音楽備忘録930 魔修理の最近⑫
暗礁に乗り上げた超君の処遇の内OSの件は新規となる公算大だが、今はまだ細やかな抵抗を続けている。
のわ一寸置いといて、宅ニーズでは他にも要改善点があるんで今日はそっちを。
大きい処ではグラボの仕様・内蔵HDD数・音出力が問題で、前者は宅ではオーバースペック過ぎるのと出力端子が4つもあるってのに全部Display Portな処。
長い目で見りゃ高性能は悪か無いが、このタイプのは大飯喰らい(消費電力)なのが弱点なんだ。
電源も大容量のが付いてるとは言え、HDDの台数を増やしたいのと排熱面では決して有利ではないからね。
場合に依っちゃグラボをダウングレードなんてお初の贅沢な話しではあるが、映像出力変換アダプタx3と中古グラボの価格次第で方向性が決まるのかな。
お次のHDDの件は↑の影響も勿論だが、現況の最大の山はケース内のスペースだ。
大昔のを別とするとこれがビジネス用機の弱点で、自作機と比べてどれも中より外の余裕を優先して作られてる。
中でも超君が他のより変態的なのがマザボのSATA端子数とのバランスで、もしかしたらもっと大柄な入れ物のと共用設計にでもなってんのかな。
今時珍しくマザボはフルサイズでスロット数も潤沢なのからすると、若干疑問の残る設計だ。
して残りの音のが宅では最重要課題になり易いが、今度はその豊富なスロットの仕様のお陰で苦闘させられている。
現代の常識からすりゃどれもPCI-eなのは当然ではあるが、近年は音楽・音響系メーカがサウンドカードから撤退して久しいんでね。
現況入手可能なのは只のPCI規格のばっかで、PCI-eのが新品・中古問わずちっとも見つからなくなっちまったんだ。(PC系ブランドなら有名なの2つがあるが…)
この頃はUSBインターフェイスにも3.0以降のが増えたのは結構だが、スペースと接触不良箇所を減らすにもなるべく外付けは避けたいんよ。
第3の手としてまだPCI-eをPCIへ変換するのが残ってるが、どっかの商品レビューに雑音が入ってサウンドカードには駄目だったなんてのがあった。
他機器と違う特異性として僅かでも回路にアナログ部があるんで、電源の質に対する要求がデジタルのと違うからなんだろうね。
まあ音問題については最悪こんな性能は不要なんで、基本的には音の仕事に使わなくしちまおうかとも過ぎってるけどさ。
元々の魂胆は現用のOSがWin 8.1で、残り1年の余命対策だしね。
この超君俺から見りゃほぼ新品ったって他のがもっと古いだけで、そんなのに無理して今から先の見えてるWin 10を奢るのも気が引けて。
それでいよいよ本格的にubuntu(Linux)へ移行する覚悟も出来ちゃいるが、ネットにマトモに繋げられるWinがゼロってのは流石に苦しそうなので。
とは言えそんな妥協をした時に限って他のどれもに不具合が出たりするもんなんで、微妙で御座居ます。
結局は継続性への配慮不足でこんな目に遭わされてる訳で、あると助かる場面もあるが音楽の仕事に対してPCは未だ適性の低さを感じてしまう。
昔はずっと性能不足が最大の課題だったが、今はこちらの方にシフトしたらしい。
歴の浅い内は俺みたいには気になら無さそうだが、本体以外の周辺部の厄介事が増えてるのは歓迎し兼ねる状況なんじゃないかな。
<つづく>
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