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2021年11月18日 (木)

音楽備忘録826 Mic関係の色んな思い込み!?➊

こないだの変態位置テストと宅での柔らか生ピの魔用を通じて、今更だが疑問が湧いて来ちまった。
先ずは主にMicの向きから記してくが、現在一般化してるやり方って基本的には「Mic側の都合」だけでやってたんじゃってね。

現時点で実感したのはまだDrumsetと生Grand Pianoだけだが、何で俺言い「あっち向けホイ」になんか至ったのかだ。
Micだけで考えりゃ絶対的に変なのに、設計(単一指向性)に反して余所見させなきゃ駄目だなんてねぇ。

そこではたと浮かんだのが普通生耳ではどうやって聴いてたかで、余程の特殊仕様のじゃ無い限り楽器はMicより人耳優先で作られてる処だ。
つまりPAレス下では大抵はこれ等の楽器は「かなり横からしか聴けてない」訳で、それを上や斜めから拾ったら違った音になっても何の不思議も無いんじゃないかって。

ここでもう1つ再考すべきと思ったのが「誰に聴こえてる音なのか」で、Classic系等と比べると歴の浅いRock系には影響力が絶大な「聴き専マニア」が少なくとも昔は居なかった点だ。
これPA:オーディオのにも近いものがあり、時にはセンスあるスポンサーの鶴の一声が進展の後押しする場合だってあるからね。

尤も近年本邦では上級国民とは名ばかりで、中身スッカラカンのが殆どだから酷いマイナス作用しかしてへんけどな。
それが聴き手側でも世間に認知されてる信頼の於ける人的資源が少ないんで、作り手側だけの判断に陥ってるんじゃないかって。

或は音響機器製造側はバックに大手家電が付いてたが、楽器側にはそれに匹敵する程のが無いから軽視されてんのか知らんがね。
だからって別にMic自体の取説に大きな錯誤があるとは思ってないが、楽器の音響的部分に対する知識が足りてるかどうかがとてつもなく怪しいんで御座居。

具体的には「このMicは音源の正面に向けてお使い下さい」は無問題だが、楽器の音源位置に対する解釈を間違えちゃってたんじゃないかってね。
拙ブログの色んなので「音の空間合成」の件に触れてっけど、デカい楽器になる程元々この作用は省けないし避けられんのよね。

例えば安普請の三畳貸間和室で爪弾くアコギだったら、迷惑になるから極力小音量で奏でられてる。
その上日当たり悪くて湿ってたりすんだろうから、只でさえそんなに響かないのが余計デッドになる。

しかもアコギは発音源の弦間隔が最大でも10cm程度なんで、Micが余程極端な位置に無い限り共鳴音の拾える割合の変化が少ない。
だがDrumsetなら遮音性・Grand Pianoなら耐荷重性の関係もあって、残響込みになり易いし発音源最小間隔は正に桁違いの1m以上ある。

つまり大型楽器だと設計想定より近くで聴くと、空間残響や共鳴音の種類と含有率が設計想定より減っちゃってるんですよ。
別に必ず設計想定通りの音じゃ無きゃいけなか無いんだが、タイヤが1つパンクしてる車みたいなもんだからそれで大丈夫か考えとかないとさ。

On Micって元々は分離度向上や不要音の混入を最低に抑える為でもあったんで、距離を離すのが厳しい事も確かにある。
そこで「条件的に間を取る」としたら、「近いけど弦や打面は見えない向き」ってのが妥当なのかなと。

これって狭い演奏会場で最至近に居るお客さんに近い状況とも看做せ、演る側にしたって他の楽器で合奏してる人達にはそんな音しか普段聴けてないしね。
但し注意の居るのがMicの指向性と周波数特性の関係で、低音になる程明後日の方向の音も大き目に拾えちまう処。

故に唯Micを余所見させただけだと低域過多になってる公算が高く、それを中高域が足りなくなったなんて誤認したから気付けてても止めちゃったのかも知れないね。
しかし不要混入音排除と音色のバランスについて
、もっと誰もが大いに再検証すべきなんじゃないかと思うんだ。

<つづく>

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