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2022年5月 8日 (日)

音楽備忘録997 電子楽器の選び方①

拙ブログインピーダンス項の番外編的スタンス且つ体験込みで進めてくが、俺も含め主流は電子楽器って機能や性能で選んでそう。
そんなでも平成の途中位迄は進化が激しかったからあまり気になんなかったんだけど、どうやら楽器って意識が不足してたらしいん。

私的には機種更新が途絶えて久しくその根幹は貧だが、積極的に実機に触れようとしなかったのも不味かったみたい。
楽器種を問わず使い続けてるののキッカケを想い出してみると、アンサンブル内で実演して好結果だったのが多かったんだ。

例えばエレキのGibson SGだと激安だったから買えたのは確かだが、その少し前に当時在籍してた米南部系のグループメンバーでVintageを買った奴が居てさ。
俺以外は帰国子女且つ長い付き合いの仲間でこっちは外様感が強かったり、他の幾つかのBandと掛け持ちしてたのもあって音を出さない時の交流は少なかったんだ。

それで試奏させて貰うのもBand練習の前後とか、時にはパートチェンジしてなんてのが殆どでね。
当時はもっと独りでじっくり堪能したいと思ってたけど、今になってみるとアンサンブル内で試せたのは貴重だったらしい。

独奏だったら或はせめて単独弾き語りだったらそんな必要性は無いかもだが、俺言い「現場で気に入れるか・使えるか」って楽器としては最重要なんすよ。
では何故こんな再認識に今更至ったか考えてみると、なまじ電子のは音色数が多く新しいのも少なくないのへどうも惑わされてたらしいんだ。

今の若者だと違ってそうな気もするけど、何しろ昔だと「出せない音色」ってのが多くって。
それでどんだけ出せなかったのが出せるかばかりに没頭しちゃって、そう云うのには時間が掛かるし横槍が入らん方が良い。

そんなのももし富田勲やVangelisみたいなのを演りたいんだったら大切だが、ジャンル的に普通のRockでは珍しさ以上に他と馴染むかの方が問題だったんだけどさ。
加えて当時の俺に鍵盤は完全にオマケだからって油断があったか、電子楽器での「自分の音」意識が希薄だったのも不味かったかな。

俺の世代で電子楽器≒シンセがメインの有名奏者っつうとJan HammerとかSteve Porcaroがすぐに思い浮かぶが、彼等の様な達人達はシンセでも皆独自サウンドを持ってたっけ。
↑以上に良くよく記憶を漁るとStevie Wonderもだが、全盛期(’73~’83)The Isley Brothersに居たChris Jasperが私的には嚆矢だったりする。

この後半の4人はポピュラー系でシンセ常用黎明期だったんで、今の感覚ではそんなに奇特な音色は出していない。
けれど良く聴くと普通なんだけど他のどれとも微妙な違いがあるし、タッチレスポンスすら無い状況にしてはかなり人間味溢れる表現も色々出しててね。

シンセで伴奏に最も使われたのったら一時期FM音源のエレピが猫も杓子もだったりしたが、奏者やグループ毎の音色差ってのは微かにあったとしても俺には分からんかった。
それに対し例示後半4名のはサウンド的世界観がオリジナルだったんで、FMエレピみたいなブームにはならなかった代わり寿命が長く今も少しは残ってる様だ。

音色だけじゃ無くその使い方にも各自かなり独自性があったが、その音色でその奏法をし易いのとなると自ずと機種も絞られたのかな。
これの詳細は次回に踏み込むが今より格段に少なかった奏法上の機能を、限界かそれを少し超える位使い倒してたのも大きなポイントか。

<つづく>

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