音楽備忘録761 ジャンク部品の話しⅦ
中古品は選定のスキルが要るハードルはあるが、個人的には過去比だと新品の価値が下がったと感じている。
早期に新機能が得られたりはするが、コストの割に長持ちしなくなってるからなんだ。
確率の変動はあっても理論的には無消耗な方が長寿な筈なんだが、職人に依る微調整が減ったからか当り外れの支配率がグンと高くなってる気がして止まない。
但しこれは純然たる「消耗箇所」を除いての話しなんで、ノートPCみたいに一体型のは含めていない。
こんな具合でPC関連のを少し続けるが、使い方次第とは言え消耗部と非消耗部が割とハッキリ分かれてるのが他と違ってんのよ。
だから消耗品で常識的な価格で売られてるのなら新品一択推奨で、私的筆頭はマウス・次点がキーボード等だ。
もしこれを読んで納得して貰えても残る問題は多分「選び方」で、確かに一定以上の専門知識が要るからね。
只凄い裏技みたいなのさえ狙わなきゃそんなにご大層なもんでは無くて、「このソフト良さげだけどウチのOSで使えるか」と殆ど同じでこの世界では全ての基本だ。
一般世間の認識では極力「知らずに使える」のが最善みたいだけど、必要なだけは知ってるのと比べると実はそんなののほうが相当な勇者なんじゃないかな。
それって車がパンクしてもタイヤ交換が自前で出来なくて、とっても危ない場所にずっと留まってる様なもんですよ。
全く事が起こらなきゃ確かに無関係だが、本来なら自身のみで解決出来て終了するのがもっと大事に拡大しちゃうんだから。
先ずHDDの寿命で交換とかって様々な観点から比較すると、中を開けなきゃなんなくてもオーディオAmpの故障修理とかとは全然別物よ。
ハンダ付けスキル一切不要なのが典型だし、必要手数と注意力に差はあっても切れた電池交換の方が内容的には遥かに近いんでっせ。
恐らく運用中に必要な作業としての認識不足と、少しの手間を惜しんだが為に非効率且つ損してる人が少なく無いんだと思うん。
強いて言えばGuitarの弦や太鼓の皮みたいに、劣化したのが直には見えないのもあるんだろうけどね。
切れただけ破れただけなら誰だって迷わずその交換を考える訳で、それを施すだけで従前通りの音が蘇るから本体の更新は誰も考えんと。
いやいやそんなのより故障個所の特定の方が難しそうって、これは「一寸した環境の差」が最大原因あるね。
スペア部品レスでPCが1台こっきりだと大変なだけで、どっちかがあればそれだけでも随分簡単になるですよ。
大切なLive時にスペアGuitarを持ってっとくのと同じで、無予備で常にスムーズに行けるなんて安易に考えてる方が虫が良過ぎんだって。
只これだって不精者の俺が過去の有事にVocalistのGuitarを召し上げた如く!?、絶対に自分で複数台持って無きゃ駄目ってんでも無いしね。😅
HDD診断の初歩は健全と分かってる機器へ該当品を外付けしてみるので、取敢えずは接続が無問題でマトモに動くかどうかだけで良い。
古典機でフォーマットが異なるとかUSBアダプタに依っちゃ稀に認識に問題の出る際もあるが、問題機・試験機アダプタのどれもが現行OSのだったら滅多にそうはならない。
それで機械的にはまだ壊れて無くて不具合があったら、それなりのメッセージが勝手に出て来て策の提示が為される。
但し体験的には機械・電気的マイナートラブルがその根源になってるケースが多目なんで、不意の停電とかが無くてそんなだったら「Xデー近し」と捉えとくのが良さげだ。
そんな状態になる以前の段階だったら専用フリーソフトで診断も可能だが、上記のより「診断結果の理解」が難しい。
前より遅くなったからもしやってのは大いにあるけど、複雑要素で構成されてるPCでは他にも怪しいのが目白押しだかんね。
故にかなり大雑把でも案外原始的な試験方法の方が答えが明確で、ソフトでも現状のモニタするのはたまに使うが診断のは滅多に使わなくなってるさ。
因みにモニタ以上に診断ソフトは機器とOSの両方の相性に左右され易く、宅のみたいに異世代同居のだとどれかが引っ掛かって完全には働いてくれない場合も少なくない。
<つづく>
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