音楽備忘録1018 中古楽器 整備の苦悩編⓬
と云う訳で(前回後部参照)段々日中が夏の様相を呈して来たんで、珍しく待った無しで重い腰を上げやした。
その主役はフォークとガットのアコギ×2で、エレキより少数でいて嵩張るから後回しになっとりますた。
現在車中にあるのは作業保留にしたウインドシンセと鉄製折り畳み式キーボードスタンドのみで、前者は作業空間確保の為の退避でありんす。
おっと↑より先にエレキ類の後は別項拙ブログ1012のとPC類の持ち込み・様子伺いもしてて、現時点ではウインドシンセも含めその第2弾のが最も成績が芳しく無かった。
IT寄りのヤツってどうも寿命や耐久性に対する考え方が、楽器よりも電気機器寄りなんだろうな。
個人的には中身がアナログだろうとデジタルだろうと、SWとか実動部品は汎用で定番のを使った方が交換性等が高いんでそうすべきと思うんだけどね。
恐らく馴染みから来る習慣みたいなのに翻弄されてる節があって、音楽の道具としては何とも迷惑な話しなんやが…。
でPC類は本体は2つ+LCDとマザボ用メモリ多数で、LCDは幸い健全だった。
本体のは普通のフルサイズタワーと特殊小型ので夫々マザボもフルATXとMini-ITXだが、残念乍ら低性能の小さい方しか息して無かってん。
デカい方が仮死状態なのか等は第3弾の持ち出し運び込みを優先したんでまだで、その他Dynamic Mic2本等もそれ程場所を取られないんで先送り中。
タワーPC本体ってば従兄宅で不要になったのと処遇保留のが他にもあるからそろそろ片付けたい処だが、不要のは古過ぎるし今回デカいのも売る方が大変そうだから多分バラすしかないだろう。
只全面的に死んでは居ないんで幾ら狭くて苦しくても、直ちに自動車内へ移動するのははばかられる。
何れににしても内部や動作確認はまだでも外部清掃は地道にこなしてて、キーボードスタンド以外は一応弄ったり置いたりしても汚れない程度にはしてある。
因みに親友実家から車へ移動する際今回は特に時間が無かったんで、例えば極度にベタ付きの出てたのは一応ビニール袋に入れたりして最低限だがカードしますた。
その辺の事情から持ち込みと清掃はほぼ同時が要求されたんで、杜撰でちっとも勤勉じゃない俺っても油を売ってばかり居た訳じゃ御座んせんの。
そうして後で孤独な闘いがかなり続いてて中々厳しいけど、全ては親友実家での作業時間短縮の策だったんす。
事情があって親友本人は一切携われなく、要するに俺が影武者を演じた様なもんだったん。
わ兎も角↑デカいのの初期診断としてATX電源の簡易診断(先ず電源が入るかどうか)と、HDDの生存確認は既に終えている。
後者は取外して別機へアダプタを介して外付け様にして読ませてみたが、再フォーマットを要求された。
当初はOSの調査とDataサルベージが狙いだったが叶わず、フォーマット後は正常に振舞ってるもののどんな原因でそんな状態に至ってたのか不明なんで現時点では信頼性は確立していない。
最低でも11年は休眠させられてたから経年劣化も当然あろうが、BIOS画面にすら到達出来なかったのは残念だった。
技術の進歩自体には俺は推進派の口だが、脆弱な電子化が進むのには危機感を強く覚える。(つまりそれなりに逞しきゃ歓迎)
楽器等習熟や慣れ(意のままに操れる様になる事)に長時間を要す物にも電子化が著しいんで、資産価値の継続も勿論だがそんなののせいで「普通に取り組めなくなる」のは遠慮願いたい。
もしかしたらそれが原因で電子楽器リアルタイム奏者が失速してる気もするんで、電子機器でも楽器にはもっと長い寿命を与えて欲しいもんだと思った。
<つづく>
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