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2022年1月23日 (日)

音楽備忘録892 RockのスタンダードⅡ➑

本日はキーワードとして「時系列のズレにご用心」と掲げて進めてくが、Drumsetの音色設定と収録方法の関係では特に重要なんす。
この件も近年本邦の達人達の生の音を知れないシステムに難が大アリで、無用PAの乱用に負けた結果でもあるのよ。

一般のお客様に非日常を提供する手段の1つとして、無くても聴こえるのにPAを使って爆音化するのにもそれなりに意味はあるかも知れん。
継続的に自宅でも合奏しようとかしなけりゃ不用品なんで、個人所有して常用してる人ってかなり少数だろうし。

それとLive録音作品でも音質無調整の作品って、ポピュラー系じゃ先ずありゃしない。
んで元音・その加工等が何をどうしてそうなってるのかってのが只でさえ知り難かったんだが、小規模会場へ足を運んでも生にありつけないとなると素人にはお手上げだ。

となりゃ本家の生音はもう想像を中心に探ってくしか無くなるが、Drumsetの音色設定と収録方法の基本的傾向だけだったら個人でも体験的実験が可能なんだ。
これを重ねてくと「Micを通した音」のサンプルが蓄積されてくから、それを逆算してけばある程度元音も絞り込んでけるって寸法ね。

その際の留意点が組合せで今からしてみれば例えば50年前と60年前だと、大まかには殆ど唯の大昔だからつい一緒くたに考えちゃったりするんだよね。
実際の西暦にすると↑は’70と’60年代位になるんだが、その頃が楽器とMicの距離や本数に大きな変革があった時期なん。

それで具体的にどんな影響が出るかったら、似た様な音に聴こえても楽器自体の設定等にはかなり違いがあったであろう処。
影響の大きい順に列記してくと先ずはピッチ(チューニング)・余韻の長さ(ミュートの有無や度合い)、そして音質バランスの色々等がある。

ピッチについては私的にはロー好きなんで勝手に掘れたのかもだが、古典作品のは聴いた印象より実際は大分ハイピッチだったのが多かったとかね。
太鼓って口径次第で音量の出せる音程範囲に制限が掛ってんで、特殊状況の以外は印象通りに下げたら音量も追随しちゃって現場で殆ど聴こえなくなっちまう。

これを現代の一状況で例示すると、例えばMetal系のエレキではかなり下げたのも巾を利かしてるのにアコギでは全然少ないとかさ。
多分エレキみたいにGainを上げられりゃ低下した音量を補えるが、アコギじゃ無理だからなんじゃないかな。

アコでもエレアコなら補填自体は不可能じゃないが歪んじゃ駄目だし、ボディ等のタッチノイズも盛大に巨大化しちゃうもん。
それは兎も角中にはJazz時代のと楽器ピッチはほぼ一緒のでもそれよか低く感じらるのが少なくないのは、叩かれた強さが大巾に違ったから。

それと近年本邦では特にPA常用デフォなんで誤認されてるのが、「楽器だけの音が本当の音」ってヤツだ。
不特定多数に聴かせようとすりゃ聴者全員が楽器に張付くなんて不可能なんで、それからすっと演奏会場の響きが含まれてる方が当り前。

それからすっとⅡで演奏場所の残響込みのこそが「真の素音」ってなもんで、そんな環境下で狙い通りに聴こえる設定こそがモノホンって事になるんだよ。
そこで再掲になるがバスドラのローエンドの素晴らしかったのとして、The YardbirdsのStroll On
が1つの典型例なのを提示しとこう。

<つづく>

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