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2022年2月14日 (月)

音楽備忘録914 魔創作➌

こんなに余談比率が高いのにその補遺からってのも毎度乍ら痛み入るが、誤認回避と俺言い音楽音響学への啓蒙も込めて暫し。
けど遊びより一寸だけ本気で何かの自作に挑もうなんて時には、これが分水嶺にもなり得るんでね。(これは日々体験継続中)

電気楽器の原典でインピーダンス等音響的には、必ずしも最適じゃないのはここでは耳タコ吠えですね。
だから純粋な機械屋さん電気屋さんなら寧ろ快くなんか思うべきじゃない位で、特にそれが緊急通信用のとかだったら死活問題にだってなり兼ねない。

だがしかし音楽だけの都合に視点を向ければ、頻繁に真逆になるのも良くある事なんどす。
にも拘らず一部の達人技師がそれを理解して一時期は適切なのが作られてたのに、何故その潮流が衰退したのかから考察してこう。

外的要因としては多様化等世相の変化が大きいからだと思うが、やはり大して弾けない弾かない奴に作らせるのが不味いんじゃないのかな。
もっと深く換言すりゃ本気で音楽してない奴とでも言おうか、音を良くしようとして音楽スキルだけで不足したら音響性能で補うしか無くなるじゃない。

但しそれには音楽的にそれなりの自信が必要で、いや自信じゃ無くてもちゃんと分かって感覚的に理解出来ればそれで良いんだけどね。
始めの一歩としては例えば少なくとも誰々にだったら最高かも等と思えなかったら没にするとか、具体的にフッイトする場面が想像出来るかからでも良い。

これをクリア出来たとして次に訪れる問題が負担率で、俺論で最適な製作者は音楽を演りたい人だからだ。
良いのが作れるからって機械の方にリソースを振り過ぎると、音楽自体の時間が減っちまう。

それが過ぎると音楽力が低下するんで、作る機械の方もそれに従って劣化とリンクしてるんすよ。
なのでチームで開発・作製するなら未だしも、個人で両方に携わるには深入りし過ぎるのは一寸厳しい。

んじゃどっち付かずになり兼ねんからとそそくさと撤退する前に、音楽にはロースペックでもその有無が大問題になる機器が少なくないのに目を付けるんす。
俺って実は昔からメカも大好きで、せやからエレキアームのアイデアとかも溜まりに溜まってんの。

けど旋盤だとかその手の金属加工機器は一切持って無いんで、大投資の要るヤツは泣く泣く保留にしてるんだ。
現在進行中のはそのものズバリのジャンク部品で大分昔からたまたま揃ってて、寧ろ今迄ロースペック過ぎて転用先が見つからなかった位のなんよ。

とは言え加齢の影響か年々億劫になっては来てるが、中途半端に古くなった半壊サンプリングシンセを上手に使う方が近年演ろうとしてる曲にはもっと辛いんだ。
俺だけの感覚か分からんが音が大きく変化してく楽器って、時代性が強く出過ぎちゃってねえ。

意図して○○年代風にしたいとかって時ゃ便利だが、そうしたくない時には邪魔で仕方無いんだ。
最終的には完成して試してみんと行けるか不明だけど、リアルタイム用音源の進捗が近頃は芳しくないし。

あっとリアルったって人数足りんから結局は重ねるんだが、兎に角自分の曲で使える音の種類不足に悩まされとるん。
等と如何にも進歩の無さを誤魔化してる風だが、遅々としつつもさにあらず。

本家で使われてたLM741ってOP Ampは俺基準で圏外だったんで手持ちが無く、Dataシートを睨みつつ代用品の選定が終わった処だ。
他のは一応そのものズバリのがありはするが、ジャンク流用だから状態確認をしないとね。

<つづく>

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