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2021年10月26日 (火)

音楽備忘録803 Rockのスタンダード➓

今回は「時期に無関係なパート難易度違い」に言及するが、そもそも全部が同レベルの曲の方が少ないよね。
好みのが皆差の大き目のだったりすると悩ましくもあるが、偏ったのばかり演ってると後が大変とだけ先ずはボヤいとこう。

取敢えずHard系ので色々挙げてくとZep,Purple,Van Halen辺りが最大公約数かと思うが、体験的に何故か本邦では太鼓やGuitarはバッチリやらんとイカンのに他はテキトーがまかり通ってたのが気になった。
それも地域性とか文化だと言われりゃそれ迄かも知れんが、10人と居ない集団でそれでは飽きられると思ってたら案の定だったわ。

尤も上記お三方でも後者2つは時代が下るにつれ先ずはBassが、次に太鼓や歌が従前よりは段々軽視されてってたが…。
それが何をもたらしたかってぇと自作曲の劣化で、そのジャンルのファン以外への訴求力が低下したと感じたな。

ここで考えるべきは今よりヲタだけに相手にされりゃ良いかどうかで、しかしそれならプログレやJazzの中で激しい系のの方が遥かに上を行ってたりするぞっと。
処で今迄提示したのはどれも随分昔のばっかだが、限定的なコミュニティ対応ならもっと新しいのでも構わない。

例えばGrungeであればNirvana辺りが開祖なんでそれをスタンダード扱いしたって問題無いが、細分化後のを迂闊に根っこにするのは俺はお薦めし兼ねる。
彼等だって自身で発明する迄は「既にあった物」から知見を得て居り、日本でテクノやボカロ以降に新しいのが生まれ難くなってるのと大いに関係アリと踏んでるんだ。

無礼を承知で踏み込んじまえば、次のような黒い比喩が浮かぶ。
お茶でRock=ティーバッグとすると○○Rockは2番煎じ以降で、もし香りや味を学ぶなら明らかに「薄まる前」の方が分かり易いじゃん。

なので新しいのの手法やアイデアは参考にするには良いんだけど、基礎を学ぶには効率が悪いんだ。
上出のテクノやボカロにしても日本のは音楽自体よりメカの方が主体で、音楽的にはそれ以前の財産から作られている。

テクノの純粋な開祖はKraftwerkと考えてるが、一般人に普及させたのはYMO辺りからだった。
前者は俺からすると一応ポピュラー枠で展開してたが、前衛の電子版つまりプログレの延長線上に留まっていた。

のが後者はまるでかつての歌謡曲みたいにネタが無制限で、開祖を凌ぐヲタ性のもあったがピコ太郎並にキャッチ―なのもそれで量産出来た様だった。
これを杜撰大王式に解析すると電子楽器やテクノはスタイルなだけで、音楽自体は時々ヒネたりもするPopsだったとなる。

ボカロ曲の傾向の源としてはアニソンからの影響が強く感じられるが、更に遡れば童謡/唱歌チックなPopsって事になる。
但しここでの童謡/唱歌チックって大人が恣意的に子供へ押付ける様なのじゃ無く、幼くても大人と分け隔て無く等しく楽しめる様な物って意味だけどね。

故に「Rockのスタンダード曲」だと古くなるのはそれなりに歴史を経たからと、若い人にはカビ臭くても我慢して貰うより他無い。
けれどRockの前後に何か冠が付いて良いならその限りでは無く、各自の目指す専門のを片っ端からって位の方が良いだろう。

但しⅡで何か新たに独自創作をするとか本家を凌駕したいなら専門(好み)のは程々に、同業他者があまり研究して無い処にこそチャンスは転がってるのだ。
私的ではあるがどんなジャンル・スタイルを目指そうと必ず要るのが「曲の良さ」で、それには極力感性やアイデアだけで受容れられた曲に親しむのが最良だと思うんだ。

<つづく>

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