音楽備忘録909 Drumハードウェアへの私的妄想&現実的解決策⓭
この処大時代的大雑把さが特徴の癖に、又々細かい処に執着した感じに見えてしまってるかな?。
だがしかし私ゃちっとも二重人格でも無いのにどうしてこうなったかっつうと、気楽に行きたいのを妨害されたみたいな状況に追いやられたからや。
フェルト内径部が圧迫されるとその度合いに応じて軟度が低下するが、それがHatに使われる時だけ他のより悪影響が出るんす。
Hat以外では負荷が掛かるのは一方通行なのが、クラッチ部だけ踏んで押える動作があるからだ。
概述の如くTop Hat以外では上側フェルトとCymbal間に、静止時はわざと隙間が出来る設定としている。
それをそのままHat Standでも取入れてみたら、開閉時に上下フェルトの夫々と毎回離合時に音が出ちまってね。
大した音量にこそなりゃしないけど幾らリズミカルに踏んでも、「シャッコンシャッコン」みたくリズムに乗せるのが大変になっちゃってさ。
譜割りと合わないタイミングになり易いし制御困難なんで、小さくても聴こえりゃ変だし叩いてる本人はついつられちゃったりしてね。
所謂「遊び領域」が広過ぎるペダルってどんなのだって踏み難くなるもんで、Cymbalの揺れ巾を大き目にしたかったら超柔らかフェルトにして普段は常時接触させとくしかないんだ。
因みに他のCymbalだって離れてたのが触れれば無音では済まないが、それよりも傾斜限界で軸若しくはその間に追加した保護材に突っかえる時のの方が大きい。
しかもその時はCymbal音量が最大近くになってっから、Hatの足での開閉のみみたく叩いてはおろか全く触れもしてないのとは正反対に近いんだ。
ここで学びになったのがCymbal保持雑音が何時出るのが困るかで、Hatは鳴らす前or鳴らして無い時・CrashやRideは余韻終息近くって違いがあった処。
以前述「Cymbalとビニールチューブの軋り音」が気になったのも、主に減衰してって揺れが終息する頃の分だけ。
爆音楽器なのに微小雑音が気になるってのも変な感じだが、漸く静まるかって時の雑音は無音時のに負けず劣らず悪目立ちするもんで。
ここで久々の随時吠えが出るが「音楽は比較芸術」と唱える裏に、そもそも音の認知自体が比較への依存が高かったって寸法で御座居。
故に雑音はどんなタイミングで出現するかが、音量や音質以上に重要なファクターなんす。
達人って傍目には案外無頓着に見える処があったりするのってこんなのと関係がありそうで、自覚の有無・詳説の有無に関わらず対処出来ててのものなんでしょうね。
それは兎も角現時点でHatクラッチ用のフェルトはほぼ最軟に達してるんで、穴を綺麗に拡張出来ると良いんだけどさ。
相手が半端に柔らかいから専用工具とか無い現況では、数度試したけど上手く行ってないんだ。
普通なら従兄みたいにクラッチだけ買換えりゃ良いんだが、完全に同じのはもう作られてもいないし在庫も無いらしい。
万一どっかで発掘されても買える価格になりそうに無く、僅かだけど何となく現行品と音が違う感じがしてね。
何れ消耗し切れば俺にだってXデーが来ちゃうけど、現用品をなるべく引っ張りたいんす。
なんて処でこんなに苦労する位ならフェルト非依存も考えてはみたが、割損防止の為には付けといた方が良い。
って事って次回はフェルトの有無等を論じてみるが強打しなかったりするなら、Cymbalだとその音自体はなるべく何も無く拘束されてない方が明らかに良いでやんす。
<つづく>
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