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2021年10月 4日 (月)

音楽備忘録781 Rockのスタンダード➌

今回から具体性も交えて「用途別スタンダード」へ進めてくが、Rock界では一応王様のエレキGuitarのから始めよう。
曲としてならElvis PresleyやLittle Richard等も全く外せないが、奏法の参考の点でもっと優先させるべき存在が別にある。

取敢えず独断でChuck Berry,Bo Diddley,Buddy Hollyを提示しとくが、Rockに直結してるRock ’n’ Rollの始祖だからだ。
他にも沢山大御所は居るんだが、その人達のは発展先がRockになるとは限らないのだったんでね。

では順に詳説をしてくがGuitarだけに限定すれば、Chuck Berryだけでバッキングもソロも既に基本形ほぼ完成網羅されている。
又初期録音作品ではそんなに顕著では無いが、当時のポピュラー系の常識に逆らって「歪み」を避けて無かったのも要注意だ。

Bo Diddleyは独自リズムだけっちゃそれ迄なんだが、アンサンブル全体であんな風に刻ませるのでは初期のだと思われるからの選出だ。
黎明期故に「本人以外は他ジャンルの人」が殆どでは、あんな風に構築したのは珍しいケースと言える。

Elvis PresleyもChuck Berryも本人は先進的だったが、バックの伴奏はほぼ寸分違わぬ従前存在ジャンルのそのものだったからね。
今となっては却ってコラボ的面白さに価値を見出せるが、ファッションも含めて無添加純正Rockに浸るのには邪魔な要素ではある。

そして実働約2年でヒット曲も少ないのにBuddy Hollyを選んだのは、グループの編成と本人の使用楽器が他と一線を画してたからだ。
フル編成でPianoもHornも居ないってな当時としては奇抜だし、この方面でFender Stratocasterを常用した初の有名人なんだ。

今では知っててあって使ってて当然のStratも一般化したのは’60年代半ば以降で、発売から10年間程は何時廃版になってもおかしく無い位不人気だったらしい。
しかも「他より効くアーム」のニーズが先で、音色として重用されるのは更にその10年後以降だったからね。

Rock≒Bandの認識には個人差も大きいだろうし、ソロじゃ出来ねってもんでも無いのは承知してるよ。
けれど限られた人材で工夫を凝らして続けるのって、シンプルが許されるジャンルじゃ無いと厳しいからさ。

しかも一寸毒味を帯びるがBo Diddleyみたいに外様には全部同じに聴こえるのはアウトなんで、どんな工夫の余地があるかの具体例はあった方が良い。
尤もBuddy Holly自体は作品数が僅少だから、無限の可能性を体現したBeatlesまで下らないと失念し易そうだけどね。

今でこそこんな偉そうに語ってるかもだが、知って活用し出した当時にそんな崇高な意識は皆無だったよ。
けど目星を付けといた場所の金庫が空なら盗めないみたいなもんで、今すぐ欲しかったらターゲットを変更するしかないじゃん。

私的ではあるが実体験を遡ると上記の如くとなってて、現代にはチト距離はあり過ぎるが先ずは原典から出しとこうと思ったんだ。
この「俺言いルーツ優先式」には別面の大きな利点があって、「辿るのが楽になる」のが最大ポイントなんだ。

実際には今回例示した面々からの直輸入は俺は僅かだが、細分化が進んだのから遡るより発見を早く出来る。
加えて「お気に入りの一世代先祖」を知ると、知らないより「どうしてそうしたか」等の理解が飛躍的に深められるんだ。

<つづく>

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