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2022年1月18日 (火)

音楽備忘録887 RockのスタンダードⅡ➐

今日は一応「歌物Rock」に絞っとくが、Snare音色とバスドラのフレーズについてだ。
元は個人の趣味性から気になり出した本件だが、近年本邦でその利点迄軽視され過ぎてるのに抗いたくなっての投稿だす。

俺言い「無為なドンパン節」(つまり意図してそれが成立してるのは除く)だと音色アピール位しか余地が無くなるから、Snareを中心により目立たせたいって心理が働いても仕方無かろう。
単に流行りだとかそんな程度の事かも知んないがそんなんするより前に、RockとJazzやClassicとの違いを気にして欲しいんだ。

それは奏でられる音量とか強さの割合で、Snareって弱く鳴らせば響線(スナッピー)主体の音になるのは今昔やジャンルの影響と無関係だ。
なのでフルストローク頻度が低ければどんなに派手な音色設定をしといたって、実際に悪目立ちする部分は限定的になるだす。

ってのの裏を返しゃ歌物でバンバン沢山フルで叩くなら、目立たせ過ぎはお邪魔虫となり兼ねないのをもっと考えなきゃね。
一方でこれが第2のポイントになるが、ほぼどんな歌とでも音域の全く違うバスドラならもっと沢山鳴らしたって↑の心配は僅少だ。

これに着目した最初が個人的にはRingo氏辺りと感じられ、それ迄の「小細工するなら手が中心」から脱却したのもRock固有の特徴じゃないかと思ってんだ。
Beatlesはシンプルとずっと思ってて間違いでは無かったけど、後になってメジャーデビュー寸前の音源が聴けた時かなり違和感を覚えた。

少なくとも当時のポピュラー系としては音数は多くアンサンブルも複雑で、それを直後のLove Me Doでは極限迄単純化させてたんだね。
どうやら「盛り過ぎて失敗」かと自己反省でもしたらしく、若造の想い付きによる安直な盛りへ一遍リセット掛けたんだな。

誰だって何かやっと出来る様になったら早速使いたくなるもんで、成長期にはどんな分野でも起こりがちな現象ですわ。
処でバスドラだって音量的にはアンサンブル内で最大になってんのが多いんだから、下手に乱打すりゃ邪魔になるんじゃって疑問にお答えしときますね。

確かに曲やフレーズと合致させてなかったらその懸念はビンゴだが、他ジャンル比だとRockだったら最もそうなり難い背景ってのがあるんすよ。
それは伴奏の音域が低い方へ偏寄してる処で、低音域だからこそ少々乱暴にガンガン鳴らしてても何とか人が堪えられるんだす。

音のエネルギー量は音程の低いの程大きいんで「運動会の次の日の筋肉痛」みたいな疲労感は拭えんが、黒板やガラスを擦った「キ~」みたいに一瞬たりとも我慢してらんないのとは質が違うでしょ。
より聴者への低負荷が求められるPops等よりゃこの許容値が高く取れるのからすると、差し詰めハロウィンの日は普段より変態扱いされずに済むコスプレイヤみたいなもんなのよ。

まあだからって素質的に足より手が得意なのを無理に曲げたりゃせんでええけど、それならせめて手が悪目立ちしない様な配慮位はしといて欲しいんよ。
それと内容は次回へ譲るけど録音の仕方とも密接な関係があって、On Mic収録って現場人耳平均より余韻が長く大きく録れちゃうもんだかんね。

バスドラだってノーミュートでオープン踏みがデフォのジャンルだったら、やたらドカドカしたら訳分んなくなるけどさ。
とどのつまりは単にバランスの問題ってだけなんだがね。

<つづく>

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