音楽備忘録836 魔修理の記憶⑪&エレキストラップの話しⅢ
前回後部に記した造形の汚いヤツ、その後の状況からお伝えしよう。
巷のこの手の記事に後日談が少ないみたいなんで、恥を忍んで!?披露しとこう。
さてそんなだから宅内練習用のにしかし今も現役だが、最近布とビニールの縫合糸がいよいよ限界になりつつある。
俺は大して手芸に詳しいでも無いんで今どんな糸があるか良くは分からないが、細過ぎると糸自体が幾ら丈夫でも別の心配が発生する。
布やビニールがその屈強な張力に耐えられるかどうか、特に古くなってるのは経年で素材が弱体化してるしね。
しかも普段殆ど感じなくてもそれなりの伸縮性があるんで、それと糸の伸縮性がなるべく近くないとどっちかが先に逝っちまう。
そう考えてくと原姿を大きく崩さずに取替えられるのは糸だけなんで、立派過ぎる糸ってのも不味いんで手持ちに余り物がある内はわざわざ新規に買うのは躊躇しちゃうんだ。
因みに糸の擦り切れ易さとしては体験からだと、裏のビニール材の表面の柔かさと厚みに依って差がある様だ。
要するに糸がなるべく埋もれてくれてると、その分引っ掛かり難くなるし摩擦面も少なくなってそうでね。
それからここでは未言及の布だけで出来てるのへも触れとくと、下手に別素材を貼り合せてあるよりゃ後の扱いは楽だった。
現時点では布自体が綻んで駄目になったのはまだ無く、けれど昔のは素材がアコギ等軽量機対象のなんでピン取付部が非常に薄くて脆弱なのしか持って無い。
近年キャンプ用品似素材のについては親友が置きっ放しにしてったのがあるが、バックル部が樹脂製なので鞄類のと同様そこが真っ先に割損しそうだ。
けれど非革素材のこの方式のは比較的廉価で代替品が見つかり易いんで、巾広タイプが僅少なのを除くとそれが合う人には別に悪い選択肢じゃないとは思う。
但しもし大した理由もなく余計な我慢をして使ってるなら、今は若くても長く使いたいと思ってるならプチ異議ありかも。
齢を取るに連れ完壁に習慣化出来て無いものは衰えが早まるもんで、それ迄がもしギリギリで成立してた様なのだと事後に復帰出来なくなったりすんの。
この事後には入院迄行かなくても怪我や多忙なんかも含まれてて、つまり「今ならセーフ」ってのは将来の対応力には欠けてるんだ。
それからすると例えば軽傷なら絆創膏の上から背負っても平気な位の、そんなので自分に合ってるか使えるかの判断をしといたらさ。
今だって音楽業界はスーパーブラックな現場が多いけど、大昔のBeatlesみたいなふざけたのは流石に今は無いだろう。
そうすっと極限体験って面に限れば勝手に体験させられる事は無さそうなんで、単純にキャリアを重ねるだけでは実感が不足する可能性があんのよ。
尤も大昔のスーパブラックを浴びても生き残れたのって運が良いだけで、きっと良く調べたら甲子園球児並に酷使で潰された人の方が多かったに違いないと思うな。
特に過酷な重肉体労働が珍しく無い時分だと、スポーツや音楽なんてそんなのと比べたら遥かに軽労働になっちゃうからねぇ。
或は傍目に好きでやってる分楽し気だから誤解されてただけか分からんが、世間全体からは体験者が少数派だし。
楽しようとし過ぎちゃ色々不味いけど、本人にしか分からない辛さってのもあるんでね。
本件みたいな余計な処で我慢して、本道が疎かになってもしゃーないけん。
必然性を幾ら探しても見つからなかった苦しみっつうのは、その多くはパフォーマンスを害してるだけだと思うんだ。
こないだTVでどっかの医者が「猫舌は舌先を歯茎で隠せばへっちゃら」とか言い切ってたが、どうにも俺には全面肯定は出来ないよ。
無理して頑張って後で大変なのは舌先だけじゃ無かったからで、こっちが珍しい体質なだけかも知れんけどさ。
なので人の話しは参考にはなるしすべきだけど、個体差の部分は本人自身でしか詳細な判定は下せないんなんじゃないかなって思うあるね。
<つづく>
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