでやんす。
例えばClassic系であれば基本的に歪みは僅かでもご法度だが、Rockではひ弱な方が生死に関わる一大事!?になり兼ねんとか。

更に掘ってくと上記2ジャンルでも楽曲や表現に依っては例外も突如出現し、相当な微調整を強要されるのだってあるんでゲス。
これが嗜好品で無いならば利用者の方でアジャストするのも許されるが、ヌードと銘打っといてマスクを外しただけなんてやったら訴えられるレベルっしょ。

ってのももしそんなのがあったとしても手間掛かるから微妙だが、マルチトラックのままバージョンのとか普通は売って無いしくれないじゃん。
それやと各自で潤沢な機材&スキルすら持ってたとしても、好みの調整をしようにも不可能やんけ。

せやさかい所詮は最大公約数だとしても、なるべく大勢に対して完成品状態にしとかなアカン。
加えて個の趣味嗜好に対しては再生装置のトーンやボリウムツマミ程度で、なるべく臨んだ変化をさせられる様な神Mixになってるのがよろし。

んで↑がプロの水準を越えられてるかどうかが、理解のし易さやどれ位個性を出せるかにかなり直結しとるん。
前者は概知の割が多いのが何より安全ではあり、定番のとか流行のなんてのが含まれる。

だきんどもそれを追及すると殆どが流用も同然となって、だったら今からわざわざ新たに聴くよりパクリ元の本家で間に合わせる方が楽チンだ。
いやあのねぇ目に見える技としては簡単でも、それでオモロかったり飽きないのを編み出すのがポピュラー系の最大の仕事でしょ。

それが広く万人ウケするのなんかだったら死ぬより苦しくたって至極当然で仕方無いんだが、楽しようとか最低限だけでも確実にしようとかって見果てぬ夢を誤信してるのが増えちまいやがった。
私的推察でコレの発端としては過度な保身と忖度だろうが、具体内容としては「機械の使い道を誤った」の辺りなんじゃないかな。

俺様からすると劣化今本邦では教育や社会通念の瑕疵から、小利口なのばっか増やしちまっててさ。
極度な歌詞重用とか高度な技の有無とか殆どは無意識下でであろうが、世間全体がつい感性より理屈で聴いてるのが主流になってんのかな。

それに対し無理に良く云や「素直にニーズに応じました」ってつもりなんだろうが、制作側はお客さんがどんな聴き方をしようと理屈で作るととっても限界が低くなるん。
ってのも現行ポピュラー系の手法って相当歴史が深いんで、安易な知見で見つけられるのなんてとっくに出尽くしてるんよ。

なので唯の砂なのにその中から鉄や金を抽出する様な作業でしか、ポピュラリティとオリジナリティを共存させるのは不可能なんす。
プロレベルに達してる大勢がこぞって探したりしてる訳やから、確実に見つけられる程度のでは他を出し抜けなくて当り前。

如何に例外や特例をあぶりだせるかとなって、相手が正体不明なだけにマニュアルみたいなのは全く通用しないんですわ。
つまり世間からは安定の大御所と見えてる人程その実際の作業内容は、全くアテの無い大博打になってるって寸法でして。

同じものづくりでも芸術系のが水商売に分類されちゃうのって、芸能界が胡散臭いからじゃ無く内実が↑の様な状況だからなのよ。
確かに平均よりゃチャラかったり我儘っぽいのも少なかねぇが、勤勉にやっても成果が不安定ってのが本質なんだす。

<つづく>

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