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2022年3月28日 (月)

音楽備忘録956 真空管サウンドの実際➍

今回は北風と太陽の話しへ当て嵌めて進めてくが、やはり物理や経済と芸術ってのは相反するケースが多いもんだ。
取敢えず基本設定を石等の半導体を北風・球を太陽とするが、別に熱が出るからそうしたんじゃなく全くの偶然なのこれホント。

わどうでも良いとして俺個人としては欠点を減らすのと、利点を増やす方法の事と勝手に解釈しててね。
最終的には両方で出来る限り頑張るのが一番なのは間違いないが、どっちから始めるかで中間領域では大差の付くケースが非常に多いんすよ。

ヲタ度高しでスマソだが新幹線(同系統の含む)で仏のTGVでは連接構造を取入れたが、JRでは先に良さを知って居乍ら未だ未採用。
「連接」ってのは昔の小田急ロマンスカーとか車体の連結部に台車の付いてるヤツで、そうしとくと台車より外側に車体がはみ出ない。

一方普通の「連車」ってのははみ出し部分があり、そこの部分は原理的に台車が揺すられた部分より動揺が増幅されてまう。(変形タイプ「テコの原理」)
現行新幹線車両はフルアクティブ制振装置でこれを相殺してるが、少しでも軽くしたいって目標に対しては余分な装置を積んでる事になる。

内容だけを誰にでも分かる様に変換するなら、しょっぱくて入れた水が多過ぎたから更に醤油を追加したってな按配なのだ。
もし最初に適量が不明だったら仕方無いが、加減の失敗を繰り返してると今度は汁ばかりで具の淋しい状況を招いてしまう。

それで具を足したら又汁不足気味となって…、何だか無理した原発や増税の成れの果てみたいでごわすなあっとね。
これが料理なら煮え過ぎ防止には火を止めといてって方法が残ってるが、音楽の場合は生ものなので一度劣化させるとそれを戻す手立てが無いんすよ。

それ故極力原理から離れずシンプルな手段を用いるのが重要で、昔からあった球で必要最低条件は既に満たされてたと。
以前述だが実際半導体回路ではその殆どが部品の安さから物量作戦となっていて、部品単体性能の有利さはかなり逸失しちゃってんだ。

ここでご留意頂きたいのが劣化の内容で、歪みや雑音も勿論困るが最も被害が大きいのは変容・変質な処。
最高の作品もボロいので聴きゃ酷い音にゃなるが、壊れ掛けのラジオだから仕方無いホントはもっと良い音なんだけどねって。

それが「悪くは無い音」だった場合再生機器と作品とどちらのせいか分かり難くなるし、実は変容・変質してても「悪くは無い」事でとても気付け難くなっている。
んで後者みたいになってるってのは欠点が少ないのは結構だが、肝心の長所は薄まるか埋もれちまってんだよね。

空気みたいに数分供給が止まると死んじゃうのなら止まりさえしなきゃ取敢えずはOKだが、非生活必需品の音楽は欠点以前にわざわざ聴きたくなる部分が減ったり変ったりするのが一番駄目なのよ。
この部分で電子楽器オンリーのだったら未だしも、生楽器等も入ってるのだと圧倒的に球の方が魅力の再現性に優れてるんだ。

メカニズムは次回に譲るが、その鍵となってるのは「空気の性質」なのだ。
車は急には止まれない宜しく、空気も電気みたいに急激にON/OFFさせるのは不可能。

なので電気利用の音楽再生では何処かでこれを補う必要があるが、Micやスピーカ等音⇔電気変換部のみで処理するんじゃ荷が重過ぎるんすよ。
何しろ際限なく色んな音があるからねえ、どれかに合せとくと他のに合わなくなっちゃってさ。

<つづく>

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