« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »

2022年2月

2022年2月28日 (月)

音楽備忘録928 魔修理の最近⑪

さて前回ので兎と亀の兎になったつもりは全く無かったが、譲って貰ったハイエンド機の方が完全に生き詰まっちまった。
加齢から無意識下に楽な考え方ばかりしてるのか知らんが、随分昔のにはなるが同じメーカのビジネス用は常用中なんでね。

このハイエンド機(ここからは我々称の超君と略してく)性能は普通じゃないが、仕様自体は従兄宅マ録弐号機と比べたら良くある一般ビジネス用だ。
強いて云や画像の膨大な扱い量に対応されてた程度で、まだ現行品みたいだし情報は盛り沢山且ついとも簡単に入手出来てた。

こっちが現行の最新のに不慣れなのはあったが、少なくともハード面ですぐに理解出来ない部分は無かった。
なので慣れるのに時間は齢だからそこそこ掛かるとしても、日々少しづつっ弄ってけばどうにかなる…予定だったんだ。

これは今回の2機に共通だが現行OSが搭載されてたんでネットに繋いで使ってたと思ってたっけ、詳しい事情は不明もどうやら独立させてたらしいんだ。
それでアップデートが色々溜まりに溜まってた様で、従兄マ録弐号機はOSはWin 8.1だったから未だしもWin 10の超君はこれが終るのに酷く時間が掛かった。

これ俺知りでは当該機に限らずWin 10 以降のアプデで改悪されたのの影響も考えられ、一気に纏めてやりたくても地味に裏でコソコソ1つづつしか出来なくなったってのも。
コイツの罪深いのは地味裏コソコソの癖に、物に依っちゃ案外リソース喰って動作が重くなる処だ。

それでも普段なら状況次第で他の作業と並行して進めたりもしてたのに、待ち続けてみたのは11への無償アプデが来る筈だったからなんだ。
と言いつつ実は一抹の不安は少し前からあって、何やら「一部の設定は組織によって管理されています」と出ててこことあそこは変更出来ませんって一体何じゃそりゃ。

ネットで学びつつアカウントその他の設定を覗いてもそれらしいのは一切見当たらず、どうやらこれが原因で待ち人遂に現れずになった様だ。
仕方無く更新以外の方法で試みるもドライブがロックされてるから無理と出て、しかしハード(BIOS)側の方では掛って無いし関係しそうなのは全て解除したんだけどねえ。

こう云う部分って一応担当業者に預けたんだから処置済みじゃ無きゃ変で、だってこっちは前用者の情報は持って無いし持ってちゃそれこそおかしいやんけ。
前回のと同じく無礼ソフトのアンインストールの不備が最も疑わしいが、その「組織」の正体が無情報状態で皆目見当も付かないし調べようが無いんでがんす。

こうなると本来なら一緒に譲られてる筈のプロダクトキー等の固有情報の無かったのも致命傷で、一旦全部チャラにしてOSを新規購入してクリーンインストールするしか無い。
幾ら何でもまさかとは思うが、或は当該機プロダクトキーを他に流用でもしようとしたんだろうか?。

尤も近年OSはハードウェアと抱合せされてんで、元のハードがネットに繋がれどっかで生きてる限りブロックされるだけで不可能なんだけどねえ。
以前からこう云うトラブルが嫌で入手するのはハードとOSを別個にするか、インストールメディアとプロダクトキーの付属がハッキリ確認出来るのだけにしてたんだ。

その流義からすりゃ今回のはイレギュラーだが、経緯が経緯なだけに致し方無い。
にしてもホントはもっと長く使えるプロダクトキーが何処かで宙に浮いてるんだとしたら、誰にとっても全く勿体無い話だ。

<つづく>

2022年2月27日 (日)

音楽備忘録927 RockのスタンダードⅡ⓰

毎度乍ら何も気にせずフレージングなんかへ言及すると、趣味や時代に合わないからと敬遠されるやも知れない。
にも拘らず年寄りのお節介覚悟で記したのは、6弦Guitarの音域・音階等の制約があるからなんだ。

中には並外れて手が大きく指も長い人も居ようが、特別な肉体を持合せてなけりゃ鍵盤楽器みたいに自由には行かない。
良く云やそれがらしさにも繋がっちゃいるんだが、折角良いのを思い付いても再現不能なケースは鍵盤等より多めとなり易い。

Classic系ではそれを上手く料理して、伴奏とメロを同時に奏でるのが腕の見せ所ともなってるけどね。
但しこれへ縛られ過ぎれば今度は弦楽器特有の小細工が幾らも出来なくなるし、「ほぼそのまま演れる曲」もかなり限られてしまう。

となりゃ思い切って「省く」事を追及してくしかないが、実は単音にならない限り省いてもそんなに変わって聴こえない場合もあるのよ。
その一因にコードボイシングの比重の高さがあって、極端一表現すりゃ「普通に押えたコードの一部を弾いてるだけだった」みたいになってっからなのよ。

実際にはフルコードの時とは少し指が違ってたりゃするが、かと言って全く違う押え方なんて出来ねんだ。
鍵盤では指先等が過大じゃ無い限り別のを押えてるのが邪魔になったりゃ滅多にせんが、普通どう欲目に見ても親指以外はネックの下側からしか出せないかんね。

するってぇとかなり自動的にパターン化しちまって、少なくとも咄嗟に簡単に押えられるのなんてったらフィジカル的には多分両手の指で足りる程度に絞られちゃうんだ。
決して自分で探すなとは言わないけど、故にサンプルから知ってった方が断然楽だし早いん。

その実情の一端を前回生贄曲ので紐解いてくと、オープンA又はGコードの一部(2,3,4弦)と○マイナーセブンスの一部(同じく2,3,4弦)とはボイシングが完全に同じなのだ。
これ前者のは一見Aなら指3本使っちゃうし、Gなら開放弦だから関係性が見え辛い。

俺も弄り始めの中坊の頃は不慣れだし今よりもっとチビで手も小さかったからピンと来なかったが、実は隣り合わせののを全部別の指で押える方が狭さから難易度は高くなるケースの方が多いんだ。
色んなフォームのコードを色んな場所でやろうとすると、ローポジションでは巾がハイポジションでは長さ方向が他の場所より激狭になる。

その自然発生的な対応として最初は薬指だけで、その後は人差し指だけで3本押えるのを会得してったんだ。
一方上記後者の方は人差し指のカバーする弦の範囲(本数)が違うだけで、独立して押える中指と薬指は完全に一緒。

つまり人差し指で3本以上押えるのさえマスター出来てりゃ、殆ど普段の押え方のままで只「1,5,6弦は鳴らない様にする」だけなんすわ。
この様な俺言い「省略戦法」は弦本数が減る程楽に自由になるんだけど、近年本邦では1,2の次はいきなり全部ってのが多数派でね。

状況次第で6弦を押えるのに親指を使うのだってあるってのに、両極端なサンプルしか見付け難くなったのが気になってさ。
まあシンセの飛躍的な発達や打込みの併用も可となりゃ、昔みたいにGuitarだけで頑張らなくたってどうにか出来てはしまうんだけどね。

只もし知っててやろうと思ったら簡単に出来る人迄使わないんじゃ、色々と勿体無いしアンサンブルの形が限定されちゃうぞ。
でその例として分かり易くて低難度目のとなると、この技の黎明期のがお勧めなんで又々済まんがカビ臭い昔のがってなっちゃっただけなんだ。

<つづく>

2022年2月26日 (土)

音楽備忘録926 魔修理の最近⑩

此度の従兄宅を中心としたPC狂騒曲!?、本来の端緒って実はマルチ録音初号機の不具合…では無かったんだ。
従兄の副業関連の知人に余剰機が2つ生じ、それを貰えるってんで俺達は大喜びしてた処だったんだ。

そんな中色んな所で現用機にほころびが出たのも好事魔多しの典型かもだが、貰った後使える様にするのが思いの外大変だったんであるぞなもし。
なので修理ってよりゃ調整と本来なら題を変えた方が良い様な内容だが、愚痴溢しに依る発散兼何かの参考にひとくさりさせとくれやす。

当該2機の概要はハード的には新しく高性能で、特に1つは現行の殆どハイエンドのだったから俺の目は俄然血走った。😵
もう1つのもCPU等の世代の事情からWin 11に上げられないのは惜しいが、Core i-7と登場時は同じくハイエンドだったヤツだ。

だが機種の設計用途等の関係で、想像を遥かに上回る苦難が待ち構えていた。
何しろ割安なのと互換部品等の流通が良かったんで、俺自身はここ7~8年は中古購入したのが全部元ビジネス用だった。

それで当初不慣れな内はカスタマイズ(この場合は使用者特化)に手古摺ったがお陰ですっかり慣れて、だから今回もちょちょいのちょいでなんて思ってたんだけどさ。
今度のは医療用ののせいかマニュアル類の供給からして非常に悪く、特殊ソフトのせいかアンインストールにも色々瑕疵が多くてね。

そう云や電子確定申告用のe-Taxソフトってのの出来も酷いもんで、あんなWin 98時代の様式のままで良く現行OSで動くよなぁだったっけ。
どちらも実際はPCで動かすんだからそこを良く作り込んどかなきゃアカンのやが、かと言って税金や医療で間違いを誘発しては困るからかな。

俺や従兄よりもっとPCに疎い人が無理して作りでもしたかの体で、入れるのも使うのもだがその手のは特に出した後が酷いんだ。
とは言え前使用者関係の情報流出等を避けるのに専門業者が処理するってぇから、それで実際の引取りが一月程待たされた位だからそこそこ片付いてると思ってたんだ。

が何と驚いた事に単にデータがごみ箱に移動してあっただけで、空にすらしてなかったって信じられない恐ろしさ!。
その業者は医療機器の方々だったんだが、あんな難しいのが手に負えてPC如きでこの始末って良くそんなで仕事になってるわ。

或は普段俺等みたいな極限に近い状態の体験が僅少で手に負えなかったのかもだが、無関係な他人の手にそのまま渡ってたらと思うとゾッとするがな。
まあこの国全体のセキュリティ意識が希薄なんでアレだけど、極限低能機では余計なのは全てバッサリ綺麗サッパリにしないと何も入れられんし動かせなくなったりするからねえ。

で従兄が既にDrumマルチ録音弐号機として使い始めてるヤツ、良く中を調べるとアンインストールしたのの残骸がテンコ盛り且つ裏で動いたままになってたとです。
これに気付いたのは2人で試し録りをしてた際、空き容量不足で全部は録れないかもなんて今迄見た事も無い変なメッセージが急に出たからだ。

主犯はCドライブの容量割り当てが小さ目なのに作業Fileの保存先迄Cにっなってたからだが、それにしたって全然長く無いの1曲の途中でだなんて大昔の小容量HDDじゃあるまいし…。
して真相は残骸自体の場所取りもだが、それ等の作業スペースでもっと食われてたんだ。

裏で勝手に動いてるのってタスクマネージャ出しっぱ監視しっぱで辛うじて分かるもんなんで、何時の間にか癖が付いてた俺が居ないとそんな場面が訪れなかったらしい。
殊勝な従兄は気長に待つ癖が付いてる様で、こういうのってどんな時期にどんな機種でPC弄り始めたかに左右されてるらしい。

<つづく>

2022年2月25日 (金)

音楽備忘録925 音量の正しい解釈③

毎度でスマソが前回入り切らなかった、音量に依る印象差の比較対象や相関関係に依る影響力から進めさせて頂こう。
光なんかもそうなんだけど音って計測すれば物理量は測れるけど、それをどう感じるか(例えばうるさいとか)は千差万別でやんしょ。

同じ人ですらその時の状態で評価が激変するのも普通で、故に比較対象や相関関係を無視すれば万人への最大公約数みたいなのを求めるのすら不可能に等しい。
とは言え肉体的限界ってのがあるんで最大音量は、極力一番限界の低い人に合せなくてはならない。

一般大衆への娯楽分野なのに
心身に害を及ぼすんじゃ犯罪級、瑕疵があった遊園地での怪我案件みたいに訴訟が起こらないのがおかしい位だ。
現況本邦では恐らく客層の差でこうなってんだろうが、提供側でこれが分かって無いんじゃ致命傷だ。

私的には世間からLivehouseが軽視されてるのにこの件が含まれてると考えてて、マトモな方が多数派って状況をとっとと作らないともう業種自体が抹殺されんじゃねえの。
元々中々儲からん経営の困難な分野だが、周囲への下手な迎合・対抗に走った結果がこの無様さか。

っとこれの続きは又何れ別項へ譲るとして、肉体的限界内でもっと工夫する・やろうと思えばかなり余地があるのに気付き損ねたのが随時頻吠の「音楽は比較芸術」案件なのであ~る。
こんな調子じゃ最早皆の耳は蛸の養殖場かも知れんが、色んな場面で大失態を防ぐにはこんなスローガンしか思い付かねんだ。

突如冷静客観的攻撃に変わるが、低高域温存の忖度だろうとそれで中域を増し盛りすりゃ総合特性は只の普通に近付くだけ。
もし思い切って低音要りませんとか高域全Cutなんて出来りゃ別だが、大抵はどれも必要だしどれかの為に他を犠牲にする訳にも行かない。

仮にそう踏ん切った処で、そうすりゃ新たな懸案事項がにわかに大量発生するだけだ。
んじゃどーすんのってばバランスも勿論だが、なるべく「必要な時は大き目」「低ニーズ時は小さ目」にどれもが感じられる様にするのがコツなんでやんす。

残念乍ら技術の発達した今日では類例が減ってるが、例えば昔のエレキGuitarのコントロール部の表記なんかにそのヒントが眠ってるんだ。
例えばPickup切替SWのポジション名がフロントのはRhythm、リアのはLeadとかSoloなんてのがあったんだ。

常にバラエティに富んだ音色を出したいんで勝手に決めんなよって、若かった頃は勝手に決めんなよなんて抵抗してたんだけどさ。
後でその楽器が設計された当時の状況も加味してみたら、俺の若い頃比ですらその昔は「何とか聴き取れたら名器」って感じだったっぽい。

これからすれば今の極限状態ってな誤人為的に発生させたもので、ホントの極限状態の体験すら出来て無い人が多いんじゃないかな。
さて皆の衆こんな場所で「極限状態」と言うと超絶爆音とかだと思うかも知れんが、そんなのは[大き過ぎる≒余裕がある]で改善余地のアリだ
からまだ極限なんかじゃないんだわよ。

一寸音量足りないけどもう一杯一杯だし、極端にバランスを変えるのも無理なんて状況が本物なんす。
音色で補おうにも大昔のナローレンジのAmpやスピーカでは、音量を堅持するにも中域主体にしかなってくれない。

ので今みたいに音響装置側で大々的に加工するなんて不可能だから、楽器側の基本的な音色を変えてみる位しか方法が残って無かったんだ。
その効果だってタカが知れてりゃ本来望んだのと大部違ったりも多いが、全く聴こえんよりゃマシって。

本当に切羽詰まってたら例えば音を鳴らすのが難しい管楽器から、生まれて初めて音が出たのに負けない位↑みたいなのだって嬉しいやんか。
特にそれが録音物(当然画像無し)だったら全く聴こえない≒ホントは居たのにそんな奴居なかった、になるんだから偉いこっちゃで御座居やすよぉ

<つづく>

2022年2月24日 (木)

音楽備忘録924 魔修理の最近⑨

さてその従兄宅Drumマルチ録音用初号機(xp)の不調以外のって何ったら、搭載してる化石PCI接続サウンドカードの使い辛さだ。
件の機種はYAMAHA DS-2416って最早ほとんど知る人が居ないであろう代物で、そもそもYAMAHAがホントにそんなの作ってたのかよってのが今の一般認識だろう。

コレ俺等オッサンには少し昔のつもりでも、気付けば登場からもう23年も経ってたんだね。
けど古いから苦労させられてんじゃなくメーカが勢い込んで出したは良いが、早々に挫折ってドライバのバージョンアップすら幾らもしない内に尻尾巻いて逃亡しちゃったからなんだ。

ディスりになって申し訳無いが真実なので付記しとくと、当時将来を見据えたつもりで長年培って来た生楽器のスキルを捨てて迄デジタルを指向してたんだがね。
そんなだったんで従兄も多いなる期待を抱いて、かなり無理して迄購入したらしいんだ。

この云うのって安定期に入る前だと博打性の高いのは仕方無いが、アナログインプットモジュールを1つしか買えて無かったのが今となっては苦悩の元凶になった。
サポート悪い≒他機器との連携が弱いとなりがちなんで、健全運用が出来てても「切替の手間」が偉い事になっちゃったんだ。

それでもあれだけの思いをして手に入れたんだからと、初号機で大凡3年は従兄も粘って格闘してたんだけどね。
こっちに感じられる以上に本人はそれで草臥れ果てたらしく、本体が直っても再利用には気乗りしないんだそうな。

しかし現状ではそうするとネットへ繋ぐのと録音に使うPCが兼用となってしまい、色んな安全面等からもお勧めし兼ねる環境となってしまう。
そこで再度色々調べて行くとどうもPatch utilityってのを入れれば、カード側の詳細設定ソフトが入るらしいのを発見。

って信じられんかもだが今迄は別のソフトや設定の処から、ほじくりにほじって最低限の設定をしてたんだ。
この状態だと基本設定の維持度は低いし、関連性のあるソフトを立ち上げる度に設定が暫時変化を続けちまう。

そこで何とか↑を落して入れてみたんだけど、残念乍ら何も変化は起こせなかったよ。
実は最初から多少の危惧もあって、入手可能なPatchは「xpより前の用」のしか無かったんだ。

只添付されてたレダメ(Read Me)に「xp以降のでも行ける筈」なんて書いてあったから、一寸は期待したんだけどさ。
ドライバはWin xp・2k(2000の事を当時はしばしばそう表現されてた)用のがあったんでそっちが既に入れてあって、って事は前のOS用のでは後から何か不具合でも出たからだったのかな。

設定ソフトの部分だけ前のが残ってくれりゃ助かったんだが、儚い夢で御座居ました。
性能・機能自体は今でも充分通用するレベルなのにヴィンテージ認定されないのは、多分この実用性の低さのせいなんだろね。

にしても俺が使うんじゃないから強制なんて全く出来んが、この手の機種を推すのに他にも幾つか理由があるんだ。
フリーソフト音源のYAMAHA S-YXG50の仕様条件に、OSがxp迄とCPUがIntel CoreⅡDuo迄ってのがあって。

しかも↑のソフト本来はシングルコア用ので、↑だけが偶然デュアルでも使えるのを発見しちまってね。
今更も良い処ではあるが無料で打込みとマルチ録音の両方をとなると、いにしえのCoreⅡDuo機が一択状態なんすよ。

まあ結局は「使い易さの改善」が出来なかったんで従兄宅復帰の可能性は薄れちゃったけど、ネット非接続で独立機として使う分にはまだ暫くはこんなのでも有力アイテムなんす。
録るだけの人だったら録音機器に全資金を集中させられっけど、演りもするとなるとここだけに予算を掛けてらんないし掛けるべきじゃないと思うんだ。

<つづく>

2022年2月23日 (水)

音楽備忘録923 RockのスタンダードⅡ⓯

今回は歌物でのGuitarのフレージングに言及するが、今となってはスタンダードの直接的導入はもう厳しくなってしまった。
けどだからって本邦劣化J-POPみたいに、バカの一つ覚えでパワーコードとオクターヴばかりに依存するのも芸が無さ過ぎ。

技術レベルの事情も多少はあるにせよ歌バックでも平気なフレーズって、鍵盤等と比べると弦6本ってな元来バリエーション的には不利な口だ。
なので根源的にはどう頑張った処でタカが知れてるっちゃそうなんだが、だからこそ工夫の余地は大きいしそこから印象的なリフ等が生まれやすいのだ。

で誰の耳にも印象に残り易いのはリフとかだが、リフ迄行かないが只の伴奏とは違う様なのに実は最も多くヒントが含まれてんのよ。
って事っていきなり読者を試すみたいで済まないが、かなり違って聴こえるが基本的には実は同じ技に依ってるのを提示させて頂こう。

んで今回生贄になって貰うのはRolling StonesのBrown Sugarと、Jhonny,Louis&CharのYou’re Like a Doll Babyだ。
前者の王道Rockに比し後者は大部FunkyでHardな感じを受けるが、良くお聴きになると歪みの深さはおろかフロントPUで演ってる処迄かなり共通項が多い。

俺知りでこの3和音パターンの少なくとも普及者はKieth Richardsだったと認識してるが、和音だがルートに縛られなくなる分応用範囲が格段に広がるのがコイツの特徴ね。
それに依ってハーモニーの自由度ばかりか簡単なメロディも奏でられる様になるのがキモで、リフは勿論だが私的には「裏メロ」としての活用に最大の魅力を感じている。

実際に本家で既に裏メロにも届かない位のも多用されてて、パワーコードだって同じ様に応用すればもっと色んな味を出せるんだけどね。
只何分普通多用されるタイプのは音域がルートに近いんで、上手くハモらせるにはそれなりの編曲スキルが入用になって来る。

なので私的にはルート呪縛からの開放を模索した際、パワーコードよりこっちの方が間口が広い印象があんねん。
因みに伴奏での「遊び要素」としては先にJohn LennonやBrian Jonesが演ってた、コードチェンジ等節目で開放弦等の違う音を一瞬挟むなんてのがあった。

又殆ど同時期に黒人系では押えたコードの一部の指だけ離してなんてのも出だしてて、和声理論的には実質は似た様な状況になっていた。
只前者は離した時の音が基本的には1つしか無いし、後者はコードフォームの都合で欲しい変化が得られない場合が多くなる。

し体力的・技術的に決して誰にでも楽では無いのが、3本だけで良いとなりゃ一気に緩和される処は見逃すべからずだ。
それと純粋な技としてはほぼ共通なのを使って、各自が全然違う味を出してた部分も今本邦にはとても良い薬になんるじゃないかな。

段々時間が経って時流に合わない部分が増えて来たんで、俺等が若い頃みたいに直接的な模倣をする意義は薄れてそう。
けど曲として表面的に聴くだけだってそれなりのご利益があるも、「使い方の工夫」のサンプルとしては寧ろ昔より今の方が必須アイテムな気がするんだ。

技の種類が増えた分それだけで選択肢も豊富になったとは言え、シンプルなアンサンブルの特に歌バックなんかじゃやたらな小細工は邪魔になりがちじゃん。
1種の怪我の功名みたいなもんなんだろうがフィジカル的に低いレベル・少ない技の時代のの方が、「非技術依存で何とかする」部分に関しては必然的に上手で居なきゃなんなかった訳っすよ。

<つづく>

2022年2月22日 (火)

音楽備忘録922 魔修理の最近⑧

満防(まん防)実施前の際どいタイミングでPC問題2機の引取りに行ってきたが、今回ばかりは可能なら先延ばししたかった。
何しろグズのろ政府と来たら対応が超遅なんで、今が一番悪い時期かも知れないんでね。

にも拘らず決行したのは他の用事もあったからで、休養君のリハビリに大いに関係しそうな機材の移送もあったからなんだ。
我々みたいに60が目前に迫って来ると、少しのサボりで後退・劣化する度合いが半端じゃ無くなって来るんでさ。

この行動の結果は最悪全員感染・最良休養君の復活、後になってみなきゃ答えは出ないが…。
わそれとして従兄宅案件でもPC関係とそれ以外で1つづつ増えちまって、録音とそれ用のストンプ作りと三つ巴で暫く忙殺されるらしい。

一応不具合物を列挙しとくと
 1.従兄宅Drumマルチ録音用初号機(xp)の動作不安定
 2.貰い物ウルトラスペック機(Win 10)の動作重さ
 3.液晶Displayの入力信号非受付
で、最後のが新規ってか追加のだ。

その他に休養君のヘッドホンアンプ代用になりそうなオールインワンマルチエフェクタが加わり、これは以前最後の時点で電源が入らなくなったんだそうだ。
決して疑う訳じゃ無いがつまらぬしかし見付けにくい接触不良等で、一時的に起きる場合も考えられるんでその場でチェックしたかったんだけどさ。

専用ACアダプタが所在不明で、電力容量が一寸大き目のだったんでお預かりとなってしまった。
こんな風に山積すると地道に1つづ取り組むしか無くなるが、とある事情でDisplayの生死だけは今晩中の確認に迫られた。

毎度の変な幸運なんだがたまたま不用品無料引取りのチラシが投函されてて、幾らジャンクは集めるのが基本ったってもう保存場所が限界を越えちゃってんでね。
修理・流用の見込みが低い状態だったら昨夏に壊れて交換した、ウィンドクーラーの残骸と一緒に持ってて貰いたいんで。

それにはPCのどれかに繋いでみなきゃなんないが、以前ウチで試運転したのはアナログD-Sub入力だけだったんだ。
のが従兄宅の現環境の都合で向うではDVI-Dでの接続しか不可能で、そこが生きてたかどうかは元々不明のままだったんだ。

出ました杜撰大王らしさとは言え前回チェック時点では、従兄宅にはD-Sub出力のしか無かったんで…。
親切若しくはバカ正直に行くなら全部調べとくべきだが、映像接続ケーブルって新しい規格・高性能なの程お値が張りますやん。

従兄の手元にはDisplayのケーブルに余剰が殆ど無かったし、あるのも古いのだけだったんで気を利かしたつもりも無くは無かったんよ。
と苦しい言い訳は切り上げて試すに際し宅現用PCは皆別件使用中だったのと、↑2.には映像出力がDisplay Portしか付いて無かったんで1.の不調機と抱合せでやってみた。

その結果やはり確認済みのD-Sub入力健全・DVIは入力信号を非認識と、薄々予想してた通りだった。
不調機自体は輸送に伴う振動で接触不良が寛解でもしたのか、現時点では全く普通に稼働しちまってる。

これからすれば1.は復帰させるのが普通な処、別件で従兄がスッカリ懲りちまってっから先行き不透明だ。
例に依ってその内容は次回譲りとなるが、健全化しても手間が掛って使い難い部分があったんだ。

<つづく>

2022年2月21日 (月)

音楽備忘録921 音量の正しい解釈②

だば前回の続きの中から今日は、音量に依る印象差にフォーカスして解説させて貰いまひょ。
これを左右する要素として人耳特性も重要だが、比較対象とか相関関係も同じかそれ以上に影響力があるんすよ。

久々で怠け者を戒める目的で爆弾投下から行っとくと、耳栓が要る様な爆音を提供してるPA野郎は上記後者を省き過ぎとんのや。
前者だってちゃんと学ぶと学ばないとでは差の出るもんではあるが、頭を働かさなくともある程度は体験値から知る事が出来るんだ。

だが後者のは聴き辛くなったりしない限り、気持ち良きゃ一々探るより委ねて楽しんじゃったりして当然じゃん。
だから頭も体もフル稼働させて追求しないと、幾らも真の姿ってか状況を理解出来ないんですよ。

前振りはこの辺で順に内容を紐解いてくとして、前者は人耳には固有の周波数音量特性があったってのだ。(厳密には共通性もあるが更に各人固有のが…)
有名な「
等ラウドネス曲線(フレッチャー-マンソン曲線等)」のグラフでも見ると一目瞭然になるが、調べてみたら音程次第で感度にムラがあったん。

しかもその音程毎の感度の増減が一定じゃ無く、これが色々面倒を奢ってくれちゃっとんの。
先ずギリギリ聴こえる最低限界が、物理的音量に対しては中域→高域→低域の順となっている。

噛み砕くと低音程ある程度の大きさにしないと全然聴こえないんで、小音量再生頻度の高そうな携帯音楽プレーヤや個人用音響装置にはBass Boost機能の付いてるのが多いん。
但しこれ等の研究には爆音の分が不足してて、しかし俺知り推定に依れば爆音域以上になると人耳は中域より高域が高感度になってそうだった。

因みに俺知り推定は体験等からは確証をとっくに得てるが、検体が著しく少ないんで論文にしても通りゃしないだろう。
他所でもコレの進展が悪いのは、最悪時に被検者の耳を破壊する危惧があるからなんだろうな。

けど未来ある若者の為には例えば世界中の死刑囚に協力して貰うとかして、とっとと進めてハッキリさせるべきなんだけどね

わ兎も角上記の様に只でさえ人耳には癖があるのに実際は更に際限無く個人差がってのは、意欲的に学ばないと自分基準オンリーになり易いんじゃないかな。

聞こえる聞こえないならそんなでもないが、さっきのと比べて今度のは何倍位なんてのは全部主観になっちゃうからねえ。
音を出す方のは機械も使えるからそれに付いてるメータでも読みゃ良いが、個人の耳に付けられるメータってのが今ん処不可能で無いからさあ。

しかしそれ以上に冒頭後者のは機械に依る分析とかがほぼ不可能なんで、学ぶのも大変だし極論すりゃ修了するのだって先ず無理だ。
けどそんな面倒なのだからこそ、本来は従事者側だけで極力何とかしとかなきゃイカンのよ。

例え不完全だろうと他の誰も手に負えないのを少しは何とかしてこそ、その筋の専門家としての価値が生じるんだからさ。
ってな事ってこれをしてない爆音関係PA供は、俺としてはアマチュアにも満たないド素人認定になるんどす。

<つづく>

2022年2月20日 (日)

音楽備忘録920 魔創作➍

俺みたいに後はこっちで勝手にやるから基本情報だけ欲しいってんだど余計なお世話になるが、回路のサンプル選定でもう1つ訳ありだったのを忘れてたんでそれから。
厳密にはフォトカプラ式ボリウムペダルは挫折ったんじゃ無く、保留としただけって今更だと又言い訳っぽかなっちまうがホントなんだってば。

部品や加工の都合だって勿論含まれちゃいたが、フォトカプラを使ってもバーチャル0Ωにする技は昔からあるんだ。
これに際し音関係でフォトカプラがどんな所へ使われてる(た)から進めるてくと、何たって真空管Guitar AmpのTremoloのが有名だろう。

その他コンプリミッタ・フェイザー…ボリウムペダル、果てはアナログシンセのモジュレーション等かなり広範に及んでいる。
そのどれもで少なくとも俺知りでは0Ω側でコンプリミッタ以外で絞り切れてないのは無く、それは他の回路と組合わさる事でバーチャル0Ω状態が得られてるからなんだ。

電子回路の増幅器って増幅素子自体を働かせるには、殆どの場合でそれ用の「バイアス電流」(直流)ってのが要る。
なのでこれを上手く下駄代わりにすれば、例えば0.7V以下は0Vと見做して動作させられたりするんだ。

これを逆から読むとフォトカプラ式で絞り切りたきゃ、音声信号を増幅回路へ通せば行けるって事になる。
只それが俺ニーズではなるべくならしたく無かったんで、どうすべきかは大体分かってたけどそのまま取り掛かる気になれなかったんだ。

仮にもしやるとしたらそんなだから極力シンプルな回路にしたく、それにはどうせ先に作ってるBOSS Slow Gearのの「その部分」と殆ど同じにしかなり得ないのには気付いてたんだ。
んでコイツはフォトカプラの部分をFETで可変抵抗器として作用させてんだが、その制御は上述のバイアス電流で行っている。

その制御電流自体は別に設けられた検出回路で作られてるが、これをフォトカプラ式ボリウムペダルで置き換えるのが比較的簡単に出来てまうのよ。
と長々右往左往してたのを漸く要約すれば心臓部をコレにしとくと、後からマニュアル操作(ペダル部分)と電子SW部分も欲しくなったら追設するだけで済んじゃうんすよ。

こんな芸当をしたい時は元のが原始的なの程発展性に富んでるし、手戻りになる部分が殆ど無いんでやんす。
完成度の高いのってそのまま使う分には最高だが、何処かを改装して元のクウォリティに届かすのが困難でね。

オートワウの方はその筋では一面でとっても有名な、エレハモ(ELECTRO-HARMONIX)のデッドコピーなんでシンプルでも弄れるのはEffectの加減程度(これは実施済み)。
↑の一面とは変態回路のオンパレードだからで、動作自体が特定素子の変態性質をフル活用したヤツだからなんだ。

メーカサイドの当初目論見はコストカットだったんだろうが、結果的にはそんなだから出て来る音も筋金入りの変態。
だから独自の価値としては中々結構だが、今回みたいな目的だと適合しないんだ。

けれどシンセのエグさに対抗するにはお上品なのじゃ役不足で、特に音色的に弄れる部分の少ないエレキBassとなるとそこが重要でね。
尤も現在迄の宅での使用実績ではエレキGuitarばかりで、Bassのは掛りの深さでデジタル物に借敗してたんで使って無いって杜撰ぶり。😓

今度はホントの言い訳だが敗因は作ったストンプじゃ無く、録音音質の変容の方だった。
結局は俺が悪いに違いないんだが、時代の変化への配慮不足が真因。

<つづく>

2022年2月19日 (土)

音楽備忘録919 RockのスタンダードⅡ⓮

純粋な演奏技術のサンプルとしては前2回の時期に限定する必要は無く…、っと書き出すと掌返しと早合点するなかれ。
ジャンルや求める効果が不問なら上記の通りだが、Rockらしさへ拘るならそれだけだと危険を孕んでるのだ。

今回はその例として主にDrum用として、TotoのRosannaに生贄になって貰おう。
表面的な聴感としては当時の最先端だし、奏者のJeff Porcaroもそれを狙ってあんな風にしていた。

が後の本人の教則ビデオでのネタばらしに依れば、’50~’60年代にあったのの新規組合せが骨組みだって。
この手法には私的には2つの特徴があると考えてるが、①元ネタはブームが去って暫く経ってからの②組合せ自体は新規でも「元のの匂いを極力払拭」するのに効果的だと思われた。

音楽界では引用でもパクリを毛嫌いするのと、バレなきゃ幾らでもなんて悪しき2極化がある様だがね。
既存の楽器で既存の奏で方をする限り、既存のと全く違う音を出すなんて事ぁ最幸運でも稀でんがな。

これとは反対に奏者が別人だと、どんなに真似ても完全に同じ音を出すのもほぼ不可能。
それ等からするとパクリは0%も100%もほぼ存在しないんで、その間の割合の中で上手に付き合って行くしかないのをご理解頂けるでせうか。

又別の例として俺には割と頻繁に起こるんだが、本人無意識・無自覚で思い付いたのが過去にあったのと全く同じなんてケースも…。
ひと頃はそれが気になってスタンダード曲を中心に色々耳を通したりもしたが、確かに知ってる程事故を防げはするが完全になんてとても無理でね。

この面について意図的に著作権に抵触しない改変をするってのは有効で、只それには「元の」をなるべく良く知って無いと出来ないんだ。
売れた有名なのだけをなぞって「似てるの無かった良しOK」なんてしちまうと、もしかしたらアルバム中の埋もれてるのにそっくりさんがあるかも知れないじゃん。

しかも↑の「埋もれ」の基準って大抵は当時のと少しは違ってるだろうから、ほんじゃ一々全部聴いとくしか無いったってそりゃ無茶でさあどうするとね。
どう頑張ったって完璧は困難だが本家の嗜好やエッセンス程度は理解出来る処迄聴けてれば、ロクに知らんでいるのとは大違いにはなるですよ。

わこの辺で例示のの内容へ進めてくと、上記①については「Bo Diddleyの刻み」だそうだ。
元祖の公開からその時点で25年とリバイバルが来そうな経年ではあったが、たまたままだだったのもあっての登用か。

②についてはそれに組合わせた後の2つのの年代がミソで、Bernard Purdie(’60年代の)とBONZO(’70年代の)だがどれもが違う時期のとしたのは秀逸と言わざるを得ない。
これで着目すべきがPorcaro自身の社会的全盛期は’80年代って世代の人なのに、’50年代のが簡単に思い出せる様な状態になってたって処。

彼の作品に明確な’50年代風味のは皆無だったのからすれば、そんな古いの知らなくたって特に困ったりゃしなかっただろうに。
しかし実際には↑みたいな浅はかな連中を凌駕する結果となっていて、つまりは素人考えよりかなり深度が深くないと中々あんな風には料理出来ないって事なんすよ。

なので一寸Porcaroっぽくなりたいと思ったとして、聴く分には似ても似つかない’50年代の迄触手を伸ばさないと厳しそうって寸法なんざんす。
現代本邦では失念されがちだけど元々一般論として、真の新しさを求めるにはホントに過去に無かった確証が要るってだけの事なんだけどさ。

<つづく>

2022年2月18日 (金)

音楽備忘録918 音量の正しい解釈①

拙ブログでは予てより不要爆音反対運動(何時からそんなのやってた??)で随時吠えしてるが、最近「中音が大き過ぎる」との一部の声を訊き又物申してみたくなった。
先ず高域・次に中域と高域の間の音が最も人耳には厳しいのに、ものを知ってるベテランが何故そんな表現をしたのか不思議で。

だが少し考えてみると思い当たるフシが出て来て、要はロクでも無いのを盛る為の低高域温存を誤魔化す為なんじゃってさ。
コレの由来に敢えて年寄りらしく挑ませて頂けば、誰でもお手軽に爆音が得られる様になったからってのが俺の見解。

もうねえ馬鹿みたいに単純な理屈なんだけどオッサンが若かった頃って、少なくとも日本じゃ例えば100W以上出せる音響機器って法外価格だったんだ。
オマケにまるで「こんなに出せるんだから一切文句言うな」ばりに、巨大で重くてそれでいて案外脆弱だったりとかしてさあ。

ので当時の素人サイドの俺とかは音量で補うのが不可能なんで、半ば必然的に「演奏に依る音色で迫力を求める」事になってたのかな。
んが今振り返ってみると玄人サイドのメーカ側にしても技術・コスト的限界が低かったんで、今より遥かに音量やレンジの広さに頼らない音創りをしてたみたいなんだ。

これがRockを中心とするポピュラー系には実は隠れた貢献をしてて、俺言い「目一杯出してます感」を演出するには好都合だったんだ。
ってか何しろ途中で壊れる位無理して使ったりもしてたんだからご尤もで、それが崩壊し出したのが1980年代に入ってからだった。

その時点では昔みたいに汚いのはもう流行らんさみたいに思ってたが、視野を広げると平民にも機材に丁度余裕が出て来た頃だったんだよなぁ。
処で本来なら有難い進化を崩壊だなんて称したのは、音量に余裕が出た代わりに音色への配慮が減り出したからなのよ。

個性の尊重からすると昭和の体罰みたいで少々変なんだが、余裕が少ないor不足だと誰でも聴こえる・聴き取れる音色になる様に調節するしかないやん。
困窮昔では1に聴こえた2に音程やリズムが分かったをクリアするだけでも一苦労で、個人の好みはそんな土台が出来上がってからじゃないと取り掛かれなかった。

無論だからって皆好みを放棄する気は全く無かったが、多分↑以前とはオリジナルトーンの構築順が徐々に逆になってったんだと思う。
それが運良く良い方へ転べば以前は無理だった新音色で済むが、大多数は実用上大きな弱点がある音色を音量上げで誤魔化す方へ…。

しかし必ずそれだけの音量が出せたならの話しなんで、騒音規制に引っ掛からなくても他パートからクレームが出りゃおじゃんでごんす。
異常にシンプルなアンサンブルでなら未だしも、俺言い「お邪魔率の高い音色」にするのは何時だって得策じゃないでしょうに。

なるべくより小さい音でも聴き取れるってのが、音色でも音量でも「不動の正解」なんじゃないかと思うだす。
そしてそれがその楽器の音量の絶対基準になるのでありんす。

<つづく>

2022年2月17日 (木)

音楽備忘録917 録音でのプロとアマの違い⑬

本日のお題は「プロは無意味な音は出さない」で行ってみようと思うが、たまには拙ブログ901で晒した自前のを生贄としてみよう。
あんなミストーンだらけでたどたどしいサンプルじゃ説得力に欠け兼ねんが、どんな状況下でのだったか従兄のした説明はまだ全てじゃないんだ。

特に俺の状態の部分が外見的には普通だったろうが、本人としてはもう殆ど条件反射しただけみたいなもんでね。
慌ただしい中最低限しか考えられず、暖機運転やポジション確認すら一切無しの正にぶっつけ本番だったんだ。

録る前にやれたのはレベル合わせ・楽器の音程と最低限の音質調整のみで、フレージングは弾き始めてからって按配でね。
強いてあんな付け焼刃に利点があったとすりゃ天然度と、構成のシンプルさ位のもんだった。

なので俺としては公開は本意じゃ無いのに、どうして従兄があれでも良いと思ったかが焦点なのだ。
結局は体裁より内容を重視したって事なんだろう
けど、そうなった根底にお題の件があったからだと思うのよ。

先ず我々の場合どっちが最初のアイデアを出すかすら不定ではあるが、従兄は誰か居る所で最初の一歩を踏み出すのは得意じゃないらしい。
ので今回みたいに準備ゼロの際はこっちから始めるのが多くなるが、フレーズも無いから取敢えず「手から出任せ」でテンポを提示すべく「空ピッキング」からとなった。

そんな状況でも心がとてつもなく広い人にだったら「もしかして曲?」みたいに聴こえる様になってたとしたら、それは多分どんなにバラックでも柱・屋根・壁・床が一応全部付いてる建物みたいになってたからなんじゃないかな。
取り立てて奇抜なのにする気は無かったから大体偶数小節進行になってるが、どの位の長さにするかは全く気分次第だった。

けど従兄が次へ進めとオカズで催促して来たりもするんで、時々間に合わなかったりわざと裏切ったりもしてるが「各部を大体どの位の長さにしたいか」って意志は伝わったし取入れた。
これって壁を付ける位置で間取りを示唆ってなもんで、俺がでっち上げたテンポは差し詰め建物全体の敷面積って処か。

この「兎に角形にしよう」って意志は俺は30歳以降に強まったが、自分が携わって何も残らないのが何しろ嫌になったんだ。
今振り返ると遊びならその時楽しいだけもアリだしボランティアなら自己満でも許せるが、労働で報酬ゼロは勘弁だしそれを無制限に許してたら暮らして行かれなくなる危惧とかあったのかな。

但しそれを世間に甘受して貰うにはその時没にしても、後で気が向いたら出せる程度には仕上げとかないとなんない。
闇雲に強引に纏めりゃ良いってもんじゃ決して無いが、現況屋根が無くて建物として認められるのは歴史的遺構とかだけ。

それも今は朽ちて無くなってるだけで、完成当時は大抵のは屋根がちゃんとあった痕跡のあるの限定。
等と語りつつ実際この生贄程度のではお題の表現より、辛うじて「必要な音は足りてた」って位かも知れない。

しかも最低限の体裁を整えた(ここでは演奏面のみ)のも、記憶力劣化の酷い2人が後で聴いてどうしたかったのか分かる様にする為。
と全然ご立派では無いが我々基準の完成度に達したら、出すって前提が少なくとも俺にあったのは確かなのよ。

だから恐ろしく雑ではあっても、
煮ても焼いても食えそうにない真似は一応避けてたんだ。
これって個人的実験では実用性を無視してるのがバレバレだが、杜撰大王だって少しは状況判断をするんだい○×△□。

<つづく>

2022年2月16日 (水)

音楽備忘録916 魔修理の最近⑦

前回〆の<>内のセリフ通りほらやっぱりすぐ次の回が、わ確かも内容が予定したてのとは全く違うのになったぞい。
預かりに伺おうにも先方からの連絡が延びのびしてる内、こっちのサブ機でつまらん事故で新たなる不具合を生じさせちった。

どうせ杜撰大王ですんでロクな内容じゃないんだが、真の主犯は狭さが悪いんだい。
して該当箇所はフロントパネルのヘッドホンJackだったが、挿したままにしてたPlugに脚が引っ掛かったのが不味かった。

当該サブ機は不定期でZoomにも使ってて、それ用の改造&自作ヘッドセットをここへ繋いでん。
安全性としてはリアパネルの方が良いけれど、使用中に接触不良が起きた時対応が困難なんでね。

それは分かったが使用時以外抜いときゃ良いだろそりゃご尤もにしてないのは、只面倒でそしうてんじゃないんだ。
いや実際トータルでは結局面倒を避けてる事にしかならんだろうが、開放してると汚れるのが格段に早いんでさ。

とは言え懲りさせられた!?んでその後は普段は抜いといてるが、なまじ壊れる迄行かなかったが為に奇妙な状況に陥ってたんだ。
PC使用時の症状としては当初は繋いでるのに「未接続」と出てて、暫く経った後に今度は何時の間にかフロントパネルのヘッドホンJackが無い事になってて…。

デバイスマネージャや新しいハードウェアの追加等色々捏ねても復活せず、とうとうマザボの寿命が来たのかいやそれにしちゃ他はキー坊暴走退治後は前より調子良い。
兎に角先ずは物理的状況確認をと意を決して開腹してみると、Jack自体や関連部品に外傷等は一切無かった。

仮に壊してて交換するんでもモジュール内に収められてんで、そこを開けるのが又面倒だし結構手古摺った。
んが何とか取出せて良く見てみると、2つの幸運のお陰で不具合箇所がどうにか掴めたのよ。

この幸運はお隣の健全なMicのJackと完全同一部品だったのと、部品本体のプラ製の箱の1面だけ透明になってて内部観察が出来た処だ。
Mr. bery老眼にStereo Mini Jackの内部は中々拷問だが、虫眼鏡やらLEDライトやら色々駆使してどうにか視認に漕ぎつけた。

健康が確認されてるMicのと良ぉ~く見比べたら、挿した時だけOnになる接点の片方が微妙に変形してるっぽい。
そこでPlug挿入有無の両方でテスタをあててみると、ヘッドホン用の方だけ挿してもOnにならなくなってたの。

どうやらこの挿されるとOn SWがPCの認識センサになってるらしく、純粋なアナログオーディオ機器とは根本的に違ってる処だ。
修理内容としては蓋状になってた透明板を外し、接点の金属板の変形を物理的に復元しただけだが…。

透明板が嵌め込みやネジ止めじゃ無く3本の棒を熱で潰して留めてるヤツで、外す時は慎重且つ大胆に無傷で引き剥がせたんだけどさ。
内部処置が終って嵌め込もうとしたら全然駄目で、透明板の穴を通すのに潰れて太った部分を地道に細らせる事となった。

極小なだけに加減が掴み難くて大変だったが何とかなって安心した矢先、何時の間にか端子にハンダ付けされてる電線の内2本が千切れてるのが発覚!。
これで何に窮したかったらこうなるとは夢にも思って無かったんで、どっちがどっちのか記録して無かったんだ。

慌てて過去に落せるだけ落しといたマニュアル類にも情報が無く、マザボ単体で売られてたのなら探せば何処かに記載もあったりするんだけどね。(当該機はビジネス用のパッケージング完成品)
仕方無いから電線に付いてた「曲がり癖」を頼りに、確率50%の博打を打ってみただす。

因みに念の為付記しとくがもし逆だったとしても、たまたま破壊の危険が無いのだったからやっただけでなんすよ。
たまたまⅡで読みが当たって一発解消となったけど、逆接厳禁のだったら更なる手段を講じなきゃなんない。

し幾ら杜撰大王でもそうしてまっせ、手抜きにも時に限度ってもんがあるんで御座居。
って語る位なら使い終わったらPlug抜いとけよって、ねえ。😅

<つづく>

2022年2月15日 (火)

音楽備忘録915 RockのスタンダードⅡ⓭

引き続き前回とは別観点で「1960~1970年代物の勧め」になるが、勿論俺の趣味の強大な影響下にあるのは否定致しませぬ。
けれど誰でも俺みたいに追及してとは望んでなくて、偶然味わったリアルタイム体験から「良く効く薬」みたいな部分を思い知らされてるだけなのさっと。

先ず楽器の進化について補遺っとくとRock用を主眼にしたのの本格的な開発が始まったのは’70年代で、普及・浸透し出したのは’80年代になってからだった。
これ当時流行してた音楽からしたら周回遅れ感があるかもだが、楽器ってなどんなに頻繁に買換えるったってトイレットペーパーみたいな頻度には絶対ならないじゃん。

となりゃあ1年以内で誰もが飽きる様なのをうっかり出しちまうと、それまでに築き上げた信用を一気に喪失しちまうんだ。
特に会社の規模が巨大化してると死活問題になり兼ねなく、実際にFenderを筆頭に多くの大ブランドの近年のとは一味違う買収劇なんかがかなりあった。

そもそもそれ以前の問題として、奏者がホントに手足の様に操れる様になるのに時間も掛るしね。
なので例えばLudwig SpeedkingやFender Stratocasterにしても、他に色々あってもそれじゃなきゃ困る・無理みたいな状況が増えたのもこの時期になってからだったんよ。

それ処か前者に至っては変なのし出したアホな俺みたいなのが居たせいで、更に記録更新・上塗りになっちっまってる位だ。
この件要約すると当時の機材って言うなれば「大いなる過去の遺産」の依存度が高く、今の専用のみたいに便利じゃなかったが「色々試せる可能性を持ってる」のが断然多かったんだ。

スピキンは流通量も多いし細かい違いはあったにせよ2010年代迄売られてたが、例えば俺認定対抗馬たるPremier 250は今では一寸試そうにも当時より遥かに入手難になってるとか。

更にこれ等に加えてまだまだ揺籃期のとは言え電子楽器や、電気楽器でもエレアコなんかも次々と登場して来てて。
人口ピラミッドみたいな意味で最もバランスが良く自由があったって、現時点迄の体験内ではそんな実感があるんだす。

更にⅡでジャンル的充実については論が割れそうではあるが、Rock内部でのに限定すると初めて五つ子も産まれましたみたいな状況だった。
その当時は意識は無く今にして思っただけだが、Rockではその頃が丁度成長期・躍進期だったんだろう。

これ等から音楽的にRock界ってどんなんってのを知るのに、この年代のが最も手っ取り早い訳ですよ。
自身の世代的志向とかもあって’90年代以降のには興味が弱いけど、こんなに節操無くなった背景に’60~’70年代の体験が影響してるのは確実だと思うんす。

その中で今回の楽器の件に関しては「使い方」の部分が嚆矢で、新登場の機材に全依存してない部分がミソで御座居。
↑にある様に出てすぐに独自奏法を完成させたりゃ滅多に出来ねんで、古いので新しい音と思わないと目標達成出来てもタイミングが世間から遅れちまうんだ。

私的だがそんな「既存の手法に縛られない」のも一部先鋭的Jazzと共に、ジャンル的に大きな特徴じゃないかと思ってるん。
近年のに俺が夢中になれないのにはこれもあって、加齢で感受性が鈍っただけじゃない…筈なんだ。

<つづく>

2022年2月14日 (月)

音楽備忘録914 魔創作➌

こんなに余談比率が高いのにその補遺からってのも毎度乍ら痛み入るが、誤認回避と俺言い音楽音響学への啓蒙も込めて暫し。
けど遊びより一寸だけ本気で何かの自作に挑もうなんて時には、これが分水嶺にもなり得るんでね。(これは日々体験継続中)

電気楽器の原典でインピーダンス等音響的には、必ずしも最適じゃないのはここでは耳タコ吠えですね。
だから純粋な機械屋さん電気屋さんなら寧ろ快くなんか思うべきじゃない位で、特にそれが緊急通信用のとかだったら死活問題にだってなり兼ねない。

だがしかし音楽だけの都合に視点を向ければ、頻繁に真逆になるのも良くある事なんどす。
にも拘らず一部の達人技師がそれを理解して一時期は適切なのが作られてたのに、何故その潮流が衰退したのかから考察してこう。

外的要因としては多様化等世相の変化が大きいからだと思うが、やはり大して弾けない弾かない奴に作らせるのが不味いんじゃないのかな。
もっと深く換言すりゃ本気で音楽してない奴とでも言おうか、音を良くしようとして音楽スキルだけで不足したら音響性能で補うしか無くなるじゃない。

但しそれには音楽的にそれなりの自信が必要で、いや自信じゃ無くてもちゃんと分かって感覚的に理解出来ればそれで良いんだけどね。
始めの一歩としては例えば少なくとも誰々にだったら最高かも等と思えなかったら没にするとか、具体的にフッイトする場面が想像出来るかからでも良い。

これをクリア出来たとして次に訪れる問題が負担率で、俺論で最適な製作者は音楽を演りたい人だからだ。
良いのが作れるからって機械の方にリソースを振り過ぎると、音楽自体の時間が減っちまう。

それが過ぎると音楽力が低下するんで、作る機械の方もそれに従って劣化とリンクしてるんすよ。
なのでチームで開発・作製するなら未だしも、個人で両方に携わるには深入りし過ぎるのは一寸厳しい。

んじゃどっち付かずになり兼ねんからとそそくさと撤退する前に、音楽にはロースペックでもその有無が大問題になる機器が少なくないのに目を付けるんす。
俺って実は昔からメカも大好きで、せやからエレキアームのアイデアとかも溜まりに溜まってんの。

けど旋盤だとかその手の金属加工機器は一切持って無いんで、大投資の要るヤツは泣く泣く保留にしてるんだ。
現在進行中のはそのものズバリのジャンク部品で大分昔からたまたま揃ってて、寧ろ今迄ロースペック過ぎて転用先が見つからなかった位のなんよ。

とは言え加齢の影響か年々億劫になっては来てるが、中途半端に古くなった半壊サンプリングシンセを上手に使う方が近年演ろうとしてる曲にはもっと辛いんだ。
俺だけの感覚か分からんが音が大きく変化してく楽器って、時代性が強く出過ぎちゃってねえ。

意図して○○年代風にしたいとかって時ゃ便利だが、そうしたくない時には邪魔で仕方無いんだ。
最終的には完成して試してみんと行けるか不明だけど、リアルタイム用音源の進捗が近頃は芳しくないし。

あっとリアルったって人数足りんから結局は重ねるんだが、兎に角自分の曲で使える音の種類不足に悩まされとるん。
等と如何にも進歩の無さを誤魔化してる風だが、遅々としつつもさにあらず。

本家で使われてたLM741ってOP Ampは俺基準で圏外だったんで手持ちが無く、Dataシートを睨みつつ代用品の選定が終わった処だ。
他のは一応そのものズバリのがありはするが、ジャンク流用だから状態確認をしないとね。

<つづく>

2022年2月13日 (日)

音楽備忘録913 Drumハードウェアへの私的妄想&現実的解決策⓮

今日は題に反し!?Cymbalと保持軸等の関係をプチ分析と洒落込むが、改善策等で行き詰った際にはこんなのも必要だと考えている。
例え初歩レベルだろうと確かで基本的な部分だけを先に検討してみるのがお勧めで、往々にして盲点やその見落としなんかが発覚するのだ。

では久々に拙概念図のご登場となるが、俺自身実際に描いてみたら思ってたより仮想傾斜中心点の移動が大きかった。
仮想○○なんてややこしい言葉を持出したのは現物測定(若しくは撮像)してないのもだが、大抵は誰だって単純に軸を中心に傾いてるとしか感じてないからだ。(その筆頭がワタクシめだったりして😅)

Photo_20220110044401
例に依って最低限描画な分色々難がありそうだがご勘弁願うとして、取敢えず常用中のPearlので例示してみた。
各部の図説として先ず黄土色の丸まってるのがCymbalのカップ部断面の、水色はフェルト・白はStand金属部・灰色で丸まってるのがPearlのではメッキプレス鉄板の受け皿のつもり。

緑描画のビニールチューブ部は受け皿と一体成型の樹脂製が他社では多数派だが、何れにしても穴にも軸にもフェルトにも図でなら「横幅」ってもんがあるのがポイントだ。
使用時の外周部移動はCymbal径に対して桁違いに小さいから無視してOKだが、保持部近辺のは穴で1cmあるかどうか程度だからミリ単位の移動だってバカにならんのよ。

左から順に状況説明に入るが①はファクトリーオリジナルで静止状態の様子で、②③は赤丸描画の仮想傾斜中心点の移動を単純化させる目的で上フェルト無しにしてみたものだ。
取敢えず左へ傾いた際ので比較させてるが、原型状態だとフェルトの下は左上端が上のは右下端が大体同じ様に圧縮される。

但しこの条件を保たせるには余程直径に対して分厚いフェルトじゃないと、相当柔らかいヤツでも傾斜角がかなり少な目に制限されてしまう。
幾らも動かせなくて構わなきゃこの件の影響はほぼ無視出来るが、ゴッツイRideみたいなの以外では割損リスクがかなり高くなっちまう。

し運良く無事で済んでも抵抗力は多目に掛るんで、手やバチで押えて無くてもその分ミュートが効いちまう。
これが面倒なのは普通のと違って叩いて暫くの傾いてる間だけミュートされる処で、余韻の短縮は少ないが肝心の打撃直後の倍音だけ減ってるであろう処。

まあこれは好みにも依るんでこの辺にしとくとして、②迄の傾きなら大した移動は起きずに済む。
のが③の様にフェルトの圧縮限界を超えると、フェルトの角に突っかえるからそこへ中心点が移動しちまってんのよ。

その証拠ってんでもないがこれに気付く迄はビニールチューブの傷の位置が、何で静止時のCymbal穴より随分上の方になるんだかずっと不思議だっただよ。
前から擦れるのは想像付いてたが、まさかこんなに上下に巾があったとはねえ。

しかも静止時の下側より上側の損耗が随分激しくそれで限界を超えると、叩いて無い時は平時のままなのに強く叩いた時だけ大きなダメージを喰らう可能性が激増してたって…。
処でHatクラッチ用のフェルトだけどうして径が小さ目なのか疑問を持ってて、隙間を持たせ難い→より柔らかい→それで小径だと短寿命なのを只のケチだなんて思ってたのは恥だったわ。

フェルトとTop Hatを接触させたまま傾き角も増やそうと思えば、小径化させるしか無かったんだよね。
となればなるべくお安く売って頂くのが唯一の希望で、他のCymbalのと同じ様に考えてては無理があったとな。

<つづく>

2022年2月12日 (土)

音楽備忘録912 魔修理の最近⑥

ついこないだのキー坊暴走事件の終息で、一段落と思ってたら甘かった。
宅ではこないだのサブ機の他部分に新たな障害がさっき発生、処か従兄宅で彼が録音に使ってたPCにもっと大きな異変が発生したそうな。

元は従兄の方がPC導入も早く歴も長いが、今は俺が電気屋且つ専門家の親友の師匠に育成されたお陰でこっちが世話係になってるんだ。
PCで録ってみたいと言い出したのは従兄だがその後彼の野望には進展があったらしく、「音楽にはやっぱMacを使ってみたい」んだそうだ。

俺知りでも職業音楽家だとスマホも一般よりi-phone率が高い様で、apple系で統一しとくとタブレット(i-pad)やPC(勿論Mac)との連携で確かに有利だ。
私的には独禁法違反スレスレの殿様商売で割高なのと、専用規格のケーブル類が更に法外価格なので抵抗しちまってっけど…。

わ兎も角これがあるんで今迄使ってたxpのCoreⅡDuo機が、修理に¥2,000位以上掛かるならそっちで好きにしとくれとの事だった。
宅のサブ機と世代やスペックは近似でも従兄宅のの方が少し新しそうなんで、現時点では本体中枢部はまだ致命傷には至ってなさそうなんだけどね。

訊いた限りの症状では恐らく電源関係のヘタリや、内部の物理的接続部の積年汚濁辺りが有力だ。
それからすれば限度額を¥5,000程度迄拡大して、それで直るならその方が長い目で見ればお得なんだけどね。

只師匠から伝授されたこの思想には、他に部品の転用・流用の可能なのがあればって条件付きなんだ。
従兄も師とは旧知の間柄でサブ若しくはスペアとの併用は納得してて他機も持ってるが、普通のデスクトップ型のは当該機だけしか無い。

なので今は良くても近い将来に万一今度はマザボの方が先に逝っちゃったら、更新した部品が他へ回せないから割りが悪いって寸法なのよ。
是又私見としては従兄は何処にでも出歩きはしないんで、他のプロがノートPCを持参して色んな所で録って来るみたいなニーズは無いから微妙なんだけどさ。

是又兎も角ダブルⅡで持ち帰って中を開けて見ないと分からないけど、中を開ける≒ハード部分を弄るのから卒業したいしたつもりなんだそうで。
その観点から考えるとラップトップ型の電源って規格型ACアダプタな訳だから、そこが逝かれただけなら中は開けないで済むんだった。

宅みたく雑多な中古とかを強引に延命しようとしてると、どんなタイプのでも「開けず」は無理な相談だから思想・意識に相違が出ても無理からずとな。
何れにしても従兄も彼比ではノート歴の方がまだ大分浅いんで、将来的には俺推奨の方へ再度寝返るか分からんけど。

あと従兄宅の状況がそんななんで例えば臨時で、余剰とか他機のATX電源を繋いで様子を見るってのが出来ない。
過去述だったかの記憶を失ってんでクドかったらスマソだが、実は俺のPCの師って前職は楽器屋だったんだ。

当初は趣味で色々PCを買い込んで弄ってる内に詳しくなった他に、気付いたら試験用の部品が手元に揃っちゃってたってのがキッカケだったらしい。
俺はまだその領域にはかなり足りて無いが、こう云うのも好きこそ物の上手なれの1パターンみたい。

<こりゃ多分暫くつづく、わ>

※追記:上記は昨年末から年明けに掛けての事で、今は往来自粛中です念の為。

2022年2月11日 (金)

音楽備忘録911 RockのスタンダードⅡ⓬

是迄の例示傾向からして今更云うのも何だが、敢えて「1960~1970年代物の勧め」と題してお送りしよう。
今やかなり昔だから趣味的に厳しい方も居られ様が、少なくとも研究対象としてはそれ以降のでは得られないメリットがあるんでやんす。

色んな別項で既に散発的には吠えてるが、それなりに整理して列挙してみるだす。
 1.楽器を含む機材の共通性が今比では異常に高い
 2.録音再生のシステムや装置の事情でその分奇抜なMixなんて出来なかった
 3.今程機械力に全面依存した加工なんて施せなかった

と大雑把に云やこんな処で、1.についてはカテゴリーにスピキンが加えてあるのがヒントであ~る。
2.は一例を示せば近年一部のRap等に法外なローエンドの入ってるのがあるが、アナログオンリー時代はそんなのマトモに記録すら出来なかった。

ので例え何とかして無理矢理捩じ込んどいても、製品化後に聴ける音は全く別物と言っても良い位にしかならんかった。
3.は例えば音程だけ修正するとか、正確且つ無劣化で自由に大量に切り貼りするなんてな夢物語だったんだから。

ではもうちっと掘ってくとして、昔だってドラムペダルが必ずスピキンだった訳じゃ無い。
けど使用上のタイプ的にはそんなのが主流且つ一択状態で、Drumsetにしてもカタログには○○用となってても実際はサイズと組合せが違うだけなんてので普通だったん。

つまりお題の頃の迄のは設定と使い方でしかジャンル特化が殆ど不可能だった訳で、Van Halen(’78メジャーデビュー)のですら魔改造と魔用はしたにしても前からあった物だけで賄ってたんだ。
この点で楽器の現行販売品には注意が必要で、楽で便利になったのは良いが依存し過ぎちゃホントは意味が無いんですわ。

普通のRockりたい人がMetal用の歪み系使や、どんなに弱くしか弾けんくても歪み不足に悩まされたりゃしない。
けどもしそれをEdward氏が使ったなら、きっと前例の無い超深歪みが得られるだろうから。

この「前例の無い」こそが昔じゃ絶対無理だった部分なんだから、メーカの思惑はどうあれ現代新機種の真の存在意義は使用者にとっちゃそんな部分だと思うんだよね。
とは言え例えばプロ野球選手だったら大昔は移動の負担が段違いにキツかったから、大谷翔平みたいな活躍の仕方は神様Babe Ruthでもあれ位で限界だっただろう。

けど昔より楽になった分スケジュールが多忙化してるとなると、方法を知ってて充分会得してたからって常に昔式って訳にゃ多分行かん。
しかしかかしほんだったら何故未だ自転車(非電動の)なる物が普通に存在してて使われてんのってなもんで、頻度や依存度には変化があっても条件次第でニーズが残ってっからっしょ。

してこれはチョイ私感度高目になるがどうも楽器等に余裕があり過ぎると、Rockには緊張感不足を生み易いみたいでねえ。
初期段階では前より歪んでるとかローもハイも出てるだけでも行けたけど、今みたいに一部を除いた音質が自由化しちまうとさ。

んでその除かれた部分は機械化が困難なのもあるにしても、手加減で可能でその方が楽だったりもするからで。
そんなのの秘訣の分かり易いのが、お題の年代の作品なんすよ。
但しこれを有効化するには一寸した条件もあって、同時期の同一若しくは近似機材に依った他ジャンルのも最低限は耳を通さなきゃなんない。

そん代わりこれを惜しまなきゃ違いがとても明白になるんで、井の中の蛙式で重箱の隅を延々突いてやっと僅かな情報なんてより遥かに高効率に事が進んでくれるんだ。
今でも日本以外では10代20代の若者が大昔の若者と大差無く古典に触れてるが、最新のしか演る気が無くてもその方が明解でもっと楽だからってのが大いに浸透すると良いんだけどねえ。

<つづく>

2022年2月10日 (木)

音楽備忘録910 魔創作➋

こんな初期段階での挫折はこの方面では実は2度目で、初回はワウだった。
ワウペダルは相棒が宅に置きっパにしてるのがあるんだが、フィルタの閉じる部分の挙動が俺には急激過ぎのでね。

折角マニュアル(足)で操縦するならそこをもっと追及したいんだが厳しいんで、かなり一転させてオートワウの自作に逃げちゃった!?んだ。
ってのは半分嘘で以前紹介した参考曲のとか、シンセBass対抗策もあって作ってみたんだ。

それに倣うじゃ無いがどうせ思いのままにならんのなら楽したいってんで、所謂スローアッタッカーの類の自作へ方針転換となった。
処でGuitarのボリウムが弾き手に近い所に付いてるのだったらペダルレスでもある程度は行けるんだが、俺のワイルドな弾き方だと要らん時に触れて動いちゃってね。

単音なら左手指のハンマリングの強さとかで賄えるも、メロディラインをある程度安定して弾くのはそれじゃ厳しい。
んで戻すが以前から多少は興味があって色々資料は集めてあったのもあって、その中から取敢えずは古めかしいが比較的初期のシンプルなのに又挑戦してみようと。

俺だって用途や使用実績次第じゃ後発の高級なのの方を好む事も時々あるけど、性能・機能を重視するなら今やデジタルの方が有利。
宅ではMixや編集にPCを使い出したのは諸事情からかなり最近なのもあって、デジタルのですら最早古典化した中古機だが出番が減っても今でも持ったままだ


もしLiveで完全再現させたきゃこの体勢じゃ駄目だが、分身の術が使えんし俺独特の奏法をマトモに熟せる人を足りるだけ集めるのは無理筋に近い気もするし。
予めメンツが決まってる物に対してならそれに合う様に作るが、他人の魅力の加味が無いのに誰に忖度して個性を弱めても仕方無いと思ってね。

そうして使用条件や性能が外れた時に残ったのは、その味がどれだけ印象に残ってるかになったんよ。
人にも依ろうがそんなのもあって初物に臨む際、俺の場合はベーシックな処から行くのが自然と多くもなってんだ。

わそれとして今回の原典はBOSS SG-1「Slow Gear」ってので、ハードオフではヴィンテージ認定されたのか何と約¥5万で売切れだなんてなってたのにはびっくらこいたでぇ。
上手に漁れば手が届くかも知れないけど、2つの理由で本物が今のニーズにはオーバースペックなんだ。

あった方が間違い無く良くても電子切替SWが必需じゃないのと、それ用のFoot SWの手持ちがおまへん。
のでそこを省いたのをこしらえてやろうと企んでて、現況は変更回路図が書き上がった処だ。

ここで余談にはなるが俺みたいな古株等にはそこそこ有用と思うのがあるんで、それでちゃっかり茶を濁させて貰っとこう。
BOSSのだと初期型ってったってもう音声信号が電子回路経由になっちまうが、非トゥルーバイパスのストンプ中では体験からは最も音が変らなかった実感が残ってるんだ。

恐らくは大時代的なラフな設計と、増幅素子がディスクリートトランジスタが中心なののせいだと思うんだけどね。
それが単にテキトーこいてたんじゃなく、まだその頃は昔乍らの機材の使い方してる人も少なくなかったのを配慮してたフシがあんねん。

だから後のちゃんと計測したりして作られたのよりゃ性能面で見劣りが無くも無いが、「実演時の耳」って観点では過去から現在に至る中では最も優秀な部類になってたりするんだ。
随時頻吠の如く音響性能と音楽性能には相反する面があるんで、ホントは今だって少々不便だろうとノイジーだろうと敢えて目を瞑るべきケースも少なくないと思うんだけどさ。

録音・再生の音質が昔よりこんなに良くなっちゃっうと、気付くな気にするなっても厳しいからねえ。
纏めるとBOSSの登場時位の頃がたまたまこの件では、自然とそうするには最も良い時代だったって事なんだろうな。

<つづく>

2022年2月 9日 (水)

音楽備忘録909 Drumハードウェアへの私的妄想&現実的解決策⓭

この処大時代的大雑把さが特徴の癖に、又々細かい処に執着した感じに見えてしまってるかな?。
だがしかし私ゃちっとも二重人格でも無いのにどうしてこうなったかっつうと、気楽に行きたいのを妨害されたみたいな状況に追いやられたからや。

フェルト内径部が圧迫されるとその度合いに応じて軟度が低下するが、それがHatに使われる時だけ他のより悪影響が出るんす。
Hat以外では負荷が掛かるのは一方通行なのが、クラッチ部だけ踏んで押える動作があるからだ。

概述の如くTop Hat以外では上側フェルトとCymbal間に、静止時はわざと隙間が出来る設定としている。
それをそのままHat Standでも取入れてみたら、開閉時に上下フェルトの夫々と毎回離合時に音が出ちまってね。

大した音量にこそなりゃしないけど幾らリズミカルに踏んでも、「シャッコンシャッコン」みたくリズムに乗せるのが大変になっちゃってさ

譜割りと合わないタイミングになり易いし制御困難なんで、小さくても聴こえりゃ変だし叩いてる本人はついつられちゃったりしてね。

所謂「遊び領域」が広過ぎるペダルってどんなのだって踏み難くなるもんで、Cymbalの揺れ巾を大き目にしたかったら超柔らかフェルトにして普段は常時接触させとくしかないんだ。
因みに他のCymbalだって離れてたのが触れれば無音では済まないが、それよりも傾斜限界で軸若しくはその間に追加した保護材に突っかえる時のの方が大きい。

しかもその時はCymbal音量が最大近くになってっから、Hatの足での開閉のみみたく叩いてはおろか全く触れもしてないのとは正反対に近いんだ。
ここで学びになったのがCymbal保持雑音が何時出るのが困るかで、Hatは鳴らす前or鳴らして無い時・CrashやRideは余韻終息近くって違いがあった処。

以前述「Cymbalとビニールチューブの軋り音」が気になったのも、主に減衰してって揺れが終息する頃の分だけ。
爆音楽器なのに微小雑音が気になるってのも変な感じだが、漸く静まるかって時の雑音は無音時のに負けず劣らず悪目立ちするもんで。

ここで久々の随時吠えが出るが「音楽は比較芸術」と唱える裏に、そもそも音の認知自体が比較への依存が高かったって寸法で御座居。
故に雑音はどんなタイミングで出現するかが、音量や音質以上に重要なファクターなんす。

達人って傍目には案外無頓着に見える処があったりするのってこんなのと関係がありそうで、自覚の有無・詳説の有無に関わらず対処出来ててのものなんでしょうね。
それは兎も角現時点でHatクラッチ用のフェルトはほぼ最軟に達してるんで、穴を綺麗に拡張出来ると良いんだけどさ。

相手が半端に柔らかいから専用工具とか無い現況では、数度試したけど上手く行ってないんだ。
普通なら従兄みたいにクラッチだけ買換えりゃ良いんだが、完全に同じのはもう作られてもいないし在庫も無いらしい。

万一どっかで発掘されても買える価格になりそうに無く、僅かだけど何となく現行品と音が違う感じがしてね。
何れ消耗し切れば俺にだってXデーが来ちゃうけど、現用品をなるべく引っ張りたいんす。

なんて処でこんなに苦労する位ならフェルト非依存も考えてはみたが、割損防止の為には付けといた方が良い。
って事って次回はフェルトの有無等を論じてみるが強打しなかったりするなら、Cymbalだとその音自体はなるべく何も無く拘束されてない方が明らかに良いでやんす。

<つづく>

2022年2月 8日 (火)

音楽備忘録908 魔修理の最近➄

かなり心細い期待となって参りましたが、最悪機器更新(十中八九毎度の中古購入)するにしても時期が悪いだすよ。
暮れ正月は閉まってる店も少なくないし、当該機は音楽録音にも日々使ってんでね。

俺の現況では防音室内のxp機で録って、それを8.1とデュアルブートにしてある当該機で編集・送信してるんだ。
xp機は他にもう1台あるけれど、Gigafileで従兄に送るには現行OSじゃないと不味い。

このデュアルOSって意外と機種を選ぶもんで、もう1台の8.1のメイン機では何と新し過ぎてxp入らなかった。(と言っても飽く迄宅内比で…😅)
最期となれば外付けHDDでData移転させるしかないが、他で末期症状みたいなのは未出だったから兎に角蘇生に励む事となった。

先ずその症状の詳細だが前回述の如く画面非表示も困りものだが、その他に何故かCPU冷却ファンのフル稼働暴走ってのが出た。
一瞬再組立て時に放熱器とCPUの熱結合に失敗したのかと頭を過ぎったが、HDDも立ち上がっただけでその後一切進まなくなってるから違うらしい。

数度試して進展が見られなかったんで、仕方無くC-mosクリアって戦法に託す事とした。
実は最近防音室内のxp機でも妙な現象が出だしてて、長時間点けっ放しにしてるとブルースクリーンってのがある。

詳しい原因が不明なコレ、調査中に電源を完全遮断してる内に一応復帰してくれてた。
恐らく経年劣化の可能性大だが、どちらもATX電源と劣化電解君は更新済みだ。

専門家親友のかつての談に依れば何らかのエラーがマザボ内に残存する事もあり、そんな場合ハードより先にエラー削除の方が復旧率が高いんだそうだ。
PCって内蔵時計の継続とBIOSデータの保持機能があるんで、そのバックアップ電池のお陰でエラーデータも残存しちまう事があるんだと。

但しこれやるとBIOS再設定の手間が掛るんでなるべく回避してんだが、今回はどうしようもない様だった。
因みに駄目っぽいSCSIカードを再挿ししてみたのは、挿すスロットの位置次第で状況変化する事もあるからなんだ。

その結果は最悪に近くなっちまったが、そのお陰で当機で使うのを諦める踏ん切りは付いたよ。
とは言えこのままでは代償が大き過ぎるが、その後悪戦苦闘しつつどうにか復帰させられて漸く峠は越せた様だ。

処で当該機には以前からの怪現象があって、時々稼働中に突然グラフィックドライバが飛ぶってのがある。
自動で復帰してくれるのは良いが具体的なインフォメーションが皆無なままなんで、原因の概要すら未だ全然把握出来ていない。

今回の復帰後これも相変らず出現してるが、その他に不定期でまるで固まったかの様な現象も加わってしまった。
幸い1~2日で後者の方は収まってくれて助かったが、原因の見当も付かないのは何とも気味悪い。

とは言えⅡでこの件だけに時間を割いても居られないんで、かつての落雷事故みたいに一気に全滅されるよりはマシと自分で自分を慰めてる始末だ。
この騒動で録ったのの整理予定が数日遅れて、手間取られたのと+連動して録り自体も遅延が生じてるんでね。

修理と言いつつ今回のは部品交換は2つだけで、他の多大な作業は本来なら調整と呼ぶべきかも知れない。
しかし内部が複雑化したデジタル機器では部品の製造寿命も短く、それと比べたら単純な真空管Ampのメンテ性の良さが無性に恋しい。

結局は時代の推移もあって球機器みたいに長く使う想定がされてない様で、アナログの単調なのより能力が高い代わり「その機器なりの扱い」を一々毎回習得させられるのを甘受しなきゃなんないのは億劫だ。
となればせめてもの更新計画と予備機は必須だろうが、だからってWin 11みたいな暴挙仕様も困ったもんだ。

<その内つづく>

2022年2月 7日 (月)

音楽備忘録907 RockのスタンダードⅡ⓫

さて拙ブログでは本項を始めとして今更にRockへの執着が強いのに、かなり他ジャンルや非ハードボイルドなのも頻繁に取り上げたりしてて矛盾ぽく感じられる人も居そうだ
が長年巾広く実体験したのや海外での認識等からすると、Rockって確固たるイメージはあっても境界線はあって無いに等しいからなんだ。

それと最近では日本でだってもうそんなじゃ無くなったと思うけど、昔は曲が一寸キャッチ―だとBandスタイルじゃない連中はそれだけでPops扱いされてたのも多かったもん。
TV・ラジオ・雑誌・レコード屋のカテゴライズでもそんな風潮で、聴くだけの人達にはその方が便利だったのかも知れないんだけどさ。

でも学ぼうとか練習のサンプルにしようとすると世間の扱いと違っても、「音が実際にRockってる」のじゃないと困るんだわさ。
これを一過去の奏者で例示すると若い時を除けば私的に大嫌いな故村上ポンタ氏、’70年代前半はNo.1 Studio Drummerだったんで何にでも参加していた。

その頃のは今と違って人間や存在的にでは無く、音だけでバリバリにオラついてた!?んだ。
んでFolk Chorusグループのでも、許される限界値でRockってたり。(一例:「赤い鳥」)

亡くなってから少し調べると体調の関係で昔みたいに叩けなくなって、でも絶対暗いムードになんかしたくなかったからあんな傍若無人キャラを演じてたのかも知れないんだけどね。
しかしシビアな真実を言わせて貰うと、名も実績も不充分な者は音でしかアピール出来ないし評価して貰えんからねえ。

尤も現代本邦メジャー系では1に容姿2に従順で採用可否判定してる様だが、それだってこの2つが偶然建候補と拮抗してたら音の優劣で選ばれるっしょ。
なので何のサンプルが欲しいかに依ってかなり変動して当然で、曲・編曲・演奏はおろか見た目・態度(っても主に行動とか振舞い)・音等と更にその組合せ次第で死ぬ程広範に及んじまうんだ。

その中でチョイ卑屈な表現になっちまうが、海外でも同様に通用するのが限定無しのRockのスタンダードだと考えてんだ。
そしてそうなると公開からの年月の長いのが多くなるのも必然で、初耳時は他のな気がしたが後になってみたらアレはれっきとしたRockだったなんてのも結構あったからなんよ。

ほいで何でもこなすJeff PorcaroをRock Drummer認定してるのも、もう25年前の話しだが米国へ音楽一人旅した友人に依るとあっちの主流は70%Countryだったんだそうな。
なのでその国の主流ジャンルが本業だったら全盛期には他のは演らんで済むかもだが、昔程じゃ無いにしてもずっと日陰の身のRockで凄腕の人は殆どが他流試合へ駆り出されてんだ。

この点Classicの大御所とかと違って俺言い本業携わり率なんかじゃ、「ホントにRockな音を出してた人」かどうかが不明瞭なのもRockの特異性なんじゃないかな。
しかも録音やMixがそれ等のはそれっぽくしてないのが多いから、かなり修練を積まないと中々聴き抜くのが難しい。

だが聴き古された安全パイ(軽聴はご法度だが)だけじゃ、今となっては大抵は参考不足にしかならない。
その代りかなり非Rockに叩いてるのもあるPorcaroのから、どうすりゃらしくなるかとか他のも得意だからってらしくならなくなったりゃしないってのが学べると思うんだ。

<つづく>

2022年2月 6日 (日)

音楽備忘録906 魔創作➊

是迄奏法(片足連続Slide等)も機器(直近ではBass用ポータブル球プリ)も色々作って来たが、又新たなニーズが生じて機器制作をしなきゃなんなくなった。
今回のは当初はエレキのボリウムペダルで、表現の拡大の他Stringsの代用からだった。

概述の通り諸事情からリアルタイム演奏可能な高品位音源が見つけられず、それを誰かに依頼しようにもとてもじゃないがギャラが払えない。
しかし節操無く作曲した結果そんな音の要るのもどんどん出来ちゃって、まあ個人的にはずっと続いてる懸案ではあるんだが。

それで取敢えず基礎実験を始めてみて、俺のニーズには一寸独特な性質のが要るのが分っちまった。
そんなに深い理由なんて実は無くも常時Ampで歪ませるんで、小音量側の音量増加が普通のより遥かに緩慢なのが適してるし欲しくなったんだ。

加えてそんなだから最小時には真にゼロになってくれんと、ピッキングが洩れちゃって駄目。
その結果最初に画策してたフォトカプラが、選外になったのは何とも残念だった。

もしこれで行けたら楽器⇔Amp間に余計な回路が入らずに済ませられたんだが、充分歪む程の高感度だと騒々しいLiveでも誤魔化せないレベル。
これはフォトカプラの性質のせいで明るさで抵抗値が変るも、大きい方は良いがどうやら0Ωには出来ないらしいんだ。

Photo_20220116182601
潰えた夢だが折角だから参考に図付きで説明しとくと、これ式なら他のと違ってボリウムポットの摩耗・汚損からのガリ音発生と電子回路挿入に依る色んな変容を受けなくて済むからだったんだ。
では部品から順に説明してくが点線で囲われた部分が心臓部で、只ペダルの場合は実際はパッケージングされたフォトカプラでは無く大抵は別部品となってるだろう。

因みにLED登場以前からフォトカプラは既にあったが、その時点では光源は電球だった。
して要点は緑描画になった遮蔽板をペダルで動かして光量を変えるだけで、電気的にはcds(硫化カドミウムセル)で抵抗値が減るだけってのがミソなのだ。

この一種の可変抵抗器は非機械式だから殆ど無劣化だし、元々エレキにゃ最低でも1つは付いてるボリウムポットが増えただけと同然だからね。
あとフォトカプラの左上の抵抗器は過電流防止ので、電池は表記電圧以上のなら他のだろうとACアダプタでも何でもOK。(尤も効率や電流制限抵抗器の容量や発熱を考えると高くて12V程度迄が相応しいが…)

但し電圧が変れば抵抗値もそれに合せんと電流が変るんで、ここのにしては珍しく抵抗値を空欄にしといたんだ。
とは言え今回ニーズには不適判明したんで、ボリウムペダル原形の機械式のも考えてはみたんだけどね。

廃VHSデッキの残骸メカ部品等を小細工すりゃ機械部分は何とかなるかもも、Aカーブよりもっと極端な性質のボリウムポットが入手出来なきゃ始まらない。
さあどうするか…。

<つづく>

2022年2月 5日 (土)

音楽備忘録905 Drumハードウェアへの私的妄想&現実的解決策⓬

前回続きで漸く未出の話しが出て来るが、要はCymbal保持の接触箇所の問題なんで併せて進めてこう。
元は従兄からの入れ知恵でも俺自身も納得してる最適解は、旧々TAMA 7082Pシンバルメイトってのを使う事だ。

理由は発音体金物と保持金属の直接触が避けられるのと、止め蝶ネジ不使用でもガタついて雑音が出たりしないからだ。
そんでこれ書くのに確かめ様としたが、記憶にあったのはうろ覚えなシンバルメイトって名前だけ。

それが数世代前ので廃版・無在庫になってたお陰で、行き付くのにやたら手間取る杜撰大王であった。😓
要はⅡで止め蝶ネジと俺称保護パイプが樹脂で一体に作られてるだけなんだが、悔しさから意地になって追及してみたら名前と価格が変っただけでちゃっかりまだ売ってんでやんの。

誰かさんじゃあるまいしドラムパーツにもバツイチが居るのか知らんが、今はGIBRALTAR(ジブラルタル)SC-TCWN6となって¥500オーバーと嬉しくない出世なんてしてやがった。
便利なのだから消えて無くなる筈は無いと信じつつも、ヨレた浦島君(俺)にはちょいと想定外でやんした。

っとほざくからには常用してるかったら否で、俺のDrumハードウェア遍歴の事情からPearl規格の太い軸には入らねんだわ。
ってな処から本日の核心へ進んでくが、金属同士の摺動にあるデメリットの幾つかが楽器として使うのに具合悪いのよ。

どっちも誰にも共通だと思うんだが、先ずCymbalの穴を不要に広げたい奴は居ないっしょ。
それも一様に拡張するならまだマシだが、偏ってると拡張後は中心からズレて保持する事となるから色々支障が出るよね。

それには保持側だけ摩耗するのを看過せねばならないが、重いRideなんかだと柔らかい材質のだけで支えるのは無理だ。
なので必然的に丈夫な軸とCymbalの間に何か挟まざるを得なくなるが、長さ調節が自由になる異材質の何かが候補となる。

っても実質的には樹脂パイプかビニールチューブのどっちか位になるが、使ってってみるとビニールの方が摩耗途中で異音を発し易かったんだ。
表面が樹脂より柔らかい分滑りが悪く、ビニールに凸凹の傷が付いた後はそこの通過時に軋み音が出るんだす。

なのでサイズのフィットするパイプを色々物色したんだけど、内外径と強度の両方をクリアするのが見つからんかったとです。
そこで仕方無く元仕様に準じてビニールチューブを交換しつつ頑張ってんだが、それをHat Standにも応用しようとしたら更なる注文が付いちまったんだ。

PearlのCymbal用のはTAMAよか太くも設計にチューブ代(しろ)が入ってるが、YAMAHA HS-710では何も挟まん設計なんで余地がもっと狭かったんだ。
どうも設計がTop Hatがグラグラ揺れない程度に締めて使う想定になってるみたいで、根源的には俺の演奏スタイルと不一致なだけっぽいんだけどね。

金無い・他に持って無い・ネジ山変形嫌のどれも譲れない条件なんで、従前は薄いブリキ板を切って筒状に丸めて凌いでたんだ。
けどCymbalよりは弱くても擦れ合う内にキーキー音を出しだしたんで、手元にあるビニールチューブで何とかしようと画策・悪戦苦闘したんですわ。

最終的には杜撰大王流コロンブスの卵式ってなもんで、わざと細めのビニールを無理矢理押込んで薄めるって荒業となっとりゃ~す。
これ輪ゴムを引っ張るとその分細くなるのの応用で、予め他の棒で広げといて縮まり切る(元へ戻る)前に押込む作戦でやんした。

それで前よりゃ幾分かは改善したんだが、まだまだ課題は残ってるん。
ブリキ時代から継続してるがこれ等を追加すると、フェルトの内径と合わなくなっての不都合が…。

<つづく>

2022年2月 4日 (金)

音楽備忘録904 魔修理の最近④

基板裏のカキコのお陰で記憶が蘇ったが、改めて記録の大切さを認識させられた。
とは言えその実態は几帳面な人の日記とかと違って、次回に少しでも楽する為って杜撰大王流なのが微妙だ。

マザボって他の電子回路のみたく、所謂回路図面なんて普通は入手不可。
すると何か部品を交換すると壊れた現物をとっとかない限り、原典のスペック等が消失する。

親切設計のだと部品種の頭文字と極性(±)位は印刷されてるが、値は良くて抵抗値程度が関の山。
電解君みたいに容量・電圧・タイプとパラメータが多いと、狭い所へ全部なんて載せられないのも当然だしね。

残しとくとして「どれのか」が明解なのは良いが、中々長くペアを維持するのって結構難しい。
だいいち一々全部お取り置きすると、宅みたいにお古の山だと量が膨大になりそうだしね。

そこで必要事項だけ裏書きしときゃ、次回修理時に色々と参考にもなってくれるんだ。
前回のでは部品も再利用品で容量劣化してる可能性があったんで、足りなくならん様に意図的に増し盛りしといたのなんかが一発で分かったよ。

にも拘らず比較的短命になったんで、今度は試しに耐電圧に余裕を持たせてみた。
オーバーしなきゃ直ちに壊れはせんが、万一際どい状態で使われてるとご長寿は難しくなるんでね。

わさて置きちゃっちゃっと交換・再度組上げ、それなりに期待若と祈りを込めて再稼働させてみたが本来の目的には足りずに終る。
2つあって交換した部品自体は簡易テストしてみたら、1つは怪しげもう1つはほぼアウトだったからそれはそれで意義はあったんだけどさ。

こうなって来っと比較的珍しいがマザボのUSBの石(半導体)に不具合がありそうで、別系統の所へ繋ぎ替えるか1つだけ余白になってるPCIスロットへカードでも追加してみるかだ。
当然先ずは繋ぎ替え案が俎上にあったが、既に一部テスト済みでバックパネルのは他のどれでも症状の改善がみられなかった。

尚フロントパネルにも2つ付いてるものの、そっちへはUSBケーブルが届かないから選外となった。
残りはカード追設になるがこれは死蔵品があって、過去機で口数不足や内蔵のが1.1のみで2.0の必要時等に搭載させてたヤツだ。

今時分になると発想すら湧き難くなってそうだが、宅では落雷被害でLAN部分だけ逝かれたのにも同じ方法で対処している。
それもあってマザボはフルサイズのが強力推奨で、しかし最近はコンパクト化優先で玉数の減ったのが惜しい。

わ兎も角幾ら汎用性の高いPCIとUSB規格と言えど、かなりな古物なんで相性問題の危惧はあった。
が現時点で何も買わずに行けるのはコレしかなかったんで、意を決して試してみた。

まず認識されるか次にそれでキー坊が正常動作してくれるかだが、その他にも別のカード同士と「当たって駄目」って時もあるんだ。
したっけ残念な方で当りが出ちゃって、認識はされるがPC自体がマトモに立ち上がらなくなっただす。

そもそもUSBカードが健全かすらハッキリして無かったんだから、無謀っちゃ無謀なんだけどさ。
一応5年以内のブランク前迄は無問題だったんで、取敢えずは「どれと当たってるか」一番無くても困らない是又状態不明のSCSIカードを抜いてテストしてみた。

今や希少なこのカードは外付けドライブと一緒に、かつて学習用にと親友の専門家から与えられた代物ね。
現用機に搭載した当時は使えてたが、何時から何処が悪くて働かなくなったのか不明だ。

但しそれで今回の事件!?迄一切不具合は出て無いんで、本体側へ悪影響を及ぼしてる可能性は低いと踏んでいる。
何れにしてもコレを外してキー坊が復活してくれたのは幸いで、もしサウンドカードと当たったら窮する処だった。

んがこれで終ってくれないのが宅固有の!?状況で、再度SCSIを付けて駄目で仕方無く外しても今度は一番最初の画面すら出なくなっちまった。
本体自体が10年を超えてるんでもしかしたらいよいよかもだが、なるべくならせめてOS(Win 8.1)余命あと約1年は何とか使えて欲しいんだけど…。

<つづく>

2022年2月 3日 (木)

音楽備忘録903 録音でのプロとアマの違い⑫

今日は現業界に楯突くつもりじゃないが、ウチの録音ではミスの有無よりらしさや魅力の多少を優先してる件を。
今本邦じゃそんなの独善的にしか映らんだろうが、大元はプロ中のプロが手掛けた名作にはそんな傾向のの方が多かったからなんだ。

非情に言っちまえば演奏のミスは奏者側の責任でもあり、録る側の最大の責務は一世一代のパフォーマンスの「良かった部分」を死守する処だと思うんだ。
1980年代等にホントは打込みにしたかったが諸事情で人力生なんて際なら、ミスレスに執心するのもまだ分かるんだけどね。

その代り不充分だったとしても極力パフォーマーの方には気持ち良く作業に望める様には心掛けてて、何処かの底意地の悪い奴みたいにわざと不要な圧を掛けたりゃ絶対しないずら。
私的にはこの価値観がプロ固有のものと考えてるんだが、他にも具体的な理由があるんだ。

奏者が録るのも兼任すると集中力を削がれたり、気になってミスるってのもあるだろうけどさ。
人間が対機械比でエラー頻度の高いのからするとミスだけについてなら、環境よりもチャンスの多さの方が貢献度が高いと考えられるん。

それには期限が無いか自由になって、ノーミスで録れた日が完成期日に出来るアマの方が圧倒的に有利なんす。
録るのも自前で行くにはそれなりの環境だって要るし、途中で幾つか訪れる壁も越えてかなきゃなんないけどね。

そんなのより他人力がモノを言うのが魅力の判定で、魅力って万人に共通なのの方が少ないからなんよ。
演奏ミスの有無はフレージングに瑕疵が無い限り、毛すら生えて無いアマにもベテラン重鎮にも同じ様に分かって判定が下せると共通性は100%に近い。

で仮にちっとも求めてないのに妙にエロい魅力に満ちたのが録れちゃったとして、スタイル的にどうにも不許可ならお蔵入りにしちゃっても仕方無いけどさ。
折角良く出来てるのを軽視するのも勿体無い話しだし、持ててる資質がそれだけだったなんて事もあり得るんで。

夢にも思って無い結果が出たらその時点ではガッカリするだろうし、下手すりゃあんなに頑張って来たのにこれならもういいやなんて投げ槍になるかも知れない。
けれどもし本当に○○な音を出したいとか表現を手に入れたいと思うなら、喰らったのが駄目出しでも何も無いよりは俺言い「49%の幸運」なんだよ。

最もゴールが遠いのは「その人の場合どうすりゃ良いか」が全く見えて無い状況で、既にゴール寸前に到達してても残り僅かを進められないですから。
ほんでそれがアマなら惜しかったで済ませても良いが、お仕事ではそれじゃあ不味いし困るからねえ。

まあ録音技師がどの程度プロデューサの責も負ってるかは様々だが、音楽録音では興味を持って貰えるだけの美味しい音になってるかは外すべきじゃない基準だと思うんだ。
特に機器類の操作に昔程は熟練者が要求されなくもなったんで、必然的にプロデューサ要素は高まってるんじゃないかな。

但しここでのそれは一応サウンド限定で、これが不足してると最適じゃ無い録り方をやらかす等の危険がある。
生楽器で爆音なのが魅力の人のだったらそれが分かる様になってないと仕方無く、アンビエントやOff Micレスにするのは相応しく無いとかさ。

依頼者の希望は汲めるだけ汲むべきだが、「お求めの音って殆どのは○○に録るとそうなります」なんてのは煙たがられたって決して余計なお世話じゃねえんでがんす。
アマはどんなにそれで失敗しても元のアマのままで居られるが、プロだとアマに出戻らされる可能性だってあるっしょ。

<つづく>

2022年2月 2日 (水)

音楽備忘録902 RockのスタンダードⅡ➓

今回は「正しい聴き方」だなんて身の程知らずなのを吠えちゃうが、音楽って実体のあるのみたいに寸法比較とかが出来ないからなのよ。
基本はそのアンサンブル内での比較に頼っらざるを得ないんで、実際と印象が真逆に近くなっちまう事すら珍しくないん。

ほんでその影響の最も大きそうなのがDrumを筆頭とする生楽器ので、今日はその一端をJeff Porcaroの真実なんて仮題でお送りしてみよう。
スポーツ界ではメガネのキャッチャーとかが誤解され易いが、それでも結果を数字で残せるから誤認識を改めて貰うチャンスは残されている。

Drummerで非力誤認の代表格ったら本邦じゃRingo Starrがダントツだが、彼の場合はほぼ常に周囲が猛者なので非生で比べるととても分り難い。
それからすりゃJeff Porcaroの場合には隠れたサンプルがあり、日本の決してパワフルでは無い連中と録った作品があるのはこの件では貴重かも知れない。

↑でメガネキャッチャー(1例としてのび太君こと古田敦也氏、失礼)としたのもPorcaroもそっち寄りだからで、主催の一部兄弟Band Totoの中では年寄りな方だったってのもある。
地域・時代性・本人の趣味の強力コラボでか後加工は僅少、セットのセッティングや叩き方も取り立ててローが強調されるとかパワフルに聴こえる様な真似も嫌い。

バチも並の太さで標準より短め軽め、Ian Paiceみたいな怒涛の超高速Single Strokeも演んない。
とどめは
SnareのOpen Rim Shot(Backbeat時に皮をぶつと同時にリムにもバチを当てる)が少ないと来りゃ、少なくとも門外漢にはパワーが認知されないのは半ば当然で仕方無かろう。

しかし本家のメンバーは洗練されてるしスマートぶってるが間違い無く強者が多く、そんな中でRim掛けなくて地味目な音色にしてるにも拘らず埋もれた試しが無いのに要注意だ。
と言ってもかなり洋楽を聴き込んでないと分り難そうなんで、昔でも日本人でPops(その当時は主にニューミュージックなんて無粋な呼び名)の女性とのだったらどうよって訳だ。

ってな事って本日の生贄は尾崎亜美姐の2曲で、Foggy Nightと純情ってのだ。
前者は時流を意識してか叩いてるのは別人(米国人)だがかなり模倣していて、後者のはPorcaro本人が叩いてる。

曲調としては前者は当時のPopsとしてはギリギリ可能なHard Rock、後者は元気一杯で明るいが思いっ切りキャッチ―。
トータルではどっちもちゃんと曲想通りの仕上がりで、だから前者だけを単独で聴いてると太鼓は非力とは無縁だ。

後者のだってパワー誇示要素は皆無だし、一聴凄く良いノリだが至って普通っぽい。
ノリは未だしもフレージングの秀逸さが本家ならではなんでつい惑わされるが、2曲続けて聴くとウププのプ。

俺流に言わせて貰うとパワーだけでも前者は請求額ピッタリなのが、後者のは釣りはいらねえ持ってけ泥棒ってな具合になんてたんだよ。
フレージングやノリにしても当初は単に偽物と本物の差だと思ってたが、どうも要求されたパワーに対する余裕の差の方が主因っぽい感じがするんだ。

良く言えば前者Drummerは一所懸命・後者は完全にエンジョイしてる風で、それでいて「太鼓の鳴り具合」に着聴するとどうにも後者の方がスカッと打ち抜けてんですよ。
Ringoの濡れタオルミュートのもそうなんだが、ああ云うのって実は余程パワーに余裕が無いとマトモにゃ使えん手法なんだ。

だが敢えてコッソリ地味目な録り方したりしてるもんだから、大勢が見事にまやか騙されちゃてんの。
当事者としては一寸した悪戯なんだろうが、陣営としては「真似され難い」のが好都合だったからかな?。

<つづく>

2022年2月 1日 (火)

音楽備忘録901 纏めて録るかバラして録るか?⑬

今回は前回と打って変わて合奏時特有の共鳴等音とは、いきなり真逆ではあるが最近の体験からの小話をさせてちょ。
記録された音の臨場感や場の空気の点では前回式が理想だが、我々の現状だとリアル合奏で低域を実際に鳴らすのが厳しい。

 1.場所が低域が響き過ぎる
 2.そこにローエンド迄拾えるMicが無い
 3.場所を変えると頻度が極端に低下する
ってな感じの日常なんで、特に作り乍ら録るとしたら↑の3.は大問題になってしまう。

他にも宅でのBass Amp録りが困難なのから例の球ポータブルPreampを急遽作って使ってるが、実際やってみると一緒に居て同時に演るとやはり色んな違いが自然と出たんだ。
今回のでは主に従兄側の心理面への影響が大きかったと感じてるが、相乗効果を弾き出すにはバラ録りはやはり不利だと感じたよ。

俺個人に限りゃ弾いたり録ったりする前に脳内アンサンブルがもう勝手に始まってっから、それ程には感じて無いんだけどさ。
それでも例えば「このBandだとそんな風にしかならない」なんて面はあって、要するに自分の中に無い物は出せない訳ですよ。

たまたまジャンルにも楽器にも無節操だから実害がハッキリ出たりゃせずに済んでるが、1つのジャンルの1つのタイプの曲だけを連続して作ろうとしたら多分この面のボロが露呈するんじゃないかな。
進化しない愚政もあって又まん防なんかが出ちゃったから暫くは難しくなっちゃったけど、とどのつまりは纏めてもバラしても両方が併存しててこそその価値もあるんじゃないかと痛感させられたんだ。

ほんでその時の音源が珍しく誰にでも試聴可能で、って従兄が無許可・未通知で勝手に上げちゃったんだよなぁ。
最低限の親切でスマンが一応以下にURLだけでも貼っとくから、もし耳が退屈だったらだうぞ。

https://soundcloud.com/studiolitedrum/bassdrums-recording-test-220119

どうも従兄が久々にハイになり過ぎて勇み足したみたいだが、最も高級に言って「作曲メモ」・その時の認識ではマルチ録音弐号機のテストなだけだったんだけどねえ。
けど仮に世界にたった1人だけだったとしても、従兄にとってはそんな行動に駆られるだけの何かがあったのは確かなんでせう。

こっちとしてはまだまだ全然だが、相互刺激から生まれる何かについては即応性がとても重い。
その場の気紛れな思い付きには演奏自体も含めていい加減で出鱈目なのが多いけれど、それ位縛りが無いからこそ今迄は出なかった出せなかった様なのがひょっこり顔を出すもんなのよ。

もし観客の眼前でそんな完成度だったら宜しく無いが、あんまり無理があったり駄目な処は後で直しゃ良いんだから。
実際近年ずっと個人的に感じてたのが曲の一面での質で、本来はBand・実状はデュオなのにソロ作品っぽいのが多くなっちゃってね。

従兄がもっと非リアルタイムの共作に慣れて来たらどうか分からんが、録る以上に「作る時の影響」は無い人の方が少ないと思うんよ。
俺自身は何時も1パートだけで録り終れる事が滅多に無いんで、普段は幾らも気にしてないし気になって無いんだけどね。

ほんでも意表を突いて何か仕掛けて来られるとつい反撃したくなるのなんかは、リアルの方が高頻度になってるみたいだ。
グループ内で作曲可能者が独りしか居ないなら兎も角、比率が低くても複数居る場合はこれってかなり気にした方が良いんじゃないかな。

もしかしたら近年本邦の曲の劣化って、これの影響が主犯かも知れないと思うんだ。
個性・独自性の創出に限ると迷惑で困る事とかあったりしても、「無駄なメンバー」って居ないもんなんじゃないのかな。

<つづく>

« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »

フォト
2022年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ