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2022年5月

2022年5月31日 (火)

音楽備忘録1020 中古楽器 体験的実情編⓭

並行連載中の別項にも述べた如く保存や消耗程度にも依るが、やはり電子-電気-生楽器の順に平均寿命は短い様だ。
原理的には可動部の少ない方がホントは長持ちさせられるのに、色々事情があるとは言え現状は口惜しい。

尤も21世紀に入って前世紀よりゃ電子楽器の進歩は鈍化してる様なので、水面下では既に変化が始まってるのかも知れない。
それと↑の順位傾向があるとは言え、物次第で修理に困窮する場合もあるのは注意点だ。

滅多にそんな事ぁ無いだろうが例えばOvationのプラ製のボディ裏が割れたりしたのは、普通の方法では直せない。
樹脂でも小さいのとか単純な形状のだったら手間等が大変でも、いざとなれば削り出しとかで作ったり出来るが。

コレ金属部品でも近似で、最もハードルの低そうなのがエレキBassのブラス(真鍮)ナットとかだろう。
Bassと言ったのは溝の数がGuitarより少ないのもあるが、溝の巾が広く非専用のヤスリでもどうにか掘れるから。

Guitarの場合弦の細さで臨時で乗ってるだけ様な極浅で良いなら未だしも、一般的な状態をこしらえるには専用若しくは少し特殊な極薄のヤスリが要る。
但し楽器の型がスタンダードなのでナット巾が定番サイズピッタリだったら、予め溝堀加工済みのも売られてるからそれと交換するって道はある。

尤も売られてるのでナットが割れたままなんてのは非ジャンク扱いでは無い筈で、それよりフレット摩耗の方を気にするべきなんじゃないかな。
この件のポイントは若番フレットの「弦直下」の状態で、そこそこ掘れてても弦の影になって見え難い処。

ナットから近いと弦の振幅はとても小さくなるので、自ずと削れる領域も限定される。
5フレット以上になって来っと全然チョーキングとかをして無くても、少しは影にならない部分迄削れてくんだけどね。

今時はWeb画像を頼りに選ぶのが主流なんで、売り主にもこっちにも全く悪意や杜撰さが無くても見落とし易くなったかな。
非専門家の見立てだとその段階で隠れてて気付けないってのもどんな善人だってあり得るし、なるべく鮮明な画像を提示しようとしたらご丁寧に各部の真正面から撮ったりしそう。

ってのも体にブラ下げられる弦楽器って全長がせいぜい1m位だから、写真としては接写の方に入るんじゃないかな。
確かに今だとスマホの自撮りなんてもっと近いけど、狡猾な人なんてわざと輪郭がひしゃげるのを魔利用したりしてんじゃん。

それが楽器の売り物画像としては実際どんなシルエットかが分かり易い方が望ましく、この面では極力明るくして正面からってのは正解だわね。
因みにデジカメ(スマホその他の内蔵のほぼ全て含む)では普通自動調整で撮るのがデフォだから気付け難いが、暗いと画素数が減って粗くなるだけじゃ無く被写界深度だって浅くなんねん。

わ過去述なんで理屈はここではスルーするとして、リアルで現物を眺める時に偶然でも斜めからになるってのが無い。
リアルでも触れられる高額品の扱いには最新の注意は要求されるが、美術館で厳密に警備された絵画を極限られた場所からしか眺められない様な事はまず無いよね。

しかも一寸追及しちゃえば照明光の当り具合・光源の角度や方向等々で、影の濃さとかが随分違う印象になるっしょ。
っと言ってもキリも無いし状況次第じゃリアル接触困難or不可もあり得るからやたら拘っても仕方無いが、その代りもしかしたら見た印象より逝っちゃってるかもって覚悟っつうかマージンは取っといた方が良いと思う。

あと個体差の大きいのだと通用しないが、共通性の高い別の現物を別件で見といてそこから推察したりするのは悪くないよ。
例えば○○ブランドで使われてる塗料はモデル不問で共通とかだったら、□□色ってのは大体こんな感じなんだぁって。

このテーマからはかなり遠いし個人的なヲタネタでスマンが、一例として昔の京急電車のフロントガラスでそんなのがあったなぁ。
普通に撮られたのだと窓枠や縁が無いからか、車体と殆ど同一面でガラスが嵌め込まれてる様に見えた。

のが現物や写真でも特定角度からのクローズアップだと、全く予想と相容れない位かなり窓自体は凹んでるし隙間を埋めてるゴムの分厚い事ったら。
事後分析としてはゴムの反射が激少だから分かんなかったんだろうが、毎日乗ってた人とたまにの人ではかなり印象に差があったんじゃないかな。

<つづく>

2022年5月30日 (月)

音楽備忘録1019 電気楽器の出力インピーダンス⑧

引き続きハイインピに依る変化の深層を掘ってくが、基本的にはアクティブ回路の「電気的余計な影響排除能力」が持てないからだ。
具体的にはボリウムを弄ってもトーンポットを弄っても、それ処かPU SWを切替えただけでもその影響がモロに伝わるとね。

アクティブ回路(つまり増幅器)が間に入ってれば入力が設計範囲内の変化だったら、出力インピを一定に保つ作用をしてくれる。
ので普通のステレオではボリウムをどんな位置にしても、意図的に変える機能が付いて無きゃ音色には一切変化は無い。

のがパッシブエレキだと一寸絞れば途端に籠り出したりするのは、出力抵抗値が大胆に低下するからなんだ。
とは言え電気楽器Ampの多数派は高域再生限界がオーディオよりかなり低いんで、実使用上はそんなに気になる程じゃ無いケースも少なくない。

そうなるのには人側の「意識の変化」のアシストも大きく、楽器の音量を変える時ってって単純な大小の他に目立ち度等も変化させたいとかが少なくないからだ。
極端表現すりゃ「聴こえ過ぎたら困る」→「少し聴こえ難くなっても構わない」でもあるんで、却って音色も同時に変化してくれた方が助かる事だってある。

概述の如く昔のエレキPUへフロント・リアじゃ無くRhythm・Leadなんて呼称にしてたのがあったのも、倍音含有量(目立ち度)から用途適性を示唆する意味があった。
今の感覚若しくは昔でも俺みたいに我儘な奴からすりゃ、フロントの太いマイルドな音色でSoloを演りたいなんてのには反してるが。

でも実際に厳しいLive環境だと音色がどうのなんての以前に、辛うじて聴こえるかどうかで精一杯ってのも事実だからねえ。
わそれとしてPU選択で本件に最も大影響なのは、1つだけか2つ以上を選ぶかなのだ。

単独選択だって各PUのインピの違いがモロに出るが、複数選択って普通は電気的に並列接続になるんで全体のインピは大凡半減するんだす。
インピ半減ならハイエンドの出方は倍良くなるんで(飽く迄目安)、ミックス時が最もワイドレンジになるでありんす。

こっからがややこしくて済まないが、さっき↑ではボリウム絞って抵抗減ったら籠ったってのと逆で変な感じだよね。
その原因こそがインピーダンスでボリウム絞りのは出力抵抗値だが、今度のは「信号源」抵抗値と「何処で減ったか」が違うからなのよ。

これ以上は複雑過ぎるんで次回以降に譲るが、それ故同じPUに対してボリウムポットの抵抗値を大きいのにする程全開時は高域が良く出る様になる。
っと要するに夫々の状況がそのまま伝わる訳だが、そうするとPUのコイルとAmpの入力部での共振周波数も随時で変動する様になる。

ここでの共振周波数とは簡単には音色の癖と思えば良く、音程や倍音の種類等へ多彩な変化をもたらしている。
それが何時も都合の良い方へ働いてくれるとは限らんのだけど、表現の道具としては変化の量と種類は少ないよりは多い方が豊かにし易いんす。

もし音楽では無く何かの通知音だったら安定してるに越した事ぁねえが、お楽しみ用としては先が読めちゃおもろくないんとちゃう?。
差し詰めニュースの話しが曖昧じゃ困るが、人をハラハラドキドキさせるったらサーカスの綱渡りとかの方が…。

<つづく>

2022年5月29日 (日)

音楽備忘録1018 中古楽器 整備の苦悩編⓬

と云う訳で(前回後部参照)段々日中が夏の様相を呈して来たんで、珍しく待った無しで重い腰を上げやした。
その主役はフォークとガットのアコギ×2で、エレキより少数でいて嵩張るから後回しになっとりますた。

現在車中にあるのは作業保留にしたウインドシンセと鉄製折り畳み式キーボードスタンドのみで、前者は作業空間確保の為の退避でありんす。
おっと↑より先にエレキ類の後は別項拙ブログ1012のとPC類の持ち込み・様子伺いもしてて、現時点ではウインド
シンセも含めその第2弾のが最も成績が芳しく無かった。

IT寄りのヤツってどうも寿命や耐久性に対する考え方が、楽器よりも電気機器寄りなんだろうな。
個人的には中身がアナログだろうとデジタルだろうと、SWとか実動部品は汎用で定番のを使った方が交換性等が高いんでそうすべきと思うんだけどね。

恐らく馴染みから来る習慣みたいなのに翻弄されてる節があって、音楽の道具としては何とも迷惑な話しなんやが…。
でPC類は本体は2つ+LCDとマザボ用メモリ多数で、LCDは幸い健全だった。

本体のは普通のフルサイズタワーと特殊小型ので夫々マザボもフルATXとMini-ITXだが、残念乍ら低性能の小さい方しか息して無かってん。
デカい方が仮死状態なのか等は第3弾の持ち出し運び込みを優先したんでまだで、その他Dynamic Mic2本等もそれ程場所を取られないんで先送り中。

タワーPC本体ってば従兄宅で不要になったのと処遇保留のが他にもあるからそろそろ片付けたい処だが、不要のは古過ぎるし今回デカいのも売る方が大変そうだから多分バラすしかないだろう。
只全面的に死んでは居ないんで幾ら狭くて苦しくても、直ちに自動車内へ移動するのははばかられる。

何れににしても内部や動作確認はまだでも外部清掃は地道にこなしてて、キーボードスタンド以外は一応弄ったり置いたりしても汚れない程度にはしてある。
因みに親友実家から車へ移動する際今回は特に時間が無かったんで、例えば極度にベタ付きの出てたのは一応ビニール袋に入れたりして最低限だがカードしますた。

その辺の事情から持ち込みと清掃はほぼ同時が要求されたんで、杜撰でちっとも勤勉じゃない俺っても油を売ってばかり居た訳じゃ御座んせんの。
そうして後で孤独な闘いがかなり続いてて中々厳しいけど、全ては親友実家での作業時間短縮の策だったんす。

事情があって親友本人は一切携われなく、要するに俺が影武者を演じた様なもんだったん。
わ兎も角↑デカいのの初期診断としてATX電源の簡易診断(先ず電源が入るかどうか)と、HDDの生存確認は既に終えている。

後者は取外して別機へアダプタを介して外付け様にして読ませてみたが、再フォーマットを要求された。
当初はOSの調査とDataサルベージが狙いだったが叶わず、フォーマット後は正常に振舞ってるもののどんな原因でそんな状態に至ってたのか不明なんで現時点では信頼性は確立していない。

最低でも11年は休眠させられてたから経年劣化も当然あろうが、BIOS画面にすら到達出来なかったのは残念だった。
技術の進歩自体には俺は推進派の口だが、脆弱な電子化が進むのには危機感を強く覚える。(つまりそれなりに逞しきゃ歓迎)

楽器等習熟や慣れ(意のままに操れる様になる事)に長時間を要す物にも電子化が著しいんで、資産価値の継続も勿論だがそんなののせいで「普通に取り組めなくなる」のは遠慮願いたい。
もしかしたらそれが原因で電子楽器リアルタイム奏者が失速してる気もするんで、電子機器でも楽器にはもっと長い寿命を与えて欲しいもんだと思った

<つづく>

2022年5月28日 (土)

音楽備忘録1017 Guitar調整の真実➌

したっけ今度は色んな場所の「高さ」話しへと進むが、一切のリスクを厭わぬならどうぞお好きになさって頂いて結構ざます。
別に脅すとかってつもりは毛頭無いが、って事って万一不適切があるとどんなリスクがあるのかから行っときまひょ。

そのリスクにも修正すればそれだけで解消するのとそうは問屋が卸さんのと御座居まして、俺が老婆心から記しときたいのは後者の分でげす。
たまたま典型的な具体例が身近にあったから、久々でウチのBandの休養君に生贄となって貰おう。

彼は一時期生粋のメタラーだったんで、限界迄弦高を低くしてたんよ。
それが几帳面なもんで限界自体も下げる為にナットの高さ迄拘って下げ、しかし低くしたのは元のとは別のにしといたのは賢かった。

そのお陰かかなり低くても変なビビリとかとは無縁になってたし、彼の当初予定ではノーマルに戻すのに専門家の手を借りずに簡単に行ける筈だった。
処が一定以上ガンガン弾き続けた後の状態に、当時の彼には想定外の面倒な問題が発生してたん。

件のGuitar元は全然別件でメンテ依頼されたもんだったんやが、「1~5フレット」位だけ「弦の真下」だけやたらと擦り減って掘れちゃってたんですわ。
ケチな話しだが俺の古くからのみたく何処もかしこも減ってりゃ!?、フレット交換の覚悟もし易いんだけどさ。

1~5以外は最も減ってて残り山8分って感じだったから、主の懐具合の如何に関らず勿体無いったらありゃしない。
ので以前述だが1に原理上の2に設計上の適正弦高っつうのがあって、それを著しく逸脱させちゃうとそれに応じて何処が偏って擦り減りまんねん。

これだけ技術が発達して調整箇所と自由が格段に増えてるのに、指板に対するナット高さをネジで変えられるのとかが稀なのはこんな所からも来てん。
因みにここらしくクドく標準スケール(弦長)のの標準値を再提示しとくと、エレキGuitarの場合2~2.5mm・エレキBassだと2.5~3mmでやんす。(少ない方が細い弦側)

因みにⅡで最近じゃ案外ちゃんとは分かって無い職人も少なくなく、ユーザーの実使用状況の想定の狭さがアカンのかも知れんです。
例えば真摯に取り組むなら目一杯無茶に掻き鳴らされた際、弦の最大振幅はどれ位になるかとかそう云う知見が幾らでも要るんでありんす。

これで若干不幸なのは「良く鳴る」の程振幅は大きくなりがちで、そう云うのに限ってあんまり弦高下げらねんす。
ですんで黒表現だと超ローアクションがお好きな皆さんには全然鳴らんショボイのが却ってお誂え向きで…、っていえいえおちょくる気は決してありませんのよ。

↑でもし気分を害された様でしたら、一寸Guitar系から離れて他の楽器の状況をご覧になって下さいまし。
生ピの鍵盤にだってかなり色んなのがありはするがマトモな状態のなら、鍵盤ストロークが3倍も多い少ないなんてのはあり得んっしょ。

BONZOのバチ軌道が最小にして最高に爆音ってもその時の振り巾が、タップストローク(ゴーストノートとかのヤツ)のpianissimoのとかよりゃ全然大きいでしょ。
これ全ては物理原理の法則由来なんで、人間如きがどう思って考えて工夫したってその限界を超えるのは無理なんす。

なのでウチで調整する際は標準値より減らしても、0.5mm程度でそれ以下にはしないんだ。
それで場合に依っちゃ頑固だの勝手だの不親切と思われてるかも知れないけど、偏って早く擦り減るのを痛い程分かってるんで。

<その内つづく>

2022年5月27日 (金)

音楽備忘録1016 中古楽器 体験的実情編⓬

前回のから範囲を拡張し電子楽器全般のへ言及するが、かなり昔にDigital Delayとかを買った位で中古の導入は殆どしていない。
のに語っちゃおうとは厚かましいが、新品購入した色々なので無償自前修理に窮したのが多かってさ。

メーカに依って少しは差もありそうだが、KORGのデジタルシンセの鍵盤接触不良がねぇ。
これがPCキーボードのみたいな基板にSW接点部がプリントされてるタイプなんで、例えジャンクの流用を辞さなくても「買わずに直す」が殆ど無理なんす。

不調初期には清掃や添加剤等で何とか手に負えてたが、専用部品なだけに生贄レスではどうにもならんと。
デジタルのでも物理的可動部が汎用部品で組まれてればそうはならんが、中々外からだけじゃその判定は困難やから。

ので経年や消耗度が明らかに低いのだったら兎も角、鍵盤やドラムマシンみたいなのだと程々に古い中古ってのが最も危険そうだ。
「程々」なんつったのは大昔のは専用部品で作れる程売れなかったからで、別項で預かり品の状況を述べた如くなんよ。

又タッチレスポンス等SW部が単機能じゃ無いのも修理時は厄介で、部品自体が複雑だったりやれ感度がどうのと似た様なのが見つかっても流用不可だったりするからだ。
故にデジタルであればもう思い切ってバーチャル、つまりPCやスマホとかのソフトやアプリの方が不具合からの寿命を迎えなくて済む。

そりゃ現役OSへの対応を含めたら、独立した電子楽器より短命になる方が多いだろうけどね。
リアルタイム配信で弾こうとかじゃ無きゃ、或は配信機と音源機を別のにすりゃ済むかんね。

なので鍵盤と音源を別々且つ音源部はPC内にと画策するも、俺にはリアルタイム合奏ではレイテンシがネックになっててつっかえとん。
ほんで電子楽器専門だったら未だしも他パート(楽器)の消耗品の経費も払い乍らとなると、纏まった出費ってのは無い袖なんで宅での進歩は停滞しちゃってん。

時々演奏にブランクが開くのもその際ケースとかへしまって無いのも不味そうだが、折角生や電気楽器に比べて物理的可動部が少ないのからすると何とも残念な実態だ。
現時点迄はデジタルシンセ系統のだと純然たるお仕事用(あるんかなァ?)未体験なんで分からんが、高価なNord辺りだったら少しは違うんだろうか。

懐具合を不問とすれば確かにフルコンGrandとかTone Wheel式Hammondと比べりゃ、お高いったって電子楽器のはタカが知れてらぁね。
けど使える状態に戻したり維持するのがお金以外の部分で困難さがあるとなると、楽器=音楽用の道具としてはまだまだひよっ子なのかも知れない。

ので何かのキッカケでこれはどうしてもずっと持っていたいって音色にでも遭遇しなきゃ、俺の場合は当分は二の足を踏むんだろうと思うよ。
↑の具体例としては一寸取出し難い場所に収めちゃったのもあってまだ修理に取り掛かって無いが、言う迄も無く中古入手したRoland SPV-355ってのはある。

これ専用PU不要のGuitar Analog Syntheで、今となっては普通の鍵盤タイプの方がとも思わなくもないが暇が出来たら蘇生させるつもりで居る。
音自体は極在り来りなAnalog Syntheでしかないが、Analog Syntheで構わないって状況でなら将来に渡っての使用に堪え得る音色と感じてんだ。

例に依って少々妙な表現にはなるが、Analog Syntheとしてなら少なくとも全然Lo-Fiではおまへん。
んじゃ結構Hi-Fiなのかと問われれば、口籠っちまって…○×△□すが。

<つづく>

2022年5月26日 (木)

音楽備忘録1015 電気楽器の出力インピーダンス⑦

では「楽器→ハイインピ→球」だけが、何故独特な反応になるかの種明かしと参りませう。
メカニズム的にはホントはインピーダンスより「球以前はパッシブ」なのがミソなんだが、楽器に内蔵可能なアクティブ電子回路でハイインピ出力にするのが現況ほぼ不可能なんで。(そもそもそんなんして意味あるかったらほぼ無いが😅)

更に掘れば確かに出力インピはハイではあるが、それよりも大きく変動するってのがキモなのでありんす。
増幅器を伴う電子回路(要電源=アクティブ)の入出力インピーダンスって、定められた電源電圧の関係からも殆ど変動しないんだ。(それが安定伝送に貢献してんだが)

それに対しパッシブ(電源不要)のだと状況次第で大変動する場合があるのは、電源の縛りが無いから。
だばなして電源電圧の設定が要るかったら、回路に望んだ働きをして貰いたいからでね。

ほんじゃパッシブなら勝手に働きが変化しても平気かったら、なるべくなら想定通りであって欲しいが電源不要の方を優先させたと看做しとくれ。
これ今じゃ超低電圧でちゃんと動く半導体があるからピンと来ないだろうが、真空管しか無かった時代だと一大案件だったのよ。

球にもレアなのの中には「電池駆動管」ってのがあったけど、性能のショボさもだがそこ迄しても10V位は無いとどうにもならなかった。
何だそれなら角型9V電池2個とかにすりゃ行けるやんって、いえいえ電流をもっと欲しがるからそれじゃあ数分も持てば御の字と全く非実用的になっちゃうんすよ。

ならばと外部から電源だけ楽器へ逆に送り込んだとして、耐振動性僅少にして発熱・体積等はジャンジャンだから結局厳しさは幾らも変わらない。
だから据置き型のHammond Organ等では球内蔵が当り前でも、Guitar・Bassじゃ背負えなくなるか火傷し易い!?のになるかでそりゃ駄目だわね。

つまり元は仕方無くと見方次第じゃ実に後ろ向きだった訳だが、「状態が変化する」ってのが電気的には困り者でも人間の表現アイテムとしては案外有用だったんだ。
人間って気分からの影響が時として甚大で、一世一代の大失恋でもするとオリンピックメダリストが幼稚園児に抜かれる程遅くなるなんてのも皆無じゃないっしょ。(そこ迄は行かないか💦)

それを楽器を通して実音化するのに「機械部分の無い生楽器」ならダイレクトに表れるかもだが、僅かでもメカ部分があればそこは何時も通りにしか動いてくんない。
電子楽器に比べりゃマシな電気楽器でも、歌声なんかよりゃ遥かに機械化されててその分「何時も通り」に勝手になっちまう。

フラれたのがバレたくない時ゃそれも助かるが、それだけだと表現巾では必ず負けちゃう。
その程度の電気楽器が既に次世代の電子楽器が普及し切ってる中、未だ生き残れてるのは本件があったからとしか俺には考えられないんだ。

俺言い「望まぬ曖昧」って元は想定外なだけにその制御は一寸面倒だけど、オーディオ等「普通の音響機器」とか他のでは得られない変化でもある。
その内ボリウムの位置で音色が変るのなんかは俺にはあまり有難くないが、上手に利用すれば音量変化を音質の変化でアシストする事だって出来て大いに利用してる人も居るがな。

<つづく>

2022年5月25日 (水)

音楽備忘録1014 中古楽器 整備の苦悩編⓫

お陰様で弦楽器類は中々の進展をみたが、今回1件だけ(物理的には2つだが)最初から諦めたのがあった。
それはギグバックで表面が布系のの退色で、恐らくは紫外線にやられたん
であろう部分だ。

宅では未だ未経験だが、どうやら化学繊維の方が抜ける時は酷くなるもんなのかな。
木に塗ったのより金属や樹脂のの方が剥がれる際は大胆な様に、染み込まない(めない)のからすると当然の結果かも知れない。

これが又真っ黒な筈のが随分褪せた金色みたいになってんで、どうしてなったか知らなきゃ結構ドキッとさせられるから問題だとは思うんだけどね。
けど分解しないで染めるのも大変そうだし、同等の保持力のある染料が素人に入手可能かも疑わしい。

実際俺も初見時は入れ物としてすらもう駄目かとも思った位だったが、移送や取出し収納をずっと繰り返してて強度的には特にに弱ってはいないのが分かって。
それに加え預かり品に入れ物無しのが無かったんで、退色君2つは売値には殆ど入れない事にしたんだ。

ほいで地方若しくは遠隔地在住の方には申し訳ないが、調べてみると楽器って梱包と運送費がかなり掛かるんすよ。
それが¥10万以上のだったら未だしも、低価格になる程結構影響が大きくなるっしょ。

↑と貧俺に実際どの程度関係してたかは不明だが、同じ位費用が掛かるなら自分で引取に行こうとしか思えない。
処か中古楽器で現物に触れずに買ったのは皆無で、世代や時代感覚の差があるにしてもさ。

商品に対する運送費比率を皆がどう考えてるかは分からないが、実際ヤオフクとかで見比べると遠隔地で売り出してるの程価格設定は低かった。
そこで当座は近距離対象設定として、必要とあらば業者運送費以内でこっちからも自車で持ってこうかと。

楽器を楽器として運べるなら入れ物がありゃ梱包不要になり、売る方も買う方も余計な手間も出費も無くて良いじゃない。
ったって俺が今は勝手に思ってるに過ぎないが、買い手側から費用が掛かっても・詳細な梱包状態が分からなくても良いからってんじゃないと後で揉める可能性は上がりそうだしねえ。

退色君2つには別に共通な条件があって、サイズ・形状等で代替候補がとても入手困難なヤツだったんす。
1つは概述Steinberger XP-2・もう1つは書いたかどうか覚えてない、Fender Japan MTL-32ってのでTelecasterのミニギターだ。

後者にはつい一昨日までとある野望があったんで、それを試して弾いてみる迄は手放す予定じゃ無かったんだ。
例によってヘンテコな発想だが弦張力はフルスケールで一般調音対応だから、張力同等迄音程を上げれば真のテナーギターにならないかなって。

えで音程を上げるのは何なくクリアしたんだが、いざ試奏したらこの目的では肝心なハイポジションのフレット間隔が狭過ぎて。
勿論最初から覚悟はしてんだけど、弦張力を上げたせいか音をかすれず途切れない様に伸ばすのが酷く大変になっちゃって。

それでノーマルチューニングに戻してみると、大袈裟なVibratoやチョーキングに有利なのはおもろかったんだけどね。
現時点で残す可能性があるのは、エレキでは修理部品待ちのMoon JJ-5だけとなった。

しかし未だ車に入れっ放しのアコギ×2もいい加減で持って来ないと、高熱劣化させたらヤバイ。
何しろケースの中の様子すら伺ってない始末で、果たしてどんな状態であるのやら。😓

<つづく>

2022年5月24日 (火)

音楽備忘録1013 Guitar調整の真実➋

続いてはブリッジ駒のオクターヴ調整だが、一々弦を緩めたり外さないと不可能なヤツはやはり面倒だ。
が出来てしまうから平気かっつうとあまりそうでは無いのが多数派で、少しでも傷付けたり劣化させるのが嫌だったら魔でやるにしてもそれなりの工夫は必須だ。

正規の方法は他所で幾らでも公開されてっから、リスキーで不完全だがここでは敢えてスーパーずぼら君向きのを一寸紹介しとこう。
先にリスクへ触れとくと通常弦は各々の使用張力に合せて作られてるから、なるべくならそれを越えないのが望ましい。

だがエレキ弦では弦次第で最大で1音半位迄のチョーキングは考慮されてるだろうから、一時的に少し張力が増加したってそんなに問題は無い筈ってのを魔用致す。
只ブリッジ部は結構弦に角度が付いてるのも少なくないから、その場合は最新の注意並びに余計な折癖を付けない配慮が要る。

を一応踏まえた上で駒を移動させる間だけ、何らかの手段で弦を駒から浮かせられればね。
如何にもな邪道な手段で御座居ますが、それでも全負荷が掛ったままで強引に駒を移動させるよりゃ遥かにマシざんす。

アタシャ杜撰大王ですからそれすら大勢に影響が無きゃサボったりもしてるけど、駒の載ってるブリッジプレートに付く傷だとかネジが曲がるのを無視しても別の重大なリスクがあるん。
それはナットかネジか六角か+か-かオスかメスかに一切関わらず、万一ナメちゃったら一大事だからなん。

珍妙な話しだが同じズボラでも富だったらスルーかもだが、貧だとお金の掛かるのは少しでも必死に避けなきゃなんないんでね。
幸い現時点で完全にやっちまったのはまだ無いが、少々怪しくしちまったのは少なくないん。💦

んでそんな杜撰体験から学びになったのは、頻度も含め体験値が低いとそのままでは気付けないって処。
メーカ側がなるべく丈夫に作るのは半ば使命で、しかしそれ故不手際をしても一発で壊れなかったりするから誤認し易いのよ。

って事ってここからネジ案件にフォーカスしてくが、ドライバで回すヤツのはネジとドライバの角度が結構重要だす。
余程酷いのじゃ無きゃ調整時の配慮はされてるが、演奏性等の方を優先すれば万全から遠のいても致し方無い。

すると巷に溢れたタイプのドライバが、長さや太さで何処かに干渉したりは良くある。
それであんまり角度が付き過ぎると、折角弦の負荷を避けといても傷める率が結構高いん。

一方Fender系の六角レンチを使うヤツの典型障害は、汚損からの錆び付きで回せなくなるのだろう。
ドライバ使用が厳しい程小さくて六角にした位だから、ナメるってば超小型の六角穴のが最も弱い。

しかも残念なのはミリとインチの両規格が存在してるが、精度次第じゃ規格違いのでも回せてしまったりする。
私的には狭隘で清掃超困難箇所へそんなのにしてるのは嫌いで、音色的に好ましい駒材のに限って腐食を生じ易いから質が悪い。

大元は価格ではあったが今一Fender系を好きになれない元凶で、最近リッケンベースのがFender式のに変更になったのも俺としては頂けない。
調整の自由度の点では嚆矢に違いないが常時ブリッジに手を乗せたり頻繁にハンドミュートを使う人と、そうでない人とでリスク差が生じるってのに何か差別的な感じがするんだね

<つづく>

2022年5月23日 (月)

音楽備忘録1012 中古楽器 体験的実情編⓫

今日のお題本来なら整備の苦悩編での方が相応しいが、現状殆ど手付かずなので先にこっちへ全体の感想を記す事にする。
例の預かり品の続きでドラムマシンが4台もあったんだが、どれ1つとして正常運転出来なくなってたのには少し驚かされた。

元々状態不明で駄目だったら廃棄OKって条件ではあったけど、その中で新しい方の1つ位は少しは動くと思ってたんだけどな。
電子系のは以前から長く休眠させたりすると接触不良等で不調を来し易いのは体験済みだが、折角電源は無事入るのにどれもマトモにゃ鳴らなくなってるとは。

恐らく最大の主因はSW類の接触不良とかだろうが、目に見え難い不具合の出易さは電気楽器等とは段違いなもんだわね。
さてその内訳はっつうとKORGのが3つで年代順にKPR-77(’83),DDM-110(’84),DDD-5(’87)、あとの1つがBOSSのDR-220A(’86)。

この内頭のKPRだけがアナログ音源で、他は全て12bitのデジタルサンプリングだった。
私的にはここからがそれなりに貴重と思ってるが、常識に反して新しい目の程状態が悪かったってのがね。

って新しいったって最大でたった4年の差、経年40弱からしたらそんなの関係あるのかって位なんだけどさ。
それが最も軽症にして最古のKPRの不具合は半ば必然的に経年なりのガリ等も含まれはするが、何らかの理由でテンポが異常に速い領域だけになってた処。

当然このままでは使えも売れもしないので要修理ではあるが、内部電子回路のディスクリート率が高いのと運良く回路図が手に入ったから現時点では治癒の見込みがある。
それに対し他の3つはプリセットパターンの演奏すら出来ず、DR-220A以外は所謂service munual(大抵は回路図も付属)の無料入手が不可だったから道は途絶えたと見て良い。

ヲタの一部には半端な12bitサウンドを欲しがる者も居るらしいが、そんなお拘り氏には完璧に近い状態じゃないと見向きもして貰えないだろうな。
処で少し前に3連載した電子楽器の選び方でも述べたが、音色ってのは時間が経過する程その影響が大きくなるんだとここでも痛感したよ。

今やPCやスマホで16bitサウンドがいとも簡単に無料で得られるとなると、Lo-Fiを狙うにしても12bitは半端でイカンどす。
どうせならFairlight CMIとかファミコンのみたいに8bitの方が潔く、俺所持のも含めかつて半端な12bitが普及してたのはコストが最大の理由だ。

何せ演算量が16bitは12bitの16倍も多いんで、一般普及黎明期ではこの差が全てに大きかったん。
当時としては特にサンプリング物だと12でも8よりゃ遥かにリアリティがあって、耳が今程慣れて無かったからか12と16の差が価格差に見合わなく感じてたのは多分俺だけじゃない。

けれど今になってみればどうせバーチャルにしたって12じゃ偽物過ぎで、それでいて過去機の殆どは全くLo-Fi意識を持って無かったからねえ。
却ってちっともDrumっぽく無くても、記事中最古のアナログ音源のの方がまだ存在価値が残存してると実感させられたんだ。

個人的にはデジタル機器はジャンクの取れ高が悪いので微妙で、カスタムIC・LSIは他にほぼ転用が利かんからねえ。
かと言って非汎用デジタルのは確認取れ済みの健全部が無いと、ジャンクでも捨て値且つ買い手が付き難いからバラすしか無さそう。

<つづく>

2022年5月22日 (日)

音楽備忘録1011 電気楽器の出力インピーダンス⑥

前回対抗馬のローの話しを先にちゃんとしたんだから、今日はハイ教の説教を訊け…と迄は申しませんがね。
他人様の好みにゃ干渉しやせんが雑音レスに猛進するなら、今時はもう電気楽器自体をお止しになった方が遥かにお得ですから。

勿論不利を覚悟の上でなるべく低雑音にってのも駄目じゃないけど、安定性でも劣る等他にも色々御座居ます。
では俺みたいにもっと不利なハイインピで行こうってのはどうしてかったら、大抵は欠点より長所を尊重するからでせう。

その長所の中で最近私的に最重要視してるのが真空管との併用で、楽器としての音楽性能で比較するとそれが最優秀だからなんだ。
それも楽器→ハイインピ→球の場合で、例えるなら喜怒哀楽の豊かな人間らしい人って。

ここがローインピになると差し詰め建て前人間になり、球不使用にすればサイボーグ。
Lineにすりゃアンドロイドで、打込みにすると2次元化するって若干大袈裟かも知れないがそんな感じかな。

上手に逆手にとればテクノとかでわざと非人っぽくするには後者のも乙だったりするが、感情表現の道具としては余計な制限は付かない方が良か。
あと私的にはシンベも打込みもと手段を選ばんタイプなんで、尚更良い意味で差別化を図りたいってのもあってね。

一旦個人から離れると未だにほぼここにだけハイインピが生き残ってるのは、現況他の手段で同じ音や表現が得られないからなんす。
一典型例として食品では、拉麺やカレーってインスタントも幾らでもある。

のでインスタント化が未達のは手作りであるのはそれでってなりそうなもんが、味とかの都合で案外そうなってないでしょ。
その中でインスタント化困難なのが電気楽器だと、楽器→ハイインピ→球の場合なんでやんす。

楽器の場合でインスタントってぇと打込みとかが値するが、その界隈にはどんなに探したってハイインピ出力のってのが見当たらない。
せやからそんなのにだと球を繋いで効果があるのは、せいぜい歪んだ音色にして良い際の音色程度止まり。

加えてリッケンとかみたく一時期EMGからロー専用のが出てた気もするが、Singleサウンドハムバッカーすら出て無いのだとさ。
運悪く!?気に入ったのがSingle Coilだった中でお拘りさんには、僅かであってもPUの構造が変れば完全同一とはなってくれへんから無理とか。

只俺言いハイ教信者はロー教の人より雑音に鈍感かったら案外逆で、寧ろロー教の方が保険掛けてるからって気を付けないで運転してる人が多いすよ。
近年は煩わしさと一般人にもローが普及したからだろうが、黎明期は超業務用だったからそもそも普通のシールドで繋いだりなんてしてなかったんだぜ。

Gison Les Paul professional(元は作者が自分の録音用に開発)とかオリジナルAlembicには、業務用音響伝送では標準のキャノンコネクタが付いとりましたがな。
つまりMicケーブルと近似の平衡送りになってて、一度楽器の外へ出たら一切雑音は寄せ付けません仕様になっとった。

トドメを刺しちゃえば電磁Pickupってのが、そもそも不要雑音を完全に隔離は出来ないシステムでして。
少なくとも俺の場合は前回述俺言い「ちゃんとシールド」施工したら、雑音面では取敢えず合格レベルを超えたんだす。

因みに多分概述のウチの休養君のLes Paul修理の際、未施工で試奏したら気になったんで引渡し前に追加施工しやした。
ハムバッキングPUも金属カバー付きPAFだから、ハイインピPUの中では最も雑音耐性の高いヤツだったんだけどね。

<つづく>

2022年5月21日 (土)

音楽備忘録1010 中古楽器 整備の苦悩編➓

億劫がってるウインドシンセはせめて表面ベトベトケースを拭いてみるかと二の足を踏んでたら、注文しといたボンドとカシメがとっとと届いて救われた!?。
多少先延ばししようがどうせ近々にどれも処理しなくちゃなんないが、気分の影響ってのも結構あるじゃないすか。

わ早々に兎も角ギグバック穴塞ぎの件って、それが済めばTalboを純粋に売却手続きへ進めらるんだ。
何処に出すにしても先ず撮影が必要で、その方法も探り始めてるんだけどね。

1つでも被写体が仕上がらないとテストも出来ないし、作業空間確保の為に手の届き難い場所へ押込んどくのも出来ないんでさ。
して作業は一応想定通りに進んだが、このままだとエンドピン箇所が一重ってのが気になり出した。

元が何らかの理由で意図的に穴開けしたなら別だが、擦り切れたりしたんだとしたらもう一重位は何か重ねときたい。
これに必要なのは面積は小さいからホントに端切れで構わないが、今回はボンドを乾かす間に修理したストラップのを充当してみた。

裂けたピン結合部をジャンクストック合皮から切出すと、元のが長方形だったから丸める角の部分の切落しがたまたま出たんすよ。
ってこれ穴塞ぎのと全く同じのから切出してんだけど、穴塞ぎ用のは丸めがもっと少ないから小さ過ぎて駄目だったん。

因みに外側のだって縫い付けるなら角ばったままでもOKなんだが、それなりに厚みがあるんで角があるとそこが引っ掛かって剥がれ易くなりそうで。
適性のある接着剤だからそんなにすぐには逝かないだろうけど、縫合より接着は多分瞬間的な力には弱いだろう。

こんなののテストは実際に背負って歩き回ったりするのが理想的だが、それで傷付けたり消耗させても…ハイごめんなさいホントは面倒臭いだけですよスンマヘンなぁ。
気を取り直して!?一旦ストラップの方へ行くが、こちらもニーズに対しては想定通りで合格だが2つ程今回は残念になっちまったのがあった。

前回たまたま上手く行ったから余計に方法や加減の記憶が薄かったか只齢で忘れたかもう分からんが、カシメの打込みが美しく行ってないのと若干の位置ズレが起きちまった。
前者は専用治具不使用なのが最大の罪だろうけど、前回施工時のと違うメーカのカシメなのも或は関係したんだろうか。

幸い固定度等は全くOKで見た目だけの問題だが、今後他人様のをやる時にはちゃんとしないといけなさそうだ。
一方後者の方が全く想定外だったが、後から振り返ると条件の違いがもたらしたんだろうな。

今回のも当初は裂けたのを取替えるだけと思ってたが、それを取り除いてみたら3つある穴の内2つがかなり際どい事になっててさ。
ベルト部材が前回のはビニールが主だったのが今回のは全部布で、両外の真ん中のより先端寄りの穴の先の編込みが殆どほぐれちゃってて。

分解前はカシメに隠れて見えなかって、でも発覚した以上はわざわざ低強度のままにしといてもね。
ってんで元より少し手前に新たに穴開けしたんだが、極力強度を落さぬ様押広げをメインにし過ぎたのがどうもいけなかったらしい。

そこへ持って来てしっかり止まっちゃいるが、良く見比べると表裏でどうもカシメの間隔や位置が微妙に合って無いぞ。💦
どうやら穴も広げる際にズレ・カシメは打込む際に少し斜めになったらしく、ニーズに足りててみすぼらしいとは貧杜撰大王らしい出来栄えじゃい。😢

<つづく>

2022年5月20日 (金)

音楽備忘録1009 Guitar調整の真実➊

中古楽器 整備の苦悩編でも体験中なのに際し、Guitar(Bassやアコギ含む)の調整で周知の進んで無いの若しくは誤認されがちなのへ言及してこう。
私的筆頭案件としては例えばRickenbackerのデュアルトラスロッド調整等がそれで、当節本邦の巷じゃ随分と腫れ物扱いされてたりする。

確かにお気楽には程遠いが、実際は一般的な1本物と極端に違ったりゃしてねんだけどね。
只深掘りすると伏線はあって1980年代前半頃にロッドの仕様変更があり、それ以前の旧式のは機構が普通のと全く違ったからその印象を未だ引きずってるのかも知れない。

ここでは実作業に主眼を置くんでメカ的詳細は割愛するが、旧型ロッドは微細な調整には優れるものの1作業での調整可能範囲がとても狭かった。
尤もⅡで別項述Moon JJ-5系の如く一般仕様のだって反りが大ききゃ、複数回に分割しないとロッド固定部を壊しちゃうだけなんだけどね。

故にネック反り修正は徐々にしか出来ないってのがもっと周知されてりゃ、あらぬ誤解は解けそうな気がするんだ。
では杜撰大王らしく逆側から眺めた魔のも付記しとくと、ネックの構造に依っちゃ無茶してもネック自体は壊れないで済むケースもあるってのを。

Fenderのワンピースメイプルのだと指板剥離は構造的に無く、Gibsonでローズウッド指板・マホガニーネックのではメイプルのよりゃ剥離が起き難い。
但しやはり無理をすれば↑以外の色んな危険性はまんま残ってるんだが、運が良いとそんなでなんとかなってしまう事もあるん。

けれどちゃんとしたやり方をしても↑↑のMoonのみたいに片側だけ反りが多い際、シングルロッドの方が格段に手間も掛るし修正が困難なのだ。
そう云や極最近何処かの正直で親切な記事で初めて目にしたので、「1回の反り修正につき半回転迄が安全圏」ってのがあったな。

目安としてはとても良いのに今迄何処も掲載しなかったのは、例えば力尽くで目一杯締められたばかりなんて場合にはそれでも危ないからなのかな。
たまたま運良くギリギリセーフで崩壊しないで居た場合、何処へどんな僅かな刺激が加わったってそりゃ逝っちまうからね。

結局最終的には現状把握の正確さが重要で状況判断が要求されるが、半回転に加え修正間隔は最多で日に1回ってのの2つ位はもっと周知徹底を図るべきなんじゃないかな。
楽器になってるのを「死んだ木」なんて言う奴も居るが、それは植物としてであって構成材としてホントにそうなってたらきっと全く響かないし微動だにしないさ。

確かに自然治癒とかは全く期待出来ないが、徐々に変化したり適応する能力はある程度残存してるん。
ので仮に常に専門家に委ねるとしても、普通Guitarには自動車の整備手帳みたいなのは無いからね。

持ち主が全く無知で無情報ってのは、俺はリスキーだから感心しないよ。
とは言えあらゆるタイプの使用者が居るのを考えりゃ、極力シンプルでダイレクトな方式の方が優れてはいる。

だがFender系の殆どのみたいにネックがデタッチャブルなら最悪時は交換可能だが、セットネックやスルーネックではそうは行かない。
それからすればユーザーに世知辛いのはネック交換不可なのにシングルロッドので、長く使い続けたい者にとってはデュアルの方が親切なんじゃないかな。

まあたかがエレキ如きに長寿を求める人は少数かも知れんが、木材とその組合せで大当たりが出る確率はそんなに高くない。
のからすると当初の扱い易さ・コスト・製作工程をケチり過ぎるのは考えもので、この辺はClassic系生楽器比では歴史の浅いのが災いしてるのかな。

<つづく>

2022年5月19日 (木)

音楽備忘録1008 中古楽器 体験的実情編➓

今の世の中じゃ何でも先立つ物が全てだから、幾ら頭で分かってたってそうそう理想通りには行かない。
けれど掛けた予算の回収率だとか後の処遇で、並行別項みたいな
苦労を強いられれば誰だってもう少し考えてみるんじゃないかな。

楽器だって消耗部分の多いのもあるんだけど、他の日常品と比べたら↑みたいな「その時」を迎える機会が普通は少ない。
それ故分からなくたって知らなくたって仕方無いけれど、だからこそ俺みたいなのは大いに吠えとこうと思ったんだ。

経済と後の手間のバランスで考えてくと、最も割の良いのは所謂「新古品」になる。
但し外見では無く内容がで、逆に飾っとくだけだったら見た目だけ綺麗なら実際にはマトモに弾けなくたって構やしない。

最近の個人的悲報としてはってこっちが気付くのが大巾に遅れただけだが、海外物は新・中古問わず価格が高騰気味だ。
なので幾ら俺なんかが吠えた処で実現性がより下がってはいるが、本来欲しいのが「本家物」なんだったら半端な妥協はよりしない方が良い。

普段杜撰大王を名乗ってるのは世を忍ぶ仮の姿!?で、真に大王なのは貧の方だ○×△□…。
だからこそ長期面も含めての最安をひたすら追求せざるを得ず、かなり極端ではあるがケチる若しくは急ぐなら弾ける限りで最も安いので我慢するのがお勧めだす。

楽器も普通に売ってて買えるのって商業理論に翻弄されてて、現物はまあまあでも無名な為に価格設定が低いのも少なくない。
一寸別分野&概述だがかつてロシア製の真空管で実体験ありで、その時点ではほぼ無名だったが為にSvetlana
は超お買い得だった。

俺じゃ無くても殆ど誰も実力を知らなかったのに買ったのは、秋葉原で大昔から行きつけにしてた球屋のオヤジさんの言葉を信用してだった。
今や絶滅寸前になってもうたが数より信用を売る商売をしてる処だと、ある程度以上内実を把握してからじゃないと陳列しない。

リアル楽器店から遠い方には不利でスマンが、低価格のになる程現物に触れずに買うのは危険だ。
暇潰しの玩具としてならゲーセンで結構使っちゃった感覚で試すのも良いが、幾ら安くてすぐ手が届いても「遊び終ったら¥0」の覚悟が必須ざんす。

なので例え仕事迄行かず趣味のだったとしても、道具なのであれば使えるかどうかが全てなんす。
私的推奨としては多少畑違いでも構わないから、初心者の内は弾ける人に同行して貰うとやはり安心だ。

楽器の見立てスキルを上げるのは何たって経験値ではあるが、楽器屋じゃ無く音楽を目指してると中々そこにだけ時間を使ってなんて居られない。
ので例えば今演りたいのはアップテンポなのでもスローな曲も一寸試奏しといてみるとか、知識アシストは少しでも多い方が良い。

もしこれを読んで役に立つなら嬉しいが、その人には何が一番足りないかはリアルで様子を伺わないとどんな達人にだって最適化は出来ない。
当分の間はコロナが収まりそうにないんで是又苦しいが、事前事後相談よりオンラインでも良いからリアルタイム性は高い程効果が大きい。

とまあ結局は金をケチる分手間は覚悟すべきってなもんで、十二分なスキル獲得以前には楽して儲けるスタイルってな無理な相談だ。
けれども流行等の影響で実質より低価格になってるのの方が多いんで、上手に探し当てられるとかなり想像より経費圧縮の他案外長持ち(購入者の興味含む)させられるもんなんだ。

<つづく>

2022年5月18日 (水)

音楽備忘録1007 電気楽器の出力インピーダンス➄

再三の念押しになるが筆者は決してローインピ否定派では無いし、一時期は頻繁にこれからだって適してると思えばローインピも使うだろう。
だが「電気楽器の表情の癖」等としては別物との認識が要ると考えてて、尚且つ方式的特徴が顕著なのはハイインピの方だってのを是非周知して欲しいんだ。

と言いつつ今回は敢えてローインピ信奉者へ助け舟みたいなのを出してみようと思うが、決め手になるのは「常時アクティブタイプ」(つまり常にローインピ出力)であるかどうかだ。
別項で掲載中の預かり品整備の中でエレキBassにそんなのがあり、そいつはPUの他アッセンブリ全体がbartolini製のセットになっていた。

この様な設計のは絶対値としてはらしさではハイ仕様のには及ばないが、設計主想定がパッシブのPUでローにしてるのとはそこそこ違う。
元々の設計思想が逞しさとかよりゃ美しさへ振ってるとは言え、俺言い「相手を選び過ぎる表現力」しか持たせられないのでは汎用性に難が出過ぎる。

そこで音質自体は兎も角強弱や音色変化の巾等については、なるべく一般的なローの淡泊さが露呈しない様に作られてんだ。
のでハイインピのマイブーム中!?でも多分無理にハイ化すれば劣化の方が大きいだろうから、そんな設計のはローからハイへ変えようとは思っていない。

理想としてはハイのローインピのより豊かな反応や表現力のままで雑音を減らしたいが、残念乍ら現時点でそんな都合の良い話は存在しない。
でこの先道が二手に分かれるんだが1つは多少の淡泊さを容認して常時アクティブタイプにするのと、もう1つは例えばSingle Coil音色のハムバッキングPU等を利用するってのだ。

俺が常用してるリッケンみたいなのだと音色存置タイプハムバッカーが未出だが、昔に比べると随分種類が増えたからね。
しかもローインピでもSingle Coilのままのは確かに雑音耐性は上がってるが、運悪く拾ちまったら↑と違ってそれをキャンセルしてくれる機能は無い。

なのでもし超ワイドレンジ化の為にローインピにしたいんなら、先ずPUがハムキャンセル機能付きのにしとくべきなんじゃないかな。
近年の常時アクティブタイプはほぼ当然の如くそうなってるが、古いのの場合は一応確認が取れてからの方が良いかも。

そして私的には更にそれ以前に吠えときたいのが、PUやコントロールのキャビティがキチンとシールドされてるかだ。
これ電気楽器界特有の悪癖典型の1つってなもんで、ローインピのですら音響機器で回路部をシールドしきって無いのって雑音を気にするのだと他じゃ滅多にありゃしない。(確かにハイのの方がより必須ではあるが)

因みに実用上問題になる事は必ずしも多いとは限らんが、ローインピっても電気楽器のは概述スピーカみたいな俺言い「真性ロー」には全く及んでいない。
故に電気楽器の程度のロー位じゃ、原理的にシールドの方が遥かに効果が大きいんですわ。

要は雑音耐性には優先順があって、シールド→ハムバッキング→ローインピとなってんのさ。(実際にそう云う順番で進化して来てるね)
別に公道とかじゃねえから追い越し禁止とかねえが、幾ら抜いても簡単に抜き返される隙だらけじゃ勝てねえぞって話しずら。

<つづく>

2022年5月17日 (火)

音楽備忘録1006 中古楽器 整備の苦悩編➒

可能な範囲で色々並行して作業して来てるが、遂に部品等不買のままでは埒が明かなくなって発注に勤しんでる処だ。
その中で今日手古摺ったのがビニール用ボンドとカシメってので、数年前は至近の大型スーパーで買えたのが何時の間にか扱わなくなっててさ。

3回目のワクチン接種の外出ついでで溜った所用を解消しようとして、当てが外れて疲れも
ひとしおで御座った。
これの目的はストラップと前回後部述ギグバックの修理用で、前者はストラップピンを挿し込む穴の部分から革が裂けちゃったからだ。

俺みたいな古株になって来っとストラップの劣化も中々様々で、消耗・故障個所が物に依って違うのが少なくない。
その中で体験的にベルト部はそこそこ丈夫なのに、接続部が弱い廉価品が結構あってね。

Bassで長年愛用してたのの修理で知見と実績を得たんで、従前の付け焼刃を止めて真面目に再生しようとしてたんだ。
布製のは糸で縫合するのも可能ではあるが、殆どのはカシメ止めになってたからその穴からほころび易い。

ではその部分を切断してとなると物に依っては短くなり過ぎるので、元穴を再利用するのがどうやら最も合理的らしいん。
尤もかつては革(合皮等も含む)のジャンクストックが無かったんで無理だったが、折を見て不要壊滅バッグ等からコツコツ素材を集めといたん。

でその素材が後者の穴塞ぎにも向いてそうなんだが、一切分解せずに直すには外側から貼付けてやるしかない。
最近のだと表面が織物状態のも少なくないが、昔のは90%以上外は偽革なんでビニールボンドが要ると。

以前からそれは分かってたんでストックしといたんだが、いざ使おうとしたら何だか押しても待ってもチューブからちっとも出て来やしない。
完全未開封だったからまさかとは思ったが、賞味期限みたいなのは全く未記載なのに駄目になってやがった。

ほんで仕方ねえからと思って店に行ったらどっちも見つからんし、店員に訊いても以前売ってたのすら知らない始末で。
で仕方ねえⅡでネットで漁ると何故かヨドバシカメラで扱ってて、もしかしたらそれが原因で売行き落ちて止めちまったのかな。

今はマイ自転車が消耗廃車になって以降代車未投入だから行かなくなったが、昔だったらそんなに遠くないから新宿西口迄ひとっ走りしてただろう。
全盛期は毎日50km走行とかしてたし…わ流石に中坊の頃なんで兎も角、廃車原因の変速機が折損した時だって秋葉原からの帰路だった位でして。

そんな地域で送料無料化されればさもありなんで、俺の日常での異業種人とのコミュ不足が裏目に出たか。
わもう発注したんだから届いてからにするとして、預かり品の中でも珍しさ1・2を争いそうなAkaiアナログウインドシンセの状態検査を漸くしてみただす。

現時点で管楽器系統は守備範囲外なのもあって先延ばししてたが、折角勇気を出して吹いてみたものの全く鳴らない。
最初は吹き方が悪いのかのも思ったが何をどうしても駄目なんで調べてみると、黎明期コントローラ(EVI1000)のセンサ寿命は10年程度なんだそうだ。

それ以外の部分はどうやら健全そうなんで、可能ならセンサの生存確認をしてみるつもり。
私的に惜しかったのが音源部(EWV2000)にMIDIがOutしか付いて無かった処で、Inがあったら確認が簡単になるし音源としてウチでも使えたかもしれない。

<つづく>

2022年5月16日 (月)

音楽備忘録1005 電子楽器の選び方③

では例示達人の残りを続けるが、ここでは敢えてStevie Wonderには触れない事にする。
彼はシンセではBassであんな自由に奏でたのの元祖なんだが、自由に扱う自体は最初のハーモニカから既にそうだったんでね。

何れ機会が訪れればその時にとして、ファンの方には申し訳ないがSteve Porcaroもサクッととっとと済まさせて頂きたい。
私的に彼の特徴と思ってるのは「Stringsみたいに使えるほんわかホーン系音色」で、単なる音色の系統の他にポピュラー系アンサンブルでは隠れた大きな特徴があった。

生のラッパだってホルンとかを優しく吹けばほんわか自体は出せるが、尖ったGuitar・爆音Drum・攻めたBassとご同行となると何吹いてるかが殆ど分かんなくなっちまう。
そりゃシンセで出したってエキセントリックな音色の程突出はさせられんが、生のみたいに完全に埋もれるのは回避出来ててさ。

普通は目立つ部分でシンセじゃないと出せない方に気が行くのを、逆に活用してた処を俺は評価してんだ。
弱そうだけど実はそこそこ強い音って、中々他の楽器じゃ出すの難しい。

そして敢えて一般にはレアであろうChris Jasperを本命とてして綴るのは、黒人系Soul出身グループでホーン不使用アンサンブルだったからなのだ。
音色的には露骨な代用のは一切使わず、それでいてホーン入りのよりもっとFunkyにしてたのって今でも解析し切れないよ。

俺は未だにTower Of Powerのホーンへの憧憬が捨てきれずに居るが、良く考えると音色だけじゃ無く特別上手いのが集結してないとああはならないんだけどね。
ついせめて音色のエッセンスだけでもって執着しちゃって、でも実際は遥かに及ばない半端な音色になっちゃったりしてて…。

それで今改めてJasper氏の音色を聴き込んでみると、幾らもラッパっぽいのは無いけどどれも音色がかなり高品位だった。
音色のみならずホイールだってそれなりに上手に駆使してるが、全体傾向としては前回Jan氏とは逆パなのかな。

あのこんなタイミングで言うのも何だけど、俺って根では特に黒のが好きとかそう云うのは別に無いんだ。
にも拘らず黒系で結構心酔してるのが多いのは、ムードの素晴らしさに図抜けてたからなんだ。

The Isley Brothersは人種やジャンル以前に曲のクウォリティでやられたが、アンサンブルのムードの点では曲以上に孤高と感じられてね。
ムードってば最初に気に入ったのはAl Greenの居たHi-Recordsのだが、こっちは音質的にはLo-Fiだからそれが嫌な人には駄目かも知れない。

自分でも楽器とかやる人だったら、もし彼等が貧じゃ無かったらって想像も利くだろうが。
この件体験的には惜しいもんで、何故か最高のムードとHi-Fiって中々共存しないらしくって。

この面でIsleyとJasper氏の音色ってのが、私的には例外的最高峰に位置してんだ。
本項例示達人の中ではシンセの常用は早い方じゃ無かったし、奏法も音色も独自開発のは多くないんだけどさ。

流行とか時代性抜きで音色評価した場合、彼のが最も今何処かに加えても問題無い感じがすんねん。
それできっとHip Hopの「元ネタ」にもなったんだろうが、だから新旧や珍しさより電子でも楽器だと「音の良さ」が最重要なんじゃないかって…。

<ひとまず終了>

2022年5月15日 (日)

音楽備忘録1004 中古楽器 体験的実情編➒

お次は一旦電気系統の方へ行くが、一応先にGuitar類以外のにも触れとこう。
アナログ(非バーチャル)な部分はどんなのでも劣化や摩耗が付き物で、その点では交換可能かどうかが最初のポイントになる。

もしヘタってるのが多い目だと費用も手間も面倒ではあるが、もっと深刻なのがデジタル(主にバーチャル部分)の劣化だとその復活はかなり困難なんだ。
これにはそのSW等も含まれるのが少なくなく、SW自体は純アナログ部品なのに軽く考えてるとエライ目に遭わされたりする。

理屈的には少しおかしな話しなのにそうなっちまうのは、SWが汎用規格品じゃ無い場合がかなり多いからなんだ。
アナログだと単体ON/OFF単機能以外のSWも必要な事があるが、デジタル回路では「繋ぐ・繋がない」でしかも瞬間的なONしか要らないのが主流。

そうなって来っとTVリモコンのボタンのみたく、基板に印刷したのへ導体をボタン裏に付けといてそれを押し付けるみたいな構造が可能になった。
んでその接点の規格が殆ど同じのばかりで良いとなると、夫々を一括で作っといて組み立てる方が色々メリットが多い。

んが惜しい事にその配列や数に汎用規格なんて事実上無きに等しいんで、その物ズバリの交換品が入手出来んと実際には交換修理が出来ねえのよ。
仮に大幅改造を覚悟しても元が個別固定が不要で空間余裕が無かったりするんで、コスパも含め無理に復活させるより生きてるのを探す方がマシになんねん。

本来なら交換容易な構造なのに何とも勿体無いが、広用途3Dプリンタでも持って無い限り部品の自作の可能性も無いからさ。
なのでまだ製造販売してるのだったらケチって部品売りの無いのでも、割高でもメーカに出せば何とかなるだろうけど。

そんな調子なんで個人的にデジタルのだと、PCみたいに規格化度が高く内部も分割交換の可能なのには手を出す。
が、固有度・一体度の高いので不安のあるヤツには尻込み一辺倒になってるよ。

それからしたら部品自体のビンテージにも拘ると何だけど、そうじゃ無かったらアナログ系や非デジタル楽器の電気系の不具合なんて可愛いもんですよ。
又一部概述で飽く迄私感だけど特に電気系のビンテージ部品では、ある特殊なニーズが無い限りは全くお勧め致し兼ねまする。

その特殊ったら「適度に劣化した状態」のが欲しいなんてので、但し長期間状態を維持するのは無理って覚悟付きで。
10年以内位だったら余程不適切な材料を使って無きゃそんなに変容はして無いが、50年とかになると流石に全く無事ってのは極少数派。

しかも残念な事に昔の程総体的には材料の「安定期間」が短いんで、買う時点では合格でも最短1年かそこらでガラッと変わっちまうなんて悲劇も。
なので決して他人の好みに介入はしませんが、極短期間しか使わないとか以外ではそんなのに手を出せば少なくとも得は出来ないんす。

この際だから更に追打ちを掛けとくと、昔のになる程そもそも規格の精度の問題ってのがあってさ。
最近のしか体験が無いと想像困難だろうが、大昔のってそもそも新製時から驚く程個体差があったん。

なので仮に○○さん本人に徹底的に迫りたいなら、本人の現物に触れて色々測定でもせんと幾らも当てにならんのどす。
つまり型番やスペックより音やその反応で近いのを探す方が賢く、大抵はその方が目標に近付けてるんすよ。

<つづく>

2022年5月14日 (土)

音楽備忘録1003 電気楽器の出力インピーダンス④

再度電気楽器の方へ戻っていよいよ私的本命の登場、耳聴き音色的には歪んで無くて物理的には…に大いに関係してるヤツを。
拙ブログ近回で↑自体の効能は強弁したが、それを最有効化するには楽器出力がハイインピーダンスじゃないと駄目なんだ。

ここ迄断言するからには十二分な失敗体験があって、って自慢してどうするってねぇ。😓
俺がローインピ化に興味を持ったのはオーディオ由来の他、劣Live環境と劣化弦の誤魔化しだった。

幾ら貧でも3つ目のは随分酷いもんだが、何時切れるか分からん奴を切れる前に交換する罪みたいに感じちゃった時期があってさ。
石橋を叩いて渡ろうとして万一叩き壊しちまえば…、想定外のタイミングで切れた際に予備が枯渇してたらもっと困るやんてね。

それは兎も角俺が出られる様なLiveではAmp歪ませが無理なのが殆どだったんで、宅録主体の今より件の弱点が問題にならなかったし気になんなかったんだ。
もしかしたら実際はこっちが勝手に思ってただけで、聴いてくれてる側には?だったかも知れないが。

加えて本職はBassの癖に諸事情からGuitarでの出演も結構多かったんで、冒頭記の音色の要る場面が少なかったのも不味かったか。
けれどGuitarの分は宅でならAmp録りで行けるから済んだが、Bassの方は概述の「部屋雑音」の都合でそれが出来なくて問題が雪だるま式に肥大化しちゃってんだ。

第一段階ではLine録りでも微歪みさせてみたが、淡泊さやひ弱さの解消よりLo-Fi化の方が大きかった。
ので第二段階ではHi-Fi化対策としてローインピにしたのを喰らわせてやったが、不要刺激倍音が増えるだけで却って悪化。

今では俺考案の自作魔回路球プリとハイインピでどうにか克服したが、↑の時点でローインピの方が「耳に歪んで無いけど…」には向いて無いのを知らされたとね。
ローの方が歪んだかどうかが分かり易くなるってな、本来は信号伝送がハイのより上手く行ってる証拠。

けれどハイ特有の曖昧さも逆手にとれば「中間領域」が広い訳で、是又正規音響理論には反するが何故かそれ位のが最も存在感が強くアンサンブル内では埋もれ難いんよ。
分かってる範囲でその秘密をここから晒してくと、非単独になるとその分含有量の少ない成分は聴こえなくなる。

レンジ広さや端の部分を強調したくてLineで拾えば改善は可能だが、「その楽器の音色」としてのバランスを逸脱する程は増やせないから限界がある。
それに対し本件の音色では良くて隠し味程度の含有量にしかならないが、僅かでも歪めばそれは主に高調波成分だから倍音とその種類は増加している。

楽器固有の音色って点では是又概述俺言い「目立つ倍音」が大切だが、それだけでは運悪く他パートの同一成分が大きくなった時こっちは何も無くなってしまう。
見えたり隠れたりで構わんのならそれもアリだろうが、安定して「そこに居る」じゃないといけないのにはそんなじゃ困る。

何処かに「他のどれも出してない音」が入ってりゃ、「居るらしい」のだけは分かるって寸法なんよ。
上記を要約するとLine(ローインピ)は音響的にはHi-Fiになるが、ハイインピ比だと他の同居音の影響を受け易い
→より相手を選ぶって訳。

<つづく>

2022年5月13日 (金)

音楽備忘録1002 中古楽器 整備の苦悩編➑

今回多分最も作業箇所が多かったのはTokai Talboで、最少で済んだのがCASIO MG-500であった。
後者も初対面時にはSW類に接触の今一なのがあったんだが、調整や検査で弄ってる内に何時の間にか平気になっちまった。😵

ので杜撰ってば相当杜撰寄りだがオリジナル状態の方を優先!?し、お金を掛けない事にした。
最大の売りだったMIDI関係が健全なのと消耗の少なさは特筆物だが、もう現況のニーズではボディシェイプの奇抜さが唯一かも知れないんでね。

さて前者の方は常時アクティブ化されてたが、前オーナー自身が切替SWのポジションのメモをソフトケースのポケットに忍ばせといた位の状況でさ 。
組合せの他フェイズシフト(位相反転)からコイルタップ迄と、それを4回路6接点ロータリと2つのスライドSWに担わせてあった。

SW自体かハンダ不良かは不明だが調子も良く無く、幾ら何でもメカヲタに走り過ぎてる嫌いがあった。
恐らくワンタッチ切替えを目論んだんだろうが、今どうなってるかがどうにも把握困難。

この手の問題って往々にして技術者度と奏者度のどちらが高いかが影響してて、しかし誰が弾こうと本番奏者最忖度でないと使い辛くてアカンねん。
予め決めた通りにしか弾かないなら未だしも、アドリブを多用すると分かり難さは生本番時には命取りになったりすんだ。

どんなに綿密に計画を立てても本番にはハプニングが付き物で、それが自分達以外の場合にはこっちでコントロールは出来ないのも少なくないからねえ。
そこで回路構成の単純化は当然として、アルミボディの特徴を生かすには音色はブライトな方が良いのにパッシブに戻す事としたのは何故か。

っつうとハイインピでブライトに出来る方が、他では真似出来ない芸当だからだ。
原型がパッシブだったのもあるが、全数交換されてたPUがシングルサイズハムバッカーだったのが決め手になった。

で穴だらけピックガードの処遇を先送りしたにも関わらず手古摺ったのは、3つの内1つだけ方式の違うPUだった処。
フロントとセンタのはスタックタイプ(コイルが縦積み)に対し、リアだけ普通の横並びでいてその2つの巻き数が違うのでね。

それでかノイズキャンセル効果も肝心のリアだけ不完全だったんで入替えも思案したが、リアのだけ癖が強いヤツだったんで中止。
これ最初はリアはDIMARZIOなんでこっちを信用してたんだけど、配線を直して試奏してみたら明らかにフロント・センタの正体不明君達の方が素直且つ音が良かって。

好み次第じゃDIMARZIOに罪は無いんだが、アルミボディの特徴を最大限に発揮させるにはシングルコイルらしい音色の方が向いてるしね。
処がPUカバーの刻印からは石橋楽器のプライベートブランドのらしいが、幾ら調べても何処で製造されたどんなのかが分からない。

そのものズバリじゃ無くても同等品か手持ちがあったら入替えを試しただろうけど、相性不明のまま買うのはおっかないから中止。
加えて従前になってたコイルタップも巻き数違いのせいで、効果と組合わせ時の相性が悪かったから是又中止。

となってピックガードを作り直すかどうかに差し掛かった処で、ソフトケースの底部に穴があるのを今更発見。
足が付いてたのが取れちゃったのか何か別の長さギリギリのを入れる為にそうしたのかもう分からなくなってるが、これは最低でも塞いどかないと不味いだろうな。

<つづく>

2022年5月12日 (木)

音楽備忘録1001 電子楽器の選び方②

ほんだば今回はJan Hammerだが、使用楽器や奏法詳細には大して詳しくも無いのに行っちまえっと。
今でも俺の鍵盤の腕だと↑本家みたいなソロは無理なんでそこ迄は演んないが、一寸似た様な真似位はニーズ次第でかなり昔から拝借してんだ。

最近はグループ内に俺より鍵盤を弾ける奴が居なくなったんで、以前よりゃちったあ真面目に頑張ろうと思ってて。
それでJan氏の象徴的な部分はどうしたら近付けるか改めて考えてみたら、モノフォニック鍵盤が結構鍵を握ってたらしい。

現代感覚だと非ポリフォニックって単に単音しか出せないとしか思わんだろうが、俺言い「技術的必然由来のプチ裏動作!?」ってのの方が特異点だったりすんの。
今回の俺言いは過去最低の言い回しで恐らく殆ど誰もがサッパリでスマソが、複数の鍵盤を同時に押さえられるが出るのはその内のどれか1つだけってのがミソなんす。

ではどれが鳴るのかったら一番後に押えたのに優先権が与えられてるが、①②と押えてって②だけを離すと再度瞬時に①の音が鳴るんよ。
他楽器でも近接音階の俺言い「ピロピロ」みたいなのは普通に使われてるが、そのピロピロを極端に早く出来るのはタッチレスポンス等一切無しモノ鍵盤なんだわさ。

なしてそないなるんったら触ると離すだけで済むからで、しかも動かさなきゃなんない指が1本だけでOKだからなんだ。
力不要・ストローク僅少と指1本が共存してるのが、他の楽器じゃ中々無いん。

これに加えピッチベンドとモジュレーションのホイールも頻用してて、当時のシンセの弱点にはあっさり見切りを付ける代わり他ので出来ない部分をこれでもかと弄り倒してん。
音色自体は当時としてもベーシック過ぎる嫌いもあったが、その「音の動き」はかなり生々しかった。

因みに初期シンセの俺言い「超省力化鍵盤」を最も有効活用してたのったら、Weather ReportのJoe Zawinulが印象深い。
傍目には指が動かず「手で撫でてる」だけにしか見えず、両者共Classic Pianoがキッチリ弾けるからこその英断だったのかも知れない。

一面でこの生楽器との違いの熟知の部分は、今でも重要なファクターなんじゃないかな。
是又俺みたいな杜撰野郎を筆頭に、凡人は弾けない楽器をシンセで代用するのばっか考えちゃうんだけどね。

作り手としてはどうしてもここにラッパの音が欲しいとかで、音色とその組合せを求めるのは自然な事。
だがこっちが超劣化版Sonny Rollinsのつもりで安易に加えといても、受け手はそんなの知ったこっちゃ無い。

その中で音色で判定を下す人なら未だしも、吹き方や強弱等で判断する人には全く通じない。
だからって決して音色の重要性が揺らぎはしないが、奏でられ方で音色が色々異なった聴こえ方をするのも事実だからねぇ。

のでもし弾く方で絶妙な操縦が出来るとか出来そうなんだったら、音色よりも操縦性やその能力を優先した方が良い時だってあんじゃないかな。
俺としてはJan氏の音色はほぼチープな発振器みたい(失礼)にしか思えないが、あそこまで自在に音を動かせると生楽器に全く遜色無く音楽的に聴こえてたよ。

<つづく>

2022年5月11日 (水)

音楽備忘録1000 中古楽器 体験的実情編➑

満を持して本件では主役のGuitar類へ進むが、っつうのも他のと比べて木に加わる負荷に一寸特殊性があるからだ。
中でもネック部の引っ張られるのって、基本未来永劫一方通行な処がね。

スチール若しくはフォークギター以降のはだからトラスロッドって助っ人が加えられてるが、その位置は弦に対して諸事情等から大抵は殆ど線対称にはなっていない。
もしそう出来てればネックの負荷を長さ方向の圧縮力だけに留められるが、極端に高強度な指板でも付いて無いと仮想線対称にすら中々出来ない。

まあそれでもロッドの介助がある部分は良いが、俺知りではネックヘッドの先端からエンド迄のロッドが付いてるのなんて無いかんね。
そうすっとヘッド部や指板よりブリッジ側には修正機構が無い訳で、当初からそれが設計に盛り込まれちゃ居るが問題になる事もある。(特にブリッジ側)

並行執筆中の苦悩編で記した如く複雑な波打ち等が生じてるとそれは厳しいが、指板の付いてる部分の比較的単純な反りならば直せる場合も少なくない。
↑に対しその外側ので多少なりとも不都合そうなのだと、ウッカリ見落して買うと大変な目に遭わされる事があるんだ。

ネックがボルトオンのならボディ接触部とそうでない部分の境界線の折れだとか、セット・スルーネックのでは仕込みの折れ(ネックとボディの角度)は小細工じゃ一切通用しない。
せやさかいホントは「後からだとどうにも出来ない箇所」の不具合に細心の注意を払うべきなんだが、自分で調整等一切しない人に限って見落とし易いから危ねえんだ。

調整の段階から他人に依存してると「そのまますぐに使えるかどうか」で選ぶのは当然だろうけど、調整や交換が可能な部分だけだったら多少不具合があったってその分かそれ以上に安くなってりゃ損しない。
のが逆のだと最悪半年程度で使い物にならなくなったりするケースがあるから、実際には一切自分じゃ手掛けなくてもリペアマンにでもなったつもりの視点だけは必要と思っといた方が良いんですわ。

そしてそんな視点って是又並行別項で述の如く、俺言い「躾期間」終了迄はやはり必要でね。
心理的にはまだ買って数ヶ月なんだから、メンテの手間や経費なんてまだ掛けたくないってのはご尤もですがね。

この点では中古の方が楽器として言わば成人に達してるのが多いんで、経年劣化や消耗度さえ余裕があったら却って買って暫くは手間が掛からないん。
それ迄とは全く違う弦を張ったりすればそれへのアジャストは必須だが、状態の安定度としては急いで作られた新品には遥かに勝ってるん。

これが木製でも家具類とかだったら僅かな変形に大した不自由はしないし、やはり作り立てならマトモなのだと傷1つ無くて美しくて良い。
勿論楽器にその手の美しさを求めたって悪かないが、音楽の道具として問題があったらその方が持ち主は草臥れるの請合いだ。

ので俺言い「本体に帰属する木部」の状態如何が選ぶ時の最重要点で、電子回路ヲタが部品転用目的でジャンクに手を出すみたいな趣旨が無いならココが全てと思っても過言じゃない。
そう言っといて↑のヲタ発想から概述の如く、部品だけ使えればと思って買った過去があるんだけどね。

最近又円安でその頃に近付きつつあるのは
やるせないが、流通の差もあってか昭和の内は部品のバカ高さがもっと際立ってたんだよ。
それ処か扱い店僅少も含め入手自体が大変で、何しろWeb通販ってのが無かったからなぁ。

外国に高額な郵便か電話で注文するのからしてハードル高し(人に依ろうが…)だし、スペルミスや発音の悪さで伝える・訊くの段階から確実性が乏しい。
なので平成以降はエレキGuitar類で部品目当ては消失してて…、ってそもそも貧から買う機会がほぼ無くなっちゃってんだけどねぇ。

<つづく>

2022年5月10日 (火)

音楽備忘録999 電気楽器の出力インピーダンス③

タイトルは電気のままで今日は電子楽器に特化って毎度の杜撰式だが、電気楽器用のAmpが代用される場合もあるんで…。
理想としては夫々が最適システムとすべきだが、色んな現場では案外達成させるのが厳しい。

電子楽器だって最初はコンピュータと同じく真空管式で、それ等の場合出力インピーダンスは今のパッシブタイプ電気楽器と同程度に高かったのもあったろう。
けれどその頃って入出力にトランスを用いるのが主流で、高電圧の伴った電流から別の手段で特に低音の音声信号を取り出すとなると法外なコンデンサが今だって必要だ。

そこでここでは一部例外(ハイインピ出力)は無視して、取敢えず「電子楽器の出力はローインピ」として進めさせて頂こう。
更に付け加えとくと電子楽器は必ず電源と電子回路を使うんで、ロー出力になる回路を追加してもパッシブタイプのみたいな大きな変更にはならずに済む。

さて混在の件から取上げたのはインピーダンスマッチングが絡んでるからで、具体的には一方通行の適性がある。
オーディオ界には古くから「ロー出しハイ受け」ってのがあって、この条件を満たしてると通常は音の変容を避けられるからだ。

故に混在させてインピで問題になるのは、ハイインピの電気楽器をロー入力のに直に繋いでしまった時だけ。
但しスピーカの再生帯域が電気楽器用は他のより狭いのが少なくないんで、インピーダンスマッチングのみで全てが解決してはくれない。

けれどスピーカみたいに比較的ハッキリ音が違えばその分気付き易いし、合って無いのが「最後だけ」の方が改善するのは簡単だ。
それに対し楽器の直後に不整合があると、例え可聴帯域フル再生可能なスピーカを付けてたって手前で変質してっからもう駄目だ。

中には概述NENAのみたいにわざとやってるのもありはするが、何分気付け難いんで知らずに後でしまったになるのは少なくない。
結果オーライの世界なんで↑のも次のも絶対では無いが、わざと狭帯域エレキAmpへ繋いで歪ませたりするのも少なくとも「普通」にはなってくれない。

のでエレピだからってサンプリングシンセのでそう繋いでも、本物を繋いだのとは色々な部分で違いを生じる。
これで厄介なのは音色やニュアンスだけだったら初期段階で掴めるが、「反応の違い」等はアンサンブル内に入って実合奏しないと中々露呈しない。

しかも弾き方・他との組合せ次第で新たなのが幾らでも出て来るんで、裏技として成立するとしてもせいぜい曲単位が関の山で応用が利かないのよ。
のでⅡで誰かの使用例を参考には出来るが、行けるかどうかは逐一「その曲」で試さないと分からないんだ。

歴史が積算してくと王道は新鮮さに劣るんで奇抜に走りたくなるのは分かるが、珍しいだけで構わないんならミュージシャンである必然性が無くなる。
それと同じ奇抜でも既に色々やられてるから昔よりゃ大変だろうが、かつての変態競争は「気持ち悪い音」では無かったんだ。

耳にはまあまあマトモなのに実はそんな無茶苦茶やって出してたんかいみたいなのの争いで、極端な話し「気持ち悪いが気持ち良い」であったとしても音楽の「楽」が取れちゃってるのなんて無かったんよ。
だからこそ皆がそんなんしてみたいとなった訳で、珍しかろうと極当り前だろうと音に魅力が無かったら何やったってそんなの全部駄目なんじゃい。

まあ近年の電子楽器の主流タイプでは音源を弄るのが、とても難しいし範囲も狭くなってるから厳しいんだけどさ。
今更でも活路を見出すとすればサンプリングで、是迄の非音楽音の活用は一時的だったり限定的だった部分か。

何か自分の気に入ったのを極普通のPopsで、しつこく使い倒すってのが現われていない。
攻めたシンセサウンドも黎明期には少しあったが、前衛系じゃ無いジャンルでの使用例が今やほぼ絶滅している。

生や電気楽器よりは電子楽器は操縦し易いんで、その点では最も「アブノーマルな組合せ」に堪え得るポテンシャルがあるんだけどなぁ。
と言いつつこの処電子楽器使用に消極的な俺だけど、「それ自体の音色を気に入った」のを持って無いからなのではと最近思い始めてるん。

<つづく>

2022年5月 9日 (月)

音楽備忘録998 中古楽器 整備の苦悩編➐

さて漸くエレキは1本を除き方針が定まったんで、今度は更なる検査に入った。
処で預かる際にどれか1本位は本人の手元に残してはと進言して、そのGuitarは既に手渡している。

では残りはっつうとMoon JJ-5ってBassで、今回の中では最も新しいのもあって最高値が付けられそうな代物だ。
そんな良いのだから残したいんだろってまあ正直半々だが、常時アクティブのEQ用ポットが壊れててエレキ状態での試奏が出来て無いねん。

これがパッシブに切替えられるのだったら後回しにも出来たが、電気的に出力させられないのではオクターヴ調整すらちゃんとは出来ない。
そんな方式のだからポットの結線が普通のより一寸複雑で多く面倒だったが、意を決して兎に角何処が逝かれてるのか取外して調べてみた。

経年は10年超だがほぼ新古状態だったんで、マトモに回せなくなってたのは不可解だった。
本体から抜き出しハンダで線を外し、ポットを分解(裏側の金属蓋の爪を伸ばして取外す)してみたら!!!。

内部金属スライダーとセンタークリック機能を司る、プラ製部分が割損してやんの。
見た処直接の原因は油か何かに依る浸食みたいだが、径が16mmで小さいのも災いしたらしい。

そのせいか知らんが代替部品を物色してその画像を見ると、本家から同じのが出てたは良いが何やら裏蓋の様子が一寸違っとるぞなもし。(当該器では電気系統は元から全てBartolini製)
どうやら旧型のは少し設計に無理があったと思え、何れしてもここから先はもう部品発注してからだ。

っとこれより先に取組んでたのがTalboの回路で、電気的にはこれが最も魔改造が多く施されていた。
時代的流行とオーナーの趣味からか基本的には殆どのに、ローインピーダンス出力のアクティブ化が図られていた。

どっかのハイインピ信者以外には改良なんだから悪くはないが、Talbo等のはパッシブ切替不可能仕様で電池の交換性が考慮されてないのが引っ掛かった。
アクティブサウンドありきの人には大した事無くても、必須じゃ無い人には手間の方が嫌われるのは間違いない。

して交換性を高めるには他のも含め楽器裏に穴を開けて蓋を付けるか、ピックガードを分割する必要があるのしか無かった。
例外は元からアクティブタイプのとSteinbergerので、後者は同型にアクティブ仕様のがあったからか電池スペースのザグリは既に元から施されていた。

そこでオーナーに依るアクティブ改の内SteinbergerはPUがEMGなのもあって常時アクティブ仕様のまま追加改良するとして、元がパッシブオンリーだったのは復元する事とした。
因みにピックガードを外して電池交換するのでも、ボディと弦間が広目のだと完全に弦を外さなくても行けるのもある。

宅のでは魔改Mustangが上記に該当するが、全く弦を緩めずにとは行かないから他人には勧められたもんじゃない。
これって交換だけじゃ無く「潮吹き対策」上も大いに関係アリで、簡単に外せれば面倒だからと放置してやっちまったになり難いんだ。(流石に杜撰大王だけではあるまい)

使用者次第だけど楽器って機械であっても奏でる道具なんで、演奏に直接関係しない箇所の2次災害には遭い難くしとくのが良いでっせ。
やっと時間が取れたから久し振りに弾き捲ろうとしたのに、電池の液漏れ清掃に翻弄されたら悲しいやん。

しかも汚れただけで済みゃ良いが、他の金属部等を盛大に腐食させる事も少なくないのよ。
そうなると部品交換も要るんで予備の手持ちでも無かったら、幾ら手間を惜しまずともほぼその日の内には弾け無くなるある。

<つづく>

2022年5月 8日 (日)

音楽備忘録997 電子楽器の選び方①

拙ブログインピーダンス項の番外編的スタンス且つ体験込みで進めてくが、俺も含め主流は電子楽器って機能や性能で選んでそう。
そんなでも平成の途中位迄は進化が激しかったからあまり気になんなかったんだけど、どうやら楽器って意識が不足してたらしいん。

私的には機種更新が途絶えて久しくその根幹は貧だが、積極的に実機に触れようとしなかったのも不味かったみたい。
楽器種を問わず使い続けてるののキッカケを想い出してみると、アンサンブル内で実演して好結果だったのが多かったんだ。

例えばエレキのGibson SGだと激安だったから買えたのは確かだが、その少し前に当時在籍してた米南部系のグループメンバーでVintageを買った奴が居てさ。
俺以外は帰国子女且つ長い付き合いの仲間でこっちは外様感が強かったり、他の幾つかのBandと掛け持ちしてたのもあって音を出さない時の交流は少なかったんだ。

それで試奏させて貰うのもBand練習の前後とか、時にはパートチェンジしてなんてのが殆どでね。
当時はもっと独りでじっくり堪能したいと思ってたけど、今になってみるとアンサンブル内で試せたのは貴重だったらしい。

独奏だったら或はせめて単独弾き語りだったらそんな必要性は無いかもだが、俺言い「現場で気に入れるか・使えるか」って楽器としては最重要なんすよ。
では何故こんな再認識に今更至ったか考えてみると、なまじ電子のは音色数が多く新しいのも少なくないのへどうも惑わされてたらしいんだ。

今の若者だと違ってそうな気もするけど、何しろ昔だと「出せない音色」ってのが多くって。
それでどんだけ出せなかったのが出せるかばかりに没頭しちゃって、そう云うのには時間が掛かるし横槍が入らん方が良い。

そんなのももし富田勲やVangelisみたいなのを演りたいんだったら大切だが、ジャンル的に普通のRockでは珍しさ以上に他と馴染むかの方が問題だったんだけどさ。
加えて当時の俺に鍵盤は完全にオマケだからって油断があったか、電子楽器での「自分の音」意識が希薄だったのも不味かったかな。

俺の世代で電子楽器≒シンセがメインの有名奏者っつうとJan HammerとかSteve Porcaroがすぐに思い浮かぶが、彼等の様な達人達はシンセでも皆独自サウンドを持ってたっけ。
↑以上に良くよく記憶を漁るとStevie Wonderもだが、全盛期(’73~’83)The Isley Brothersに居たChris Jasperが私的には嚆矢だったりする。

この後半の4人はポピュラー系でシンセ常用黎明期だったんで、今の感覚ではそんなに奇特な音色は出していない。
けれど良く聴くと普通なんだけど他のどれとも微妙な違いがあるし、タッチレスポンスすら無い状況にしてはかなり人間味溢れる表現も色々出しててね。

シンセで伴奏に最も使われたのったら一時期FM音源のエレピが猫も杓子もだったりしたが、奏者やグループ毎の音色差ってのは微かにあったとしても俺には分からんかった。
それに対し例示後半4名のはサウンド的世界観がオリジナルだったんで、FMエレピみたいなブームにはならなかった代わり寿命が長く今も少しは残ってる様だ。

音色だけじゃ無くその使い方にも各自かなり独自性があったが、その音色でその奏法をし易いのとなると自ずと機種も絞られたのかな。
これの詳細は次回に踏み込むが今より格段に少なかった奏法上の機能を、限界かそれを少し超える位使い倒してたのも大きなポイントか。

<つづく>

2022年5月 7日 (土)

音楽備忘録996 中古楽器 体験的実情編➐

続いて打楽器の内今日は「木部を直接は叩かない物」から進めるが、大昔の国産超廉価品を除くと損壊事故にでも遭って無きゃ木部だけなら寿命は不問に近くなる。
寧ろDrum類だと金属部の方が遥かに深刻で、腐食・摩耗のみならず変形も音を変える事が少なくない。

常識レベルで個人が買える範囲のだと、天然古木の切り株をくり貫いただけの胴なんて夢のまた夢。
その裏を返せば木材は元々切り貼りの他に「変形加工」がされてるんで、少しひしゃげたのを修理で元に戻しても滅多に音色が低下したりゃしない。

のが金属だとぶつけて凹ませたのを形状的には叩き出し等で戻せるが、過半数は凹んだまま我慢しとく方が音の変化は少なく済むんす。
Cymbal製作の工程で音色調整の為にハンマリングするのの逆パな訳で、弄れば弄る程音の変わる率は上がるとな。

では木へ戻るが↑の大昔国産安物へ触れとくと、合板の経年での剥がれが楽器に限らずあらゆるので酷かったんだ。
もしそんなのだと一旦崩壊が始まるとほぼお手上げだが、俺も体験した胴とレインフォースメントの剥がれとかだったら割かし簡単に直せるん。

これからすれば木部限定なら怪しい若しくは雑な個人出品者とか超短期開設の店の以外は、そんなに心配しなくても大丈夫。
↑の具体内容としては胴の内側の画像が請求しても非公開の等で、或はひたすら欠点に触れず長所だけを延々唱えて来る様なのとか。

何も楽器と限らず売り買いではどれにでも当て嵌まる話しだが、ヘッドが非透明だとそのままじゃ「内側の重要性」が最高度なのに見えない・見られなくなる。
それが車だったらエンジンは見せませんったら明らかな故意になるが、悪意皆無でも同等な状況になる構造を持ってる訳さね。

又木の種類と好みの関係が薄かったら別だが、案外売る側が分からなくなってるケースも少なくない。
その際画像からの自分の見立ての方を信じるのも1つの手だが、それより先に面倒でも該当ブランドではどんな材を扱ってたか調べとくのがお勧めだ。

これは昔からの私感だがどうも日本って海外比だと、好きな物の為の学びが億劫がられてる節があって。
今だと一定以上何かに詳しいのは全部ヲタ認定みたいなのを恐れてるのか分からんが、道具を上手に使ったり手入れしたりするには情報とか知識って必要不可欠な部分が少なくないぞ。

と来て「直接叩かれるの」の方はやたら簡素な言及になっちゃうが、木琴やMarimbaみたいなのなら未だしも典型的なパーカッション系のではやはりそれ相当の消耗は覚悟しとくしかない。
金属製のだって柔らか目の材のだと同等以上で、けれど実用上すぐに問題になる様なのが必ずしも多数派じゃ無いけどね。

只Cymbalみたいに単体形成になってるヤツは部品交換での延命なんて不可能なんで、そんなのも含めた「総寿命」は使われてたらその分減ってても仕方無い。
とは言えタイプ次第で大幅な差があって、フルクラッシュされる可能性の少ないのだとそうじゃ無いのより気にしなくて済む。

そしてこれはビンテージ趣味の人になら消耗率の高いの程、大元とは「違う音に変わってる」可能性が高いのを示唆してるんよ。
っつうか体験からはこっちは音と価格以外何も気にして無かったが、そもそも消耗率の高いのは残存率:低・希少性から割高になるからね。

結果的に宅のでは太鼓は高経年の中古なのに、金物は新品になっちゃったよ。
極例では如何なる時も「ビンテージのバチ」しか使いませんて、万一居たとしてもそんなのとっても奇特でしょ。

<つづく>

2022年5月 6日 (金)

音楽備忘録995 電気楽器の出力インピーダンス②

今日は電気楽器の中でもGuitar・Bass限定で行くが、前回最後部の関連のから。
色んな人が居るけれどやはり繋ぐ相手の違いから、ロー組(ほぼ所謂アクティブタイプ:要電池)はBassの方が多数派だ。

概述重複もあるが今の俺がハイインピーダンス派閥入りを決めたのは、「エレキ特有の現象・ニュアンス」の方を重視する様になったからでさ。
以前はどっちも一長一短で使い分けりゃと思ってたのが、劣化僅少で録れる様になったら変わり出したん。

精緻さや美麗さでは今だって明らかにローの方が優れてんだけど、それよりも味気無さやサイボーグ的「表情の画一感」の方が問題化し出したんすよ。
特に楽器数少な目のシンプルなアンサンブルだと顕著で、例えば嬉し泣きみたいなのがロー系だと苦手みたいでね。

一寸妙なもんで物理的にはローの方が弾かれたままが伝わってるのに、「そう弾いた意図」の方は何故か却って出難くなるんだ。
これの私的分析に依れば結局はシステム上の原設計のせいだと考えてるが、挙句の果てに音色としては普通側だが電気的にはわざと歪ませたりする様になっててさ。

これって歌声に置換すりゃ誰でも即納得だと思うんだが、非生だと声の大きさって直接は反映させらんないじゃん。
元は成行きでもシャウト唱法なるものが定着したのって、非音量依存の強弱表現に必要でもあったからだと思うんさ。

それが電気楽器では逆転と迄は行かないが怪現象があって、Ampで完全に歪まない様にすると実はその多くは「普通の音」じゃ無くなっちまうんだ。
原因は電磁PU方式からの制約で、現実の弦の振幅状態より狭い範囲で安定した音色になるからなんだ。

って普通は安定した方が楽だったりで良い事尽くめとしか感じないだろうが、音色の変化量≒表現巾としては必ずしも有難かねえんでやんす。
音って絶対的な尺度が無く頻吠の「比較芸術」なんで、汚いと綺麗の差が一定以上に広くないとどっちも充分に表現する事が出来ねんですわ。

これ以上は概述なので先へ進むとしてストンプやAmpのロー入力対応が、現況Guitar用では消極的なんす。
に対してBass用では↑も然る事乍ら、LiveですらDirect Box経由にせよLine収音の普及率が高い。

のでBassの方がローにした効力が発揮され易く、一般状況としては対極に近い。
それでも俺はハイ派邁進の予定だが、音色的にはほぼ無歪みで電気的には歪んでるってのが若干難しさを伴ってる。

これはAmpの高域再生が過去より伸びたのも大いに関係してて、多くの歪み成分が高調波で成り立ってるからだ。
要するにハイが伸びると僅かな歪みも感知し易くなり、耳音色的にはほぼ無歪みの領域が狭まってん。

これ等から1音毎の粒の揃い具合だとか安定性がかなり良くないと、現代標準のAmpでは望んだ効果がちっとも得られなくなっちまってん。
結局はお好み次第で選択して構わない訳だが、Bassのローインピのに1つだけはどうしても注文を付けときたい。

現況「デジタルピアニスト」なんてのが存在しないが如く、Electric Bassistは辛うじてあったとしてもローインピベーシストだとかLine Bassistなんてのは多分見た事も訊いた事も無いっしょ。
エレキってのがああ云う楽器である以上、ハイインピーダンスにした途端に急に下手になったりしたら困るじゃん。

それだって言っちゃ何だが昔の一時期の日本だと、Bassistったらコンバスとエレキの両方が弾けて当り前だったりしたんだから。
世代的影響もあって俺自身↑に該当しないで語るとは杜撰だが、だからこそせめてエレキだったら何でもなんてしがみ付こうともしちまってんだ。

<つづく>

2022年5月 5日 (木)

音楽備忘録994 中古楽器 整備の苦悩編➏

その後部品追加購入前段階迄で出来る作業はほぼ終り、いよいよ買う覚悟を迫られるに至っている。
とは言え宅の作業空間事情から未だ状態確認すらしてないのが、IT系を中心に預かり品全体としては半数位が残ったままと相変らずの体たらくだ。

けれど修理・調整を通して試奏時間が少しは蓄積した結果、処遇の絞り込みはそれなりに進んでくれた。
俺の主義の含有率は少なかないが、やはり決め手になったのは「音的素性」だった。

PC師匠たる親友のチョイスは彼も半業界人だから悪くは無かったが、他人にとっての評価の点では少し惜しかった。
これどゆこってすかったら主流か亜流か本家のか分家のかって処で、彼の独自性を重視する部分が一寸裏目に出たと言わざるを得ない。

今となってはかつて(大元)とは基準の変動もあろうが、数ある中で紛れも無く本家物なのはSteinberger XP-2が唯一。
次点が概述Tokai Talbo A-80Sになるが、アルミ中空ボディは本家本元だが音色的には所詮はStratoの亜流だ。

後者に関しては亜流断定には異論も多かろうが、全くファンじゃ無い人にブラインドテストして貰ったらとご想像下さいまし。
ボディ材が全く違うのになしてってば、ほぼシンクロナイズドトレモロの影響の方が材より大きそうだからなんだ。

鋳造アルミってブリッジの駒等にも良く使われてる材なんで、「アルミの響き」が加わってる楽器ってかなり沢山あるある。
もし完全な中空では無くGibson ES-335の「センターブロック」みたいに、中実部分がもう少し多かったら材の差の方がハッキリ出そうなんだけどね。

最初の考えでは願わくば一時期的な現象であって欲しかったが、本人は頑として認めないアベノミクス大失敗のお陰でね。
海外製のはビックリする位中古迄価格が高騰してるけど、その反動もあってか国産のは見積りがより低迷してる様で。

ので手間の割に幾らにもならんのなら自分で使おうかと思ってたんだが、↑の俺言い本家・分家問題!?からやはり売り払う方向へ。
ネックや弦高調整に際しある程度実戦的に鳴らしてみて、俺にとっては是非使ってみたいって場面が浮かんで来なかったんよ。

もし手持ち偽Stratoや本家でも魔改Mustangより「らしい音」が出せそうだったら違ったんだけど、俺にとっちゃ音色的に将来性が見出せんかったん。
当初は機能面から残す方へ傾いてたフレットレス加工されてるIbanez MC924も、MIDIコントローラ機能搭載のCASIO MG-500もね。

ちゃんとAmpに繋いでみたら一般論からしたら中々なんだが、やはり音色の都合で落選。
俺の耳にはどうしても、偽物のFenderになっちゃってさ。

前者はボディ材&ネックジョイントとPUの方式と位置が、後者はTalbo同様模倣シンクロナイズドトレモロ(おっち失礼)の影響がやっぱ大きい。
一応本家Fenderの長期ユーザーとしては、アームだけでそう云う風になってる訳じゃ無いのは周知の上でね。

かつてのオリジナリティも時間経過で単なる王道とも看做せなくはないが、そんな方には何とか頑張って例えばGretschやRickenbackerを実体験して貰いたい。
私的には惜しむらくも年々独自性は弱まって行ってるが、ボディ材やPUはまだ結構FenderやGibsonとは違ってるのが多い。

つまり楽器としてのパッケージング部分にそれなりの差のあるのが重要で、少なくとも既に本家物を持ってたら亜流はもっと余裕のある人専用って感じなんす。
おっとこんなの本当は売る都合からしたら、黙っといた方が良い話しなんでせうが…。😓

<つづく>

2022年5月 4日 (水)

音楽備忘録993 スピーカのサイズ➐

このお題この辺で杜撰大王流の選択方法を提唱して一旦終ろうと思うが、鍵となるのは原理を踏まえオーソドックスなのからスタートする事だと思うんだ。
誰だって旧来からのより斬新なのの方へ興味をそそられるが、弱点の周知は遅れるもんだから後で泣きを見易いんだ。

敢えて作る側・売る側を擁護しとくと、発売時点で購入者がどう扱うかの完全把握なんて到底無理だ。
近年の通販で使用者レビューが重視されるのもこの辺で、個別の特殊状況はどうしたって類例が少ないし想定も難しいからね。(尤も悪用されてると却って悲惨だが…💦)

さて性能面からだと
求める低音の周波数の決定が始めの条件になるが、普通で構わない方で50Hz・露骨に欠けると嫌な方は40Hzが指標となりやす。
因みに40Hzってなほぼ普通のエレキBassの最低音の低さで、今は多弦化で下に拡張してるのも珍しくはないが主流が従来のままなのには色々訳があっての事。

その内容は長くなるんでここでは割愛するが、振動だけでは代用出来ない低音とでも言っときませう。
極端な話し0.5Hzだって音として鳴らせば音なんだけど、多分多くの人は超不明瞭な音程より体ごと揺さぶられるエネルギーの方にそれこそ気持ちを揺さぶられるんじゃないかな。

わアレとして40君所望となる様だったら、近年本邦主流のウーハ径13cmタイプは選外にするのが賢明だす。
一部に出せるのはあるっても無補填では著しく減衰してて、小音量の割に大飯喰or可能な限り手を尽くしても大した音圧が得られないと使える範囲がとっても狭い。

一方占有空間の面からはウーハ径が幾つだろうと、兎に角最初はオーソドックスなエンクロージャのからご検討願いたい。
前回迄に記して来た如く分割や変形が可能と言っても、前者は箱の板の枚数が増える分・後者は最大寸法部が大きくなる等トータルでは実はオーソ君よりか肥大化しとるんでごわす。

なのでもし配置の工夫で何とか収められるなら、オーソ君が一番つつましやかなので御座居ます。
但しバスレフタイプで且つポート(ダクト)が前面に付いてればで、前面投影面積は縮小出来ても裏穴君は背後に必ず空間が要求されるから本体サイズより広い空間が要求されやす。

スピーカ設置も厳密には横壁から50cm以上離せとか、リスニングポジションを二等辺三角形の頂点辺りにしろとか色々やかましいすがね。
部屋の主用途がリスニングルームだったら達成しなきゃ駄目だが、普通の部屋であれもこれもってな未達になっても仕方無いと思うんだ。

とは言え環境に相応しくないタイプのを選んじまったら、余計に色々苦しくなるからねぇ。
そして「普通の部屋」ってのは模様替え皆無で通すのは困難で、変えたくなくても何かが壊れて取替えたらなんてのがあるじゃない。

ってかもしそんなに場所をくれてやるのが嫌なんだったら今日日はスマホやノートPCにもスピーカは付いてんだから、いっその事それ以外のは思い切って廃止しちまった方が良いんでねっと思うだよ。
因みに自らを生贄に例示すると、宅では所謂パソコン用スピーカってのを一切使って無いっす。

大昔PCと一緒に貰ったのがワンペアあるんだけど使ってみたらどうにも中途半端で、結局何らかの緊急時用と化して棚の奥底に眠っとりゃあす。
そんな風に他用途のと共用して数を減らすのが空間効率としては最も有効で、ある無しの前では大きさも形も所詮は無力なのでありんす。

<この項一旦終了>

2022年5月 3日 (火)

音楽備忘録992 中古楽器 体験的実情編➏

前回スピーカエンクロージャの木材の続きになるが、楽器系のでは集成材の使用割合は高くない。
後になってみてその方が破損トラブルに強いのが浮上したが、元の理由は重量と共鳴なのだ。

尤も破損に強いっても傷1つ簡単には付かないとかってんじゃなく、かなり傷だらけになっても音への影響が出難く運搬で大きく困ったりしないってだけだ。
現況尤も外観を保ち易いのは軽さと併せて樹脂で、けれど発振器みたいな単調なのじゃ無く音楽的な豊かな響きが得られる様にするのが超難関なんだ。

因みにかつてブームになったOvationのエレアコ、ボディは表以外樹脂だったからやはり深みや広がり感ではチープだった。
にも拘らず当時そんな材選択をしたのは過酷なLive環境への対応で、その後も何かの事情や条件が付かない限り木が楽器系の材料としては主流のままだ。

だば若干遅れ馳せ乍ら続いて生Pianoへ進むが、体験からの私的推奨だと音自体は勿論だが次点はハンマーフェルトの状態だ。
これGuitar系の人にとってのフレット摩耗度等と近似で、その費用以前に普通は自前での整形や交換が無理に近いから。

多分大多数一般は音以外は…これはかなり経験値が無いと詳細には分からないのもあろうが、全体の見た目と傷等を主眼にし易いよね。
実際本体も運送等付帯費用も高額だから心理的には杜撰大王でも同意するが、オブジェとしてではなく「音楽用の道具」としては外観は奏者にはせいぜい気分に位しか貢献してくんない。

確かに古い程内外共に消耗は多くなってるもんだけど、そのバランスはかなり差があるんだよね。
親の勝手な意向で無理に習わせようとして一般家庭で持ってたのだと、外に比べそんなに弾かれて無いから中の消耗は少な目。(単純な状態としては保守が行き届いて無いのが多いから残念なのも少なくないが)

対して前ユーザーが熱心な音大生とかだと扱いを周知してるから外は比較的綺麗だが、どう上手に扱ってても↑のフェルト摩耗だけはかなり逝っちまってても仕方無い。
鍵盤の破損を外観に含めるなら酷いのがありゃそれも困りはするが、88鍵の内半分がなんて事は先ず無いっしょ。

でもフェルトの方は余程たった1つの曲だけを長年ガンガンに弾いてたとかじゃ無い限り、88鍵の内大抵は少なくても⅔位は逝っちゃってるでげしょ。
この辺俺は今本邦って「欧米使い捨て文化の誤った模倣」からも来てると考えてて、使い捨てを考案した当時の状況にロクに目が向いて無いからにちげぇねぇ。

物に手間と維持費はなんでもかんでも必須って習慣が先にあって、豊かになって物が増えて来て手に負い切れなくなったのがスタートだったんじゃないかな。
こっちじゃ全部少しでも楽しようを目指してる風だが、本家では省きたくないメンテへの時間や経費を確保する方がメインなんじゃない?。

そもそもちょっぴり表現を変えて「インスタント文化」と銘打てば日本は始祖且つ不動の大御所らしく、紙の食器・割り箸・つま楊枝等使い捨てなんだって意識すら皆無で皆日常的にお世話になってるわね。
けど昭和の途中位迄は「先祖伝来品を死守」するのも並行して存在してたのが、片方だけどっかに行っちゃってんだ。

わ兎も角どれ位の期間持ってるつもりか次第で投資額を考えるのは当り前だけど、他の一般的な物と比べ「内部の状態変化は大きい部類」であるのを忘れるべからずなのだ。
新製時からハズレのだったらそもそもウッカリ買ったら大損だが、それ以外のは結局はお金の出入りのタイミングが選べるだけって感じなんよ。

<つづく>

2022年5月 2日 (月)

音楽備忘録991 電気楽器の出力インピーダンス①

ここでは折に触れ顔を出す正体不明!?のインピーダンス、非電気屋にとってはきっと面倒な存在だろう。
けれど雑音耐性や伝送性能の他にも音色等に影響があるんで、今回からは極力理屈を避けつつしかしもっと考えるのを推奨したい。

本質的には原理を把握してた方が望ましいが、かと言って理論偏重で「実際どうなるか」の全てが分かるもんでも無いんだ。
音楽ってピュアオーディオとかよりゃ遥かに結果オーライの世界だからこそ、そもそも最早古代!?のハイインピーダンスなんかがまだ一部では当然の様に残ってるん。

さて雑音混入や
伝送性能(主に所謂ハイ落ち)の面では明らかにローの圧勝で、電気・磁気的に恵まれて無い環境下では今や半ばローの一択かも知れない。
但しそれがホントに効力を発揮するのはPickupのコイル自体からロー仕様のの場合で、これは案外今でも選択肢が少な目だ。

それと個人的に業界常識で若干疑問なのが楽器の電子回路部のシールド処理の件で、インピのハイロー問わず「ちゃんと包んでる」のが少ない。
確かにスピーカケーブルのみたいな超ローになるとシールドの有無なんてほぼ無関係になるし、寧ろ線間容量(擬似的なやたらに細長いコンデンサ)に依るハイ落ちの方が気になる位だ。

でも電気楽器のってローってもMicやスピーカのと比べたら桁違いに高いんで、少なくともこの方面のニーズでローにしたならしっかりシールドしとくべきなんよ。
俺言い「裸のハイ」と比べりゃ非シールドでもローの方がマシだけど、電気楽器の大きな特徴に対してローには不利もあるんでね。

特徴が減っちまう以上は悪い方もより弱体化させなきゃ、損ってもんだと思うんだよね。
処で楽器のシールドに関して音色が変るからしたくないって都市伝説紛い(失礼)のがあるが、完全無関係では無いけど他部分の方が格段に影響は大きいんすよ。

これの詳細は後へ譲るが各所を微に入り細に入りに拘るのに罪は全く無いが、トータルでどうなってるかを見落してる方の何と多い事か…。
この際なんで「正しいローインピーダンス接続」を提示しとくと、上記の他に楽器⇔Amp間のケーブルとAmp等信号の受け側もロー対応のにしとかないと駄目よっと。

シールドケーブルを水道とかのホースに例えると、ローは太くハイのは細いのになる。
受け側のも上記に倣えば入口の間口広さみたいなもんで、これ等が狭いと折角大量に送られた信号を一度に全部は受止められなくなっちまう。

して耳に対して明確な程の効果は得難いものの、上記後者を実践してる人の随分少ないのが一寸気になって止まないんだ。
まあそれ以前に個人的には楽器特徴の都合で近年はローインピは少し否定的なんだけど、頻繁にLiveをしてた頃は不完全だがロー化も可能な自前改造なんかもしてたんだ。

因みに俺言い「親切だけど残念設計」されてるローのエレキでは、不完全状態での使用を前提とした設定も含められてはいるよ。
けどロータイプ最大弱点の電池寿命の問題が通常は避けては通れないんで、常時必要ではない限りパッシブに切替えられる様にだけはしてあった方が良いと思うな。

<つづく>

2022年5月 1日 (日)

音楽備忘録990 中古楽器 整備の苦悩編➎

今日は概述の有様で現行作業の大した進展が無いのもあるんで、それに限らぬ知見諸々を。
人にも依ろうし加齢の影響も考えられるが、以前にも増して実作業よりどうするかに使う時間が増えててさ。

地の性格としては一々考えたくないが、取り返しの付かない・付き難い失敗体験が山積して来るとねえ。
手間だって費用だって勿論惜しんでるが、最も重要なのは急いだが為に最適化が不可能になるヤツだ。

その1は部品入手が厳しくなり出した際で楽器自体は先が短くは無さそうだったら、どの時点でスイッチするかの決断だけみたいなもんになる。
楽器じゃないんだけど俺カセットテープのノイズリダクションで、引っ張り過ぎた挙句途方に暮れたってのがあって。

それが又泣きっ面に蜂だったのが規格初期の機器だったお陰で、安定量産期に入ってからのと「実際の効き方」が違ってたってので…。
個人的にしか使わないつもりもあって互換性への配慮が足りなかったのも不味かったんだろうが、発売から短期間で持てば比較可能になるのはその分後になるからその時点じゃ知り様が無かった。

加えてそもそもが自作曲のマザーテープの任務だったんで、余計に問題点に気付くのが遅れてさ。
そうしてグズグズしてる間に、気付いたらどうにもならなくなってたと。

今でも微かにはサルベージの道を探っちゃ居るが、やはり時間が経てば経つ程対処法は加速度的に減っている。
どうせ諦めるとか妥協しなきゃなんないんだったら、せめて決断だけでももっと早くにしといたらってのが残っちゃっててね。

これには純粋な趣味か仕事の道具かってのの違いも大きいが、もし将来的に手放す可能性があるなら一様に道具視点に立っといた方が良い。
最近は「全使い捨て王国日本!?」でも少し見直し傾向があるのは朗報だが、他人への期待だけに依存しては道具としての「空白期間」発生を避け切れない。

↑に密接な関係のその2として、本邦での部品の流通と入手性の「妙な悪癖」ってのがある。
現行品や近代汎用品なら何でも御座れなのに、一寸昔とか特殊なのになると途端に悪くなってるのがさ。

体験例ではリッケンに使われてるボリウムポットの件で、その抵抗値が330kΩと類例が少ない。
とは言え電子部品規格で主流のE12系列より1つ格下の、E6系列に「3.3」は含まれてるんだからその点ではちっとも珍しかない。

寧ろシングルコイルPU系で多用されてる250kΩ等の方が、現行E系列には全く存在せず大昔のが残存した希少例なんだす。
只ニーズの多少の結果が反映し過ぎてるだけなんだが、まあ確かに商売としちゃ仕方無くもあろうが。

わ兎も角ネットで本国の本家サイトに行ったらちゃんとパーツ販売もされていて、しかし英語アレルギーだったりすると可能性の低い選択肢になるかも知れない。
何れにしても例えば米と日では「延命部品」(考え方次第ではメーカにとっちゃ事後追加収入源)の扱いが真逆に近く、国産の昔のの方が全く方法が無くなってるのが少なくないんだ。

残念乍らこの傾向が急転する見込みは今の処低いんで、ミントコンディションにでも持ってけない限りは将来性優先の妥協をする方が賢明だろう。
実際的には先ず変更の影響度から判断する事にはなるが、誰にでも通用する様な基準の存在しないのが悩ましい処。

因みにこの影響度って繋ぐ相手次第でかなり変動があるんで、ホントは買ってからじゃないと最適解は得られないんだ。
具体的には入力インピーダンスの低目のより高目ので、原典より抵抗値が減る際に影響は大きくなり易い。

<つづく>

※追記:書き終えてから公開迄の間にたまたま↑の本家サイトを覗いたら、コロナか侵略の影響か知らんがポットだけ掲載が無くなってた。
Bassのブリッジも何時の魔にか(俺だけかも)Fender類似の方式のに変更されていて、頑ななリッケンですら同調圧力を強く受けてるだろうか…。😢

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