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2022年2月 6日 (日)

音楽備忘録906 魔創作➊

是迄奏法(片足連続Slide等)も機器(直近ではBass用ポータブル球プリ)も色々作って来たが、又新たなニーズが生じて機器制作をしなきゃなんなくなった。
今回のは当初はエレキのボリウムペダルで、表現の拡大の他Stringsの代用からだった。

概述の通り諸事情からリアルタイム演奏可能な高品位音源が見つけられず、それを誰かに依頼しようにもとてもじゃないがギャラが払えない。
しかし節操無く作曲した結果そんな音の要るのもどんどん出来ちゃって、まあ個人的にはずっと続いてる懸案ではあるんだが。

それで取敢えず基礎実験を始めてみて、俺のニーズには一寸独特な性質のが要るのが分っちまった。
そんなに深い理由なんて実は無くも常時Ampで歪ませるんで、小音量側の音量増加が普通のより遥かに緩慢なのが適してるし欲しくなったんだ。

加えてそんなだから最小時には真にゼロになってくれんと、ピッキングが洩れちゃって駄目。
その結果最初に画策してたフォトカプラが、選外になったのは何とも残念だった。

もしこれで行けたら楽器⇔Amp間に余計な回路が入らずに済ませられたんだが、充分歪む程の高感度だと騒々しいLiveでも誤魔化せないレベル。
これはフォトカプラの性質のせいで明るさで抵抗値が変るも、大きい方は良いがどうやら0Ωには出来ないらしいんだ。

Photo_20220116182601
潰えた夢だが折角だから参考に図付きで説明しとくと、これ式なら他のと違ってボリウムポットの摩耗・汚損からのガリ音発生と電子回路挿入に依る色んな変容を受けなくて済むからだったんだ。
では部品から順に説明してくが点線で囲われた部分が心臓部で、只ペダルの場合は実際はパッケージングされたフォトカプラでは無く大抵は別部品となってるだろう。

因みにLED登場以前からフォトカプラは既にあったが、その時点では光源は電球だった。
して要点は緑描画になった遮蔽板をペダルで動かして光量を変えるだけで、電気的にはcds(硫化カドミウムセル)で抵抗値が減るだけってのがミソなのだ。

この一種の可変抵抗器は非機械式だから殆ど無劣化だし、元々エレキにゃ最低でも1つは付いてるボリウムポットが増えただけと同然だからね。
あとフォトカプラの左上の抵抗器は過電流防止ので、電池は表記電圧以上のなら他のだろうとACアダプタでも何でもOK。(尤も効率や電流制限抵抗器の容量や発熱を考えると高くて12V程度迄が相応しいが…)

但し電圧が変れば抵抗値もそれに合せんと電流が変るんで、ここのにしては珍しく抵抗値を空欄にしといたんだ。
とは言え今回ニーズには不適判明したんで、ボリウムペダル原形の機械式のも考えてはみたんだけどね。

廃VHSデッキの残骸メカ部品等を小細工すりゃ機械部分は何とかなるかもも、Aカーブよりもっと極端な性質のボリウムポットが入手出来なきゃ始まらない。
さあどうするか…。

<つづく>

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