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2022年5月19日 (木)

音楽備忘録1008 中古楽器 体験的実情編➓

今の世の中じゃ何でも先立つ物が全てだから、幾ら頭で分かってたってそうそう理想通りには行かない。
けれど掛けた予算の回収率だとか後の処遇で、並行別項みたいな
苦労を強いられれば誰だってもう少し考えてみるんじゃないかな。

楽器だって消耗部分の多いのもあるんだけど、他の日常品と比べたら↑みたいな「その時」を迎える機会が普通は少ない。
それ故分からなくたって知らなくたって仕方無いけれど、だからこそ俺みたいなのは大いに吠えとこうと思ったんだ。

経済と後の手間のバランスで考えてくと、最も割の良いのは所謂「新古品」になる。
但し外見では無く内容がで、逆に飾っとくだけだったら見た目だけ綺麗なら実際にはマトモに弾けなくたって構やしない。

最近の個人的悲報としてはってこっちが気付くのが大巾に遅れただけだが、海外物は新・中古問わず価格が高騰気味だ。
なので幾ら俺なんかが吠えた処で実現性がより下がってはいるが、本来欲しいのが「本家物」なんだったら半端な妥協はよりしない方が良い。

普段杜撰大王を名乗ってるのは世を忍ぶ仮の姿!?で、真に大王なのは貧の方だ○×△□…。
だからこそ長期面も含めての最安をひたすら追求せざるを得ず、かなり極端ではあるがケチる若しくは急ぐなら弾ける限りで最も安いので我慢するのがお勧めだす。

楽器も普通に売ってて買えるのって商業理論に翻弄されてて、現物はまあまあでも無名な為に価格設定が低いのも少なくない。
一寸別分野&概述だがかつてロシア製の真空管で実体験ありで、その時点ではほぼ無名だったが為にSvetlana
は超お買い得だった。

俺じゃ無くても殆ど誰も実力を知らなかったのに買ったのは、秋葉原で大昔から行きつけにしてた球屋のオヤジさんの言葉を信用してだった。
今や絶滅寸前になってもうたが数より信用を売る商売をしてる処だと、ある程度以上内実を把握してからじゃないと陳列しない。

リアル楽器店から遠い方には不利でスマンが、低価格のになる程現物に触れずに買うのは危険だ。
暇潰しの玩具としてならゲーセンで結構使っちゃった感覚で試すのも良いが、幾ら安くてすぐ手が届いても「遊び終ったら¥0」の覚悟が必須ざんす。

なので例え仕事迄行かず趣味のだったとしても、道具なのであれば使えるかどうかが全てなんす。
私的推奨としては多少畑違いでも構わないから、初心者の内は弾ける人に同行して貰うとやはり安心だ。

楽器の見立てスキルを上げるのは何たって経験値ではあるが、楽器屋じゃ無く音楽を目指してると中々そこにだけ時間を使ってなんて居られない。
ので例えば今演りたいのはアップテンポなのでもスローな曲も一寸試奏しといてみるとか、知識アシストは少しでも多い方が良い。

もしこれを読んで役に立つなら嬉しいが、その人には何が一番足りないかはリアルで様子を伺わないとどんな達人にだって最適化は出来ない。
当分の間はコロナが収まりそうにないんで是又苦しいが、事前事後相談よりオンラインでも良いからリアルタイム性は高い程効果が大きい。

とまあ結局は金をケチる分手間は覚悟すべきってなもんで、十二分なスキル獲得以前には楽して儲けるスタイルってな無理な相談だ。
けれども流行等の影響で実質より低価格になってるのの方が多いんで、上手に探し当てられるとかなり想像より経費圧縮の他案外長持ち(購入者の興味含む)させられるもんなんだ。

<つづく>

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