音楽備忘録899 魔修理の最近③
公開と執筆のタイムラグで去年の話しになっちまったが、暮れも差し迫った時分にPCキーボードの不調に翻弄されて参りやした。
過去にキーボード自体の故障や劣化の経験はあったけど、今回のは実に曖昧で原因箇所の特定からもう手古摺ったであるぞなもし。
事の始めはクリスマスが終ってすぐ、ブログを書いてる時に突然襲って来ただす。
何か反応が変に悪いなと思いつつも騙しだまし書いてたっけ、突然暴走も始まったッス。
例えば「て」と一文字打っただけなのに「ててててててててて…」と沢山入っちゃって、その内それが何行も止まらなくなるっていう。
悪反応だけの内は裏でアプデか何かあるとそんなだったんで、イラつき乍らも我慢してたんだけどね。
それから三日とたたぬ内に不動になっちゃったんだが、USB接続なので先ずは接触不良を疑った。
ってのは宅では自作アナログ切替SWで3台のPCで使ってたんだが、おかしくなったのは普段閲覧や執筆に使ってるサブ機でだけだったからだ。
当初はキーボード自体もかなり年季が入ってるんで、そろそろ寿命かと代替品の物色も始めてたんだ。
体験からは大抵は特定キーのSW逝かれから始まったが、キーボード内の半導体が先に逝かれる可能性だってあるだろうからさ。
わ兎も角兎に角USBの接続箇所を掃除してみたら、どこもかしこも見事な汚れのオンパレードでびっくり。
無接続でオープンになってりゃすぐ汚れるのは仕方無いが、繋ぎっ放しでもこんなに汚れるのは隙間が多いからなのかな。
んで清掃直後は一旦状態が戻ってくれたんだけど、幾らも経たない内に元の木阿弥に。
これからするとオンボードのUSB関係が怪しくなるが、同じくUSB接続のマウスの方は至って健全なので不可解だった。
それからデバイスマネージャ等で調べてみると、キーボード自体は認識してるのに何故か電源が入ってない。
いやいや電源SW付いて無いし、ワイヤレスじゃないんだから電池切れも無いのに。
となると次の可能性は電源電圧の低下で、ATX電源かマザボ上の何処かに容疑が移行した。
面倒+そもそも非公表なんで調べもしなかったが、省エネを売りにしたマウスと最低駆動電圧が違ってる可能性もあるかんね。
この仮説なら他の2機では両方平気で、当該機でのみキー坊が言う事訊かんって条件と一応合致するんで。
そこで浮上して来たのが例の「電解コンデンサ妊娠事故」で、もしこれが原因だったらお取替えだけで済むんで億劫だが内部を開ける覚悟をした。
ほんで開けゴマしてみたら、まあばっちいったらありゃしない。
数年前迄は最大1年以内に内部清掃もしてたんだけど、それなりに対策もしたんで近頃は不精してて。
掃除の前に一見して↑が2つ目に入ったんで、最低限で済ます訳に行かなくなっちまった。
具体的な様子としては電解君の頭の膨張に加え、マザボ基板から若干浮き上がってグラつきが出とりゃあした。
マザボをケースから取り出すには大々的な分解は避けたかったが仕方無く、期せずしてこんな処で大掃除をする羽目になったとです。
特に嫌だったのがCPU放熱器の取外しで、最悪時は間の伝熱グリスの再塗布をしなきゃなんないから。
それと今回は手持ち代用工具で何とかなったけど、当該機はビジネス用の中古のなんでネジが普通のじゃなかったんだ。
外部にも普通のじゃないのがあったんで多少は予測出来たけど、だったら何年経ってもメーカ側で責任持って面倒見とくれよなって…。
それはそれとして遠き道程を経て漸くマザボを取出せてみたら、何と既に1度自分で交換してたのが発覚。
多分6~7年前だったんですっかりコロッと忘れてたのが、基板裏の書込みでにわかに蘇っただす。
<つづく>
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