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2021年10月 8日 (金)

音楽備忘録785 Rockのスタンダード➍

続いてはエレキGuitar以外のRock的始祖へ進めるが、肝心な歌唱法については敢えて後回しとさせて頂く。
人の肉体って楽器より進化がとても遅いのもあって、革新的なのが現われたのが大分後になってからだったんでね。

本日のトップバッターは生Pianoで、Jerry Lee Lewis,Little Richard,Fats Dominoの3名を提示しとこう。
記した順に奏法への影響が強くその逆がヒット曲の数となってるが、元はClassic用に作られた楽器をそのまま使ってるのにってのが凄かった。

但しRockルーツのや黒人系のジャンルでは既に近似なのは登場済みで、後の電気・電子鍵盤楽器みたいにサウンドからして別物って程の特異性には恵まれていない。
けれども弾き語り形式で演っても、ちゃんとRockに聴こえる点が看過出来んからの選出だ。

処で前回迄ちゃんとRollが付くのは選外にしてたのになしてったら、Rollが取れた後もPiano奏法には大した変化が無かったからだ。
確かにCombo Organのの多くやPianoでもBeatles位以降からもっとシンプルなのも増えたが、更に後のシンセみたいに鍵盤は片手でしか弾かないみたいな違いは基本部分には生じて無かったんでね。

さてここ迄が大凡1950年代スタートので残りのパートのは’60年代になってからのになるが、その訳は概述と上記等が原因だ。
この手の話しは基準の設定次第で様々な分類があるが、本項では「根本的な使い方」に着目している。

例に依って若干遠回りアプローチになるが、最近のJazzだと無遠慮にバスドラをドカドカ踏んでるのも散聴される。
Jazzは自由至上だから無しと迄は言えないが、俺にはそんなやり過ぎ君のは無粋な印象を受けてしまう。

Bassも含めたリズム隊で積極的にバスドラを鳴らした開祖のRingo Starr、彼等のは従前比だと数は増えてるが意味無く鳴らしてるのは皆無なのが違ってんだよ。
それ迄のとの最大差は「リフ化」させてた処で、しかもそのパターンが無尽蔵(実際は奏力その他で色々制約もあったが)だった処だ。

ClassicやJazzとRockや近代PopsでのBDの使われ方の違いって、前者はダイナミクス・後者はフレーズの変化に特徴がある。
Ringo以前のRock系ではこれが曖昧ってか定まっておらず、視点を変えりゃ脇役から主役級に昇格したとも看做せなく無い。

Drumパターンだけでどれくらい曲が特定出来るか、なんて聴き方をして貰うと理解し易いんじゃないかな。
そりゃ音程面で不利な分太鼓単体では他パートには及ばんのも少なくないが、Bassとセットで聴けば特定出来ないのの方が僅少だ。

んでそのBassの方もPaul McCartney以前にだってそれなりにパターンはあったが、Bassだけでこれはあの曲しかあり得ないなんてのは一寸思い当たらない。(リフやメロを弾かせてるのは除く)
杜撰大王だから失念がありそうな気もするが、同じ人が何曲もとか多彩なバリエーションってのは無かったのを保証出来る。(基本的な伴奏時に於いて)

このリズム隊の革命はRockよりPopsへの影響が大きかったとは思うが、Bassが何らかのメロディを担ってもOKって部分はRockにとっての方が一大事だったと思うんだ。
エレキでだって例えば可愛らしいリフを奏でられなくは無いが、それをオルゴールにやられたら勝ち目ゼロ。

その代りRockみたいにかなり歪ませるのも許して貰えれば、音色面でワイルド方向では圧倒的に有利だ。
但し歪ませればその分総体的には細部の聴き取りが悪化するから、比較的シンプルなリフでも構わないジャンルじゃ無いと活用し切れない。

現実的には上記事情からリズム隊の歪ませはRockでも少数派に留まってて、Guitarの歪ませ方の工夫でかなり聴き取り改善が図られてる様な訳にも行かない。
処で英ばかりじゃ無く米でも同時進行でThe Booker T & MG’s辺りからこれが顕在化し出してたが、Beatlesでのこの手法のルーツは米の黒人系のにあった。

だが上記2団体!?以前のは以前からの手法のと混在してたし、意図的にグループのアンサンブルのスタイルとして打ち出しては居なかった様だ。
なので深く追及したかったら例えばRay Charlesとか、昭和日本式ならソウル・今ならRhythm&Blues系等のを聴かなきゃ足りないが黒さ不問なら必須では無い。

但し近年本邦のR&B(アールアンドビー)は名称とは裏腹に内容差がかなりあるんで、教材としては個人的には非推奨だ。
単に聴いて楽しむのに問題がある程じゃ無いが、ルーツの継承とか伝統の維持等の面で重大な欠落が見られる。

かつてBlue-Eyed Soulなんて俗称があったのと似た様なもんで、この呼称が生まれたのも当事者の人種差のみならず違いが内容にも及んでたからだ。
なので俺言いに翻訳すりゃR&BよりYellow-Eyed Soulとでもしといて貰いたい処だが、英語圏に顧客が居ないから叱られずに済んでるのかな。😅

因みにどう考えたって俺じゃ非ウルサ型には入れて貰えんだろうが、こんな風に呼称へ少し拘るのは「ガッカリ防止」に繋がるからだ。
どうせ勝手に略す位なら前例に倣って頭に追加して、せめてJ-R&Bとかにしといてくれたら助かったのに。

<つづく>

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