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2022年5月14日 (土)

音楽備忘録1003 電気楽器の出力インピーダンス④

再度電気楽器の方へ戻っていよいよ私的本命の登場、耳聴き音色的には歪んで無くて物理的には…に大いに関係してるヤツを。
拙ブログ近回で↑自体の効能は強弁したが、それを最有効化するには楽器出力がハイインピーダンスじゃないと駄目なんだ。

ここ迄断言するからには十二分な失敗体験があって、って自慢してどうするってねぇ。😓
俺がローインピ化に興味を持ったのはオーディオ由来の他、劣Live環境と劣化弦の誤魔化しだった。

幾ら貧でも3つ目のは随分酷いもんだが、何時切れるか分からん奴を切れる前に交換する罪みたいに感じちゃった時期があってさ。
石橋を叩いて渡ろうとして万一叩き壊しちまえば…、想定外のタイミングで切れた際に予備が枯渇してたらもっと困るやんてね。

それは兎も角俺が出られる様なLiveではAmp歪ませが無理なのが殆どだったんで、宅録主体の今より件の弱点が問題にならなかったし気になんなかったんだ。
もしかしたら実際はこっちが勝手に思ってただけで、聴いてくれてる側には?だったかも知れないが。

加えて本職はBassの癖に諸事情からGuitarでの出演も結構多かったんで、冒頭記の音色の要る場面が少なかったのも不味かったか。
けれどGuitarの分は宅でならAmp録りで行けるから済んだが、Bassの方は概述の「部屋雑音」の都合でそれが出来なくて問題が雪だるま式に肥大化しちゃってんだ。

第一段階ではLine録りでも微歪みさせてみたが、淡泊さやひ弱さの解消よりLo-Fi化の方が大きかった。
ので第二段階ではHi-Fi化対策としてローインピにしたのを喰らわせてやったが、不要刺激倍音が増えるだけで却って悪化。

今では俺考案の自作魔回路球プリとハイインピでどうにか克服したが、↑の時点でローインピの方が「耳に歪んで無いけど…」には向いて無いのを知らされたとね。
ローの方が歪んだかどうかが分かり易くなるってな、本来は信号伝送がハイのより上手く行ってる証拠。

けれどハイ特有の曖昧さも逆手にとれば「中間領域」が広い訳で、是又正規音響理論には反するが何故かそれ位のが最も存在感が強くアンサンブル内では埋もれ難いんよ。
分かってる範囲でその秘密をここから晒してくと、非単独になるとその分含有量の少ない成分は聴こえなくなる。

レンジ広さや端の部分を強調したくてLineで拾えば改善は可能だが、「その楽器の音色」としてのバランスを逸脱する程は増やせないから限界がある。
それに対し本件の音色では良くて隠し味程度の含有量にしかならないが、僅かでも歪めばそれは主に高調波成分だから倍音とその種類は増加している。

楽器固有の音色って点では是又概述俺言い「目立つ倍音」が大切だが、それだけでは運悪く他パートの同一成分が大きくなった時こっちは何も無くなってしまう。
見えたり隠れたりで構わんのならそれもアリだろうが、安定して「そこに居る」じゃないといけないのにはそんなじゃ困る。

何処かに「他のどれも出してない音」が入ってりゃ、「居るらしい」のだけは分かるって寸法なんよ。
上記を要約するとLine(ローインピ)は音響的にはHi-Fiになるが、ハイインピ比だと他の同居音の影響を受け易い
→より相手を選ぶって訳。

<つづく>

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