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2022年5月 6日 (金)

音楽備忘録995 電気楽器の出力インピーダンス②

今日は電気楽器の中でもGuitar・Bass限定で行くが、前回最後部の関連のから。
色んな人が居るけれどやはり繋ぐ相手の違いから、ロー組(ほぼ所謂アクティブタイプ:要電池)はBassの方が多数派だ。

概述重複もあるが今の俺がハイインピーダンス派閥入りを決めたのは、「エレキ特有の現象・ニュアンス」の方を重視する様になったからでさ。
以前はどっちも一長一短で使い分けりゃと思ってたのが、劣化僅少で録れる様になったら変わり出したん。

精緻さや美麗さでは今だって明らかにローの方が優れてんだけど、それよりも味気無さやサイボーグ的「表情の画一感」の方が問題化し出したんすよ。
特に楽器数少な目のシンプルなアンサンブルだと顕著で、例えば嬉し泣きみたいなのがロー系だと苦手みたいでね。

一寸妙なもんで物理的にはローの方が弾かれたままが伝わってるのに、「そう弾いた意図」の方は何故か却って出難くなるんだ。
これの私的分析に依れば結局はシステム上の原設計のせいだと考えてるが、挙句の果てに音色としては普通側だが電気的にはわざと歪ませたりする様になっててさ。

これって歌声に置換すりゃ誰でも即納得だと思うんだが、非生だと声の大きさって直接は反映させらんないじゃん。
元は成行きでもシャウト唱法なるものが定着したのって、非音量依存の強弱表現に必要でもあったからだと思うんさ。

それが電気楽器では逆転と迄は行かないが怪現象があって、Ampで完全に歪まない様にすると実はその多くは「普通の音」じゃ無くなっちまうんだ。
原因は電磁PU方式からの制約で、現実の弦の振幅状態より狭い範囲で安定した音色になるからなんだ。

って普通は安定した方が楽だったりで良い事尽くめとしか感じないだろうが、音色の変化量≒表現巾としては必ずしも有難かねえんでやんす。
音って絶対的な尺度が無く頻吠の「比較芸術」なんで、汚いと綺麗の差が一定以上に広くないとどっちも充分に表現する事が出来ねんですわ。

これ以上は概述なので先へ進むとしてストンプやAmpのロー入力対応が、現況Guitar用では消極的なんす。
に対してBass用では↑も然る事乍ら、LiveですらDirect Box経由にせよLine収音の普及率が高い。

のでBassの方がローにした効力が発揮され易く、一般状況としては対極に近い。
それでも俺はハイ派邁進の予定だが、音色的にはほぼ無歪みで電気的には歪んでるってのが若干難しさを伴ってる。

これはAmpの高域再生が過去より伸びたのも大いに関係してて、多くの歪み成分が高調波で成り立ってるからだ。
要するにハイが伸びると僅かな歪みも感知し易くなり、耳音色的にはほぼ無歪みの領域が狭まってん。

これ等から1音毎の粒の揃い具合だとか安定性がかなり良くないと、現代標準のAmpでは望んだ効果がちっとも得られなくなっちまってん。
結局はお好み次第で選択して構わない訳だが、Bassのローインピのに1つだけはどうしても注文を付けときたい。

現況「デジタルピアニスト」なんてのが存在しないが如く、Electric Bassistは辛うじてあったとしてもローインピベーシストだとかLine Bassistなんてのは多分見た事も訊いた事も無いっしょ。
エレキってのがああ云う楽器である以上、ハイインピーダンスにした途端に急に下手になったりしたら困るじゃん。

それだって言っちゃ何だが昔の一時期の日本だと、Bassistったらコンバスとエレキの両方が弾けて当り前だったりしたんだから。
世代的影響もあって俺自身↑に該当しないで語るとは杜撰だが、だからこそせめてエレキだったら何でもなんてしがみ付こうともしちまってんだ。

<つづく>

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