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2022年3月30日 (水)

音楽備忘録958 リアルとバーチャルの実用上の正確な比較②

無いよりあった方が明らかに助かるバーチャル、本物が無理だったら昔は唯々諦めるしか無かったからね。
でもそれで経済事情の全てを解決しては貰えず、概述の如く私的には録音での使用に難が出て困窮中だ。

デジタルサンプリングも登場時はそれなりに重宝したが、他部分の音質向上でかなり弱体化してしまった。
やり始めたのが近年の人には想像し難そうだが、まだその頃って録音はアナログの方が全然多くてね。

これに関してデジタルとアナログでの「性能の性質」に一寸触れとくが、アナログってグレードに依る性能差がデジタルより格段に大きかったんだ。
Beatlesの残党が今も使ってる様なハイエンドのだとデジタルより上な位だが、当時は駆け出しの学生の手に届くカセットマルチのだと普通のデッキより劣ってたんだから。

これってボカロPの台頭にも大いに関係してて、ボカロ本体が出来ただけじゃ無くそれ以外の部分の音質の差だって大昔比じゃかなりのもんなんだ。
昔の爆劣化カセットマルチの最大の弱点は、魅力的な音色が作れてもそれが維持出来なかった処。

最初の方で入れとかなきゃなんないのだと、是又当時の新聞記者や探偵のボイスメモレベル迄成り下がるんだもの。
リズム隊の内マルチMicにしたDrummerが最大の被害者で、只でさえ生音源は維持が難しいのにサブミックスされてそこでも落されてた訳だから。

更には音質のみならずセット内のバランスや音色も、サブミックス段階でほぼ固定されるとな。
そんなだっからか従兄はDrummerなのに、途中からドラムマシンを多用したりもしてたっけ。

方式としては非生のはMIDIで同期させるのが得策だったが、安定性その他の状況からあまり普及して無かった。
今だってDrumsetの録音は決して簡単ではないが、手頃なMicが増えたりトラック数の制約が減って全体的な状況としては一変したと見て良い。

しかし中々そう全てが上手くは行ってくれないもんで、Mic経由のの音質が上がったら今度はLine経由ののチープ部分が看過出来なくなっちまった。
毎度ではあるが随時頻吠えの「音楽は比較芸術」だからで、登場当時は最高音質だったデジタルサンプリングのが進歩の停滞もあってか泣き所に。

その点歌をボーカロイドにしちまえば足並みは揃ってくれ、作品単独内部での不整合問題からは開放される。
けどそれ以前のサンプリング物と一緒で、音源の音色の独自製作に難があるからオリジナリティに乏しい。

良い音で実演出来なきゃそれをサンプル化出来ないのって原理的には仕方無いんだが、本質的なニーズからするとこれは大きなネックになってるよ。
弾けないからこそ非リアルの代替手段を使う訳で、我儘が過ぎるぞったらご尤もでは御座居ますが…。

製作者の意図やジャンル次第では少なくとも非メインパートのに、音色のオリジナリティなんて要らんってのもあるやも。
けどRock系の名門等のでは、全てが○○印しみたいなのも多くてねえ。

それでなくてもアンサンブルバランスだとか整合性へ配慮すると、在り来りな音色なら必ず何とでもフィットするとは限らんし。
ってな訳で現況バーチャルのは音色選択に関し、パッケージ単位程度が本当に選択可能な範囲と言えるんじゃないかな。

<つづく>

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