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2022年2月 5日 (土)

音楽備忘録905 Drumハードウェアへの私的妄想&現実的解決策⓬

前回続きで漸く未出の話しが出て来るが、要はCymbal保持の接触箇所の問題なんで併せて進めてこう。
元は従兄からの入れ知恵でも俺自身も納得してる最適解は、旧々TAMA 7082Pシンバルメイトってのを使う事だ。

理由は発音体金物と保持金属の直接触が避けられるのと、止め蝶ネジ不使用でもガタついて雑音が出たりしないからだ。
そんでこれ書くのに確かめ様としたが、記憶にあったのはうろ覚えなシンバルメイトって名前だけ。

それが数世代前ので廃版・無在庫になってたお陰で、行き付くのにやたら手間取る杜撰大王であった。😓
要はⅡで止め蝶ネジと俺称保護パイプが樹脂で一体に作られてるだけなんだが、悔しさから意地になって追及してみたら名前と価格が変っただけでちゃっかりまだ売ってんでやんの。

誰かさんじゃあるまいしドラムパーツにもバツイチが居るのか知らんが、今はGIBRALTAR(ジブラルタル)SC-TCWN6となって¥500オーバーと嬉しくない出世なんてしてやがった。
便利なのだから消えて無くなる筈は無いと信じつつも、ヨレた浦島君(俺)にはちょいと想定外でやんした。

っとほざくからには常用してるかったら否で、俺のDrumハードウェア遍歴の事情からPearl規格の太い軸には入らねんだわ。
ってな処から本日の核心へ進んでくが、金属同士の摺動にあるデメリットの幾つかが楽器として使うのに具合悪いのよ。

どっちも誰にも共通だと思うんだが、先ずCymbalの穴を不要に広げたい奴は居ないっしょ。
それも一様に拡張するならまだマシだが、偏ってると拡張後は中心からズレて保持する事となるから色々支障が出るよね。

それには保持側だけ摩耗するのを看過せねばならないが、重いRideなんかだと柔らかい材質のだけで支えるのは無理だ。
なので必然的に丈夫な軸とCymbalの間に何か挟まざるを得なくなるが、長さ調節が自由になる異材質の何かが候補となる。

っても実質的には樹脂パイプかビニールチューブのどっちか位になるが、使ってってみるとビニールの方が摩耗途中で異音を発し易かったんだ。
表面が樹脂より柔らかい分滑りが悪く、ビニールに凸凹の傷が付いた後はそこの通過時に軋み音が出るんだす。

なのでサイズのフィットするパイプを色々物色したんだけど、内外径と強度の両方をクリアするのが見つからんかったとです。
そこで仕方無く元仕様に準じてビニールチューブを交換しつつ頑張ってんだが、それをHat Standにも応用しようとしたら更なる注文が付いちまったんだ。

PearlのCymbal用のはTAMAよか太くも設計にチューブ代(しろ)が入ってるが、YAMAHA HS-710では何も挟まん設計なんで余地がもっと狭かったんだ。
どうも設計がTop Hatがグラグラ揺れない程度に締めて使う想定になってるみたいで、根源的には俺の演奏スタイルと不一致なだけっぽいんだけどね。

金無い・他に持って無い・ネジ山変形嫌のどれも譲れない条件なんで、従前は薄いブリキ板を切って筒状に丸めて凌いでたんだ。
けどCymbalよりは弱くても擦れ合う内にキーキー音を出しだしたんで、手元にあるビニールチューブで何とかしようと画策・悪戦苦闘したんですわ。

最終的には杜撰大王流コロンブスの卵式ってなもんで、わざと細めのビニールを無理矢理押込んで薄めるって荒業となっとりゃ~す。
これ輪ゴムを引っ張るとその分細くなるのの応用で、予め他の棒で広げといて縮まり切る(元へ戻る)前に押込む作戦でやんした。

それで前よりゃ幾分かは改善したんだが、まだまだ課題は残ってるん。
ブリキ時代から継続してるがこれ等を追加すると、フェルトの内径と合わなくなっての不都合が…。

<つづく>

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