音楽備忘録1014 中古楽器 整備の苦悩編⓫
お陰様で弦楽器類は中々の進展をみたが、今回1件だけ(物理的には2つだが)最初から諦めたのがあった。
それはギグバックで表面が布系のの退色で、恐らくは紫外線にやられたんであろう部分だ。
宅では未だ未経験だが、どうやら化学繊維の方が抜ける時は酷くなるもんなのかな。
木に塗ったのより金属や樹脂のの方が剥がれる際は大胆な様に、染み込まない(めない)のからすると当然の結果かも知れない。
これが又真っ黒な筈のが随分褪せた金色みたいになってんで、どうしてなったか知らなきゃ結構ドキッとさせられるから問題だとは思うんだけどね。
けど分解しないで染めるのも大変そうだし、同等の保持力のある染料が素人に入手可能かも疑わしい。
実際俺も初見時は入れ物としてすらもう駄目かとも思った位だったが、移送や取出し収納をずっと繰り返してて強度的には特にに弱ってはいないのが分かって。
それに加え預かり品に入れ物無しのが無かったんで、退色君2つは売値には殆ど入れない事にしたんだ。
ほいで地方若しくは遠隔地在住の方には申し訳ないが、調べてみると楽器って梱包と運送費がかなり掛かるんすよ。
それが¥10万以上のだったら未だしも、低価格になる程結構影響が大きくなるっしょ。
↑と貧俺に実際どの程度関係してたかは不明だが、同じ位費用が掛かるなら自分で引取に行こうとしか思えない。
処か中古楽器で現物に触れずに買ったのは皆無で、世代や時代感覚の差があるにしてもさ。
商品に対する運送費比率を皆がどう考えてるかは分からないが、実際ヤオフクとかで見比べると遠隔地で売り出してるの程価格設定は低かった。
そこで当座は近距離対象設定として、必要とあらば業者運送費以内でこっちからも自車で持ってこうかと。
楽器を楽器として運べるなら入れ物がありゃ梱包不要になり、売る方も買う方も余計な手間も出費も無くて良いじゃない。
ったって俺が今は勝手に思ってるに過ぎないが、買い手側から費用が掛かっても・詳細な梱包状態が分からなくても良いからってんじゃないと後で揉める可能性は上がりそうだしねえ。
退色君2つには別に共通な条件があって、サイズ・形状等で代替候補がとても入手困難なヤツだったんす。
1つは概述Steinberger XP-2・もう1つは書いたかどうか覚えてない、Fender Japan MTL-32ってのでTelecasterのミニギターだ。
後者にはつい一昨日までとある野望があったんで、それを試して弾いてみる迄は手放す予定じゃ無かったんだ。
例によってヘンテコな発想だが弦張力はフルスケールで一般調音対応だから、張力同等迄音程を上げれば真のテナーギターにならないかなって。
えで音程を上げるのは何なくクリアしたんだが、いざ試奏したらこの目的では肝心なハイポジションのフレット間隔が狭過ぎて。
勿論最初から覚悟はしてんだけど、弦張力を上げたせいか音をかすれず途切れない様に伸ばすのが酷く大変になっちゃって。
それでノーマルチューニングに戻してみると、大袈裟なVibratoやチョーキングに有利なのはおもろかったんだけどね。
現時点で残す可能性があるのは、エレキでは修理部品待ちのMoon JJ-5だけとなった。
しかし未だ車に入れっ放しのアコギ×2もいい加減で持って来ないと、高熱劣化させたらヤバイ。
何しろケースの中の様子すら伺ってない始末で、果たしてどんな状態であるのやら。😓
<つづく>
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