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2021年12月13日 (月)

音楽備忘録851 Mic関係の色んな思い込み!?➐

今日では昔よりは随分問題になり難くなった位相の件に触れるが、非専門家でも全く知らずに居るといざって時に途方に暮れたりするんすよ。
出現頻度は激減したけど原因箇所が幾つかに別れてたりもするのと、波形観察を除くとその内の1つしか目視確認が出来ないから頭の片隅には置いといた方が良いと思うんだ。

では先ず位相不一致の発覚時の色々から記すが、耳に最も分かり易いのは想定外の低域不足だ。
対してそこそこの高域主体のとか位相のズレ角の中途半端なのが分り難く、又状況次第で何処迄許容するかってのがある。

してそんな不始末の起きる原因が必ずしも音と相関関係に無いのが厄介な処で、↑の唯一のとはMicの向きだ。
異なる音源に対しててでもその距離が近いと看過出来なくなるが、典型的なのはStereo収音時の場合。

不要混入を最低限にし且つ分離度も上げようとすると「外から中」を狙うのが良いが、その際2つのMicは90°~180°向き合う事となる。(Stereo Mic:所謂ワンポイントやMS式も該当)
加えて2Micの距離が厳密には遠くても影響があるが、近い場合はより顕著になるので考えなくてはならない。

DrumsetのOvertopの所謂「X-Yセッティング」も、主目的が「中抜け対策」なのは確かだが位相案件も含めてのものなのだ。
なので見える部分だって決して油断し過ぎは不味いが、「大丈夫と思ってた見えない場所」で起きる分がより問題なのよ。

その昔一般用の音響接続は皆不平衡だったのが、今では特にMic系統みたいな微小信号のは殆どが平衡接続(Balanced Line)となって久しい。
この2つ前者は+と-の2極且つ-とGrand(アース)が共通なんで、万一極性反転してた際Micやプラグ類のシールド部へ触れるとブーンとノイズが出るからすぐに分かる。

だが平衡接続の3極になるとGrand(アース)は正規規格としては独立させてるので、↑の様な事で発覚してはくれない。
1992年に2番HOTが国際規格化されたんで昔よりゃ危惧は減ったが、自作や修理時に万一3番とひっくり返っててても位相以外で全く問題が出ないんだ。

しかもそのケーブル(Plug)をずっと孤立した音源に単独で使ってると、その限りでは実用上特に問題にはならないんでね。
更に駄目押しケースを挙げとくと例えば3番Hot出力のMic用に、ケーブル側をわざわざ合わせといたのを他のに忘れてて使ったりするとね。

この3番HOTになってるのにも古いのでは元仕様でなってたのと、その時点で他のへ合せ直したのや修理時に間違えたのとか色々あるからねえ。
けど普通ちゃんと音が拾えて出てりゃ普段一々位相チェックなんてしない方が多いだろうし、極性アレンジしといた当初はマジックとかテープとかで付けといた印しが何時の間にか取れたままになったりとかありがちですぜ。

特に全部自分でやってたら未だしも、部分的に他人にお願いしてたりするとさ。
まさか他のにゃ使わんだろうと思われて知らされてないとか、一度だけ伝えられた位じゃ思い出し難いだろうし。

因みにややこしついでで意地悪な追記もしちゃっとくと、ケーブルの両端で入れ替わってるなら差引きゼロでこの問題は出ないんだ。
確認時の明瞭化の為には全て統一しとくのが良いけれど、実用上問題になるのは「何処か一箇所だけ反転」してるのなんだ。

因みにⅡでかつての業務用機器には「∮」みたいなマークで位相反転SWの付いてるのもそこそこあったが、統一規格化後のには殆ど付けられていない。
探せばもしかHotの2番3番を入替えるアダプタも売ってるかも知れんが、所持ケーブルが混在したままで区別が付けられない状態だったら先ずそれを解消しなきゃややこしいまんまだ。

<つづく>

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