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2021年11月13日 (土)

音楽備忘録821 魔改造悲喜こもごもⅤ➍

過去3回の記述だけだと恰もディスりたかったのかと誤解されそうなんで、ポテンシャルとしては高かったと言っとくのから今日は始めよう。
俺言い「謎の低・高域過削り」は要らんお世話ではあったが、完全にカットされる程では無かった。

なのでグライコストンプか何かを追加してやりゃ、電子回路での不始末!?はかなり補う自体は可能だ。
それに対し頑張っても日の目を見ないのはスピーカ低域再生限界の方で、拙ブログ大過去記事の専用補正EQのにも記した如く補える範囲が断然狭くなる。

その具体的比喩としては弦Bassの音程ローダウンのと似てて、普通の音として使えるのは最大でせいぜい2音位迄だ。
それともし「25W若しくは30Wクラス」のAmpとして捉えると、他のより遥かに歪む心配の要らないのって事にはなる。

早出因みに↑で何故25Wなんてのを勝手に追加しといたかったら、100Wの半分の半分だからだって分り難いか…。
諸条件の重なった結果半偶然にしても、一般的生Drumに拮抗させられるのが100W出力のとなっとりゃぁす。

わざわざ回りくどく¼と書かなかったのも、実際に耳に出来る音量がそう云う割合だからなのだ。
どうせならあと10W頑張っときゃ「半分」(50W)に届いてたんで惜しいが、当時の業界では+10Wの余裕ってのがブームか何かだったみたいだ。

1970年代は海外老舗大手のもそんな調子で、どれも実質的な出力容量は従前のままでも歪み難くなってたのは確かだった。
今になってみると歪み難くしたのは特に球のだと回り道だったとなるが、当時は殆どのが規定の出力を出そうとするとそれ以下の時と「音が変る」のへ生舞台の現場では腐心した人が多かったんだろうね。

この辺で流石にいい加減で改造内容の方へ進めてくが、件の箇所の回路は一般称では「NF型トーン回路」って方式のになっていた。
楽器系のではこれをアクティブ型トーン回路と称してて、パッシブ型のより可変範囲と利きの設定が自在になるタイプのだ。

NF型は一般オーディオのトーン回路でデフォなヤツで、大胆な変化も欲しかったらこっちじゃないと出来ない。
但し必ず増幅回路を伴うので必要性が無い際は雑音追加発生源になるだけなんで、どっちかったら電気楽器系では野党サイドに回らされてる。

とここ迄なら極普通なんだが時代の為せた技か、コンデンサだけじゃ無くコイルも用いてLC共振作用も利用されていた。
共振には共振周波数ってのがあるが如く、狭い範囲だけを扱うには最シンプル且つ適した方法だ。

しかし今では電磁雑音耐性が激減するのとサイズ等の関係で嫌われて、ニーズ減少の挙句高価・入手難が進んだから昔の回路の証拠みたいになったねえ。
魔改後には不要なんでジャンク採取には足しになったが、中域用で一寸容量が小さいのとたった1つしか無くてステレオ用途には使えない。

それは兎も角俺には「余計な事がしてあった」だけだから、基本的には取外しちまえば良いだけの簡単な作業で済ませられる。
けど折角既に付いてるロータリSWを無駄にしないのと原設計の思想に敬意を払って、レンジの広さを変えられる機能へ変更する事とした。

元は特定中域を大胆に盛ってたのを適宣低高域を控えさせると逆向きになるが、前述「オーディオに付いてるトーン」のと同じだからツマミを前:沢山上げてた・後:少し下げた状態にするのと内容は全く同じだから難しくない。

それで他の最も一般的なAmpと使い勝手が大体一緒に出来るとの目論見は間違って無かったが、今になってみりゃここで杜撰大王の真価を発揮する失念があった。
これには他に球Ampのレンジを狭く見積もり過ぎてた過失があったが、まだその頃は聴いた感じに従ってそう思い込んでたんだ。

<つづく>

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