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2021年11月 1日 (月)

音楽備忘録809 内容と道具の良さのバランス①

珍しくキッカケ無しスタートの新テーマだが、音楽って理想は音色の良さも内容(筆頭は曲)の良さも両方要る。
けど現実はどっちかだけを何とかするだけでもとても大変で、公開ハードルを上げ過ぎりゃ死ぬ迄何も出せなくなる危惧すらある。

ので現実的にはなるべく美しい!?妥協を強いられたりするが、内容へより注力するには道具になんか時間を掛けてる暇は無い。
これが大昔だったら最悪はストンプ自体から手作りしなきゃなんなかったが、今ならお便利オールインワンEffectorにそこそこ行けるのがある。

となれば折角ある物を利用しないのは勿体無いんだが、一歩間違うと曲やフレーズは違っても音色は誰のでも殆ど一緒且つ最大公約数ってな事態にも陥り兼ねない。
又知らない他人が最初に聴けるのは内容じゃ無く音色で、どんな名曲でもIntroの音色が酷いともう聴くのを止めちゃうかも知れない。

と来ると出だしだけは最高の音色にしといて後は内容で行けば良いとなるが、「何だよ歌は良かったけど、歌が入ったらあの綺麗なGuitarは何処行った」となっては極端に短い春がアッという間に過ぎて行く。
んだば音色創作と作曲を分業にすればってのも一定の効果はあるが、本来音色とフレーズは分離出来る様な物じゃないのよね。

…と語っててもキリが無いから絞ってくとして、極限的「完全自家製」は生れ乍らの適性+運に迄も恵まれて無きゃ可能性すら無い。
ので道具だけで賄えるのがあったら、どの程度道具にお任せしても平気なのかを探ってみましょって企画でゲス。

この件には使う楽器若しくは音源が何物なのかでかなり選択肢に差があり、赤貧Classic Pianistなんかだと殆ど何も選択肢が無いなんて事も…。
最近ならストリートピアノがメインの奏者だと、貧富不問で弘法筆を選ばず式で行くのこそが腕の見せ所だったりするけどね。

これ等を総合しての私的推奨は「それがメインパートだったら道具利用は最小限」ってので、現にかつてよりLivehouseのレギュラーより上記の人達の方が脚光を浴びる様になった一因ではと感じてるんだ。

しかも今はVisualが先みたいなご時世だし、最近頻吠えの有料か無料かの面でも俺言い「音が先」派には一層厳しくなってん。
因みに↑の音が先とはLive主体かRecording主体かとも換言出来、打込みやボカロの人には弾けない人も少なくないだろうし。

更にはLive派でも街頭ではウルサ過ぎとか過激過ぎて無理だったりすっと、非ファンの大衆に対しては「直に見せられない」「探して貰えんと目に入れらんない」等でかなり不利だ。
音面にしたって眼前で生で無加工の証拠があるのと比べると、同程度の音の良さでは録った物の方が不利だ。

して前述の通り最初期時点で他人が判定を下せるのは内容より音色の方なので、○○奏者として認知して貰うのも含めて「他人から耳を傾けて貰える音色」を構築するのが最初の仕事になるんじゃないかな。
但し作曲にしか適性(才能)の無いタイプの人だって居るから、その場合はアプローチが少し違っては来るけどね。

例えばEric Clapton迄は行かずともJohn Lennon程度にはってなもんで、皆が憧れる程じゃなくても良いが誰が弾いたヤツかはすぐ分かる位にはしとくべきなんじゃないかな。
身近な過去例でも曲は既に水準を超えてたのに、○○サウンドが確立前だったせいで正統評価を頂けなかった人が居たよ。

具体的にはその時期時点では「評価が割れる」状態で、聴き手の興味対象の差に依ってそうなっていた。
曲自体に嗜好が強い者は「大変だぁ天才現る」と騒ぐも、サウンドの方が強い人達からは「え~」なんてね。

打込みなら純然たるオリジナル音色なんて作るのは不可能に近く、ボカロ系でかなり質の高い曲が出来ても世間一般への浸透率が低目なのはこれのせいもあったと感じている。
例としては従兄は無類のPops好きなのに、合成音声の歌声が苦手な為に今でもついボカロは避けちまうそうだ。

とは言え打込み・ボカロ系の人達自身には何の罪があるでもなく、だからこそたまたま演ってるのが「手作り可能」なのだったら作らんと損だと思うのよ。

<つづく>

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