音楽備忘録962 リアルとバーチャルの実用上の正確な比較③
このままデジタル音源のが続くんじゃ面白くねんで、ここらしく風変りな発想のをおひとつ。
最近は日本でも今回案件は飛躍的な改善著しいが、楽器のモノホンと所謂コピーモデルが本日の生贄だ。
一般的な作・編曲者観点では「○○の様な音」で満足するのも多く見て来たが、個人的にはそんな中途半端はしない方が強力推奨だ。
近年本邦では丸パクリはスッカリ影を潜め、独自の改変を施した一種のバリエーションのが巾を利かせている。
それ等は使い勝手やデザイン面で今によりフィットしてるんで、若い層を中心に気に入ってる方も少なく無かろう。
そんなのは勝手好きずき…なのはこんなオッサンだって重々承知だが、どうしてもたった1つだけは条件を付けさせて頂きたいんで御座居。
それはもし興味が湧いたら、真っ先に本家を体験しといて欲しいのでありんす。
その上で分家とか親類の方を気に入るなら良いんだけど、でないと「そのタイプのの特徴」を正確に知るのに支障するからなんす。
後発のになる程別称すりゃ改良型なんで、欠点については弱まってたり問題になる頻度は軽減されてたりしやす。
けれども原理に逆らえる訳じゃねんえで、最初からその欠点の無いヤツと比べりゃやっぱ劣ったまま。
要は出会い系サイトの盛り画像で気に入って実際会ってみたら…ってなもんで、見栄目的の仮彼女には足りても未来の嫁さん探しには最も向いてない手段だったみたいなさ。
まあんでも今みたいに幾らでも加工が可能になっちゃってると、一般客に対してはその音の差なんて大して問題にはならないケースも多そうだけどね。
けど弾く本人の体感とか持ち主の将来には結構な差異が考えられ、今回この話しをしたくなったのには伏線があったんだ。
1つ目は従兄主導曲でのストラトサウンド要望で、その時手元に本物が無かったんでコピーモデルで録ったのが。
2つ目は今正に最中なんだが、健康事情から続けられなくなった親友(随時出:俺のPCの師匠)の所持品の処分案件で。
そこそこ良いのが沢山ありはするんだが、象徴タイプの俺言い「本家物」が少なかって。
タイミングを図れば国産のだってビンテージブームに乗れれば損にならんが、一旦宅で全部預からなきゃなんなくてね。
毎度お馴染みの狭小もここに遂に極まれりってなもんで、今現在何と部屋に持込めず車に積んだままってな有様で。
前者のでは演奏と音色作りでかなり難儀させられ、後者のでは換金効率の悪さと最悪は全数捌けるのかって不安が…。
必ずしも有名なのをとかオーソドックスなのを持てとは思ってないが、「存在が中途半端」なヤツ程後になって色々問題化するのは確かなんす。
加えて今回預かり品ではあまり顕在化して無かったみたいだけど、仮に保管場所に困らなくても保存環境の維持って問題が残ってるんだ。
現行の楽器の大多数は人間が快適で居られる環境が想定されてて、要冷蔵の食品とかと衣服や布団等の中間位は要求してんだ。
ので売れる迄全く使わないのに押入れや物置に追いやるのはご法度で、日常的に使ってる生活空間を占拠される。
尚且つ理想的には最低月1頻度の状態確認が望ましく、怪しい兆候が見られたら随時で修正しとかないと後で大変になる。
これを受けてほらやっぱりデジタルバーチャル物の方がと早合点するなかれ、デジタル界のは対応OSを筆頭にほぼ全ての面で変遷が早い。
加えてⅡでノスタルジー等の特殊用途を除き、性能や機能の差の大きさから価格の変動巾がとても大きい。
そうは言っても好みや相性等があるからそう都合良く行ってはくれないもんだが、入手する前に知っとければあとで落胆させられたりするのは回避出来る。
とか同一タイプで値段違いのがあった際、高いのと安いののどっちにしとくかに役立ったりするんじゃないかな。
<つづく>
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