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2021年9月22日 (水)

音楽備忘録769 楽器の明瞭度の話し⓬

前2回述の如く音響的高音質と音楽的高音質(若しくは好音質!?)って、とても残念だが結構対立しちゃうのが多いんだ。
そんな際に最も被害を受け易いのが中域で、近年の一部でのEQの乱用が気になって来た。

かつては日本の録音だけ何だか地味でしみったれた感じがして虚しかったが、配布ソースと再生装置の影響が思いの外大きかったらしい。
音色バリエーションの少なさはやはり狭さ由来で案の定だったが、それ以外の部分では弄られて無いのだと昔のもYouTube程度のレベルで聴いても結構良く出来てたのが分かったよ。

さて俺自身はかなり強硬な洋楽派なんだが、それは録音より音楽の作られ方のせいなんだ。
んでこれは昔の日本製業務用機器の世界での評価とも大いに関係してて、今より’70年代迄の業務用のは遥かに評価が高かったんだすよ。

同じ機材を使ったって演出を積極的にするかどうかで差は出るが、欧米での方が古くても良い物は使い続けててその中に昔の日本製のも入ってんねん。
バブル時に為替の関係で輸入品の低価格で儲けが減って止め出したのが発端っぽいが、何も蓄積されたノウハウ迄全部放棄しなきゃ良かったんだけどね。

同業他社との不毛競争にばっか明け暮れて、本業を疎かにし過ぎた挙句の不況だからねぇ。
それで最も被害を被るのは国内の弱小ユーザーで、比較対象が減り過ぎたが為に俺言い「2流定番に依存」するってのはどうにも頂けませんですぜ。

その内容はったら拾い切れて無いヤツでHi-Fi感を無理に出そうとすっから、オーバーEQになり勝ちなのだ。
その一端として最も明解なのが旧国産名車の中古価格で、グズグズしてる内に海外ディーラーに持ってかれて酷い高価格になっちまってんだ。

TOYOYA 2000GTや日産GTRがFerrari並みかそれ以上だなんて、在庫量が適正だったら幾ら何でもな話しだすよ。
もっと昔の史跡みたいなのはそれなりに大事にされてるが、近代のとなると現状の雲泥の扱いは行き過ぎだ。

国内より海外で自国の財産が大事にされてるなんざ恥の極みで、昔と違って今のこの国にはもう馬鹿しか残ってませんって大々的に宣伝してる様なもんなんだぜ。
困った事にホントに支配層にはそんなのしか居なくなっちまった様だが、名車よりゃ廉価なMicですら散逸が著しいってんだから頭痛いわ。

と暴発する前に本題へ戻すとして「2流定番」と称した真意は、最適機種じゃ無いからなのよ。
ぶっちゃけ「拘った録音」の世界では、録る相手を制限しないならコンデンサタイプじゃないと今だって無理なのさ。

ダイナミックで録るのってそもそもはLive収録の環境面の都合だけで、Studioで使うのは「特定の意図や目的」ある場合限定だったんだ。
等と吠えつつ俺自身もまだ全部コンデンサで賄える状況に至って無いのは何だけど、「お金が足りないから我慢してるだけ」ってコレ本音。

本来なら先ずNEUMANN…は無理でもせめてSONY C-37とかそんなので色々構えを変えてみて、どうしても足りなかったり駄目だったりしたら機種変を試みるってのが王道なんすよ。
なしてってばMicに少しでも音楽的に余計な癖があると、位置が悪いのか機種が合って無いのかの正確な判断が出来ないやん。

とは言え俺もこんなに長く奮闘して来ても、比較的近年になって漸くRODE K2×3程度が関の山なのにどないすんねんっとねぇ。
これに対する秘策!?が「なるべく相手を選ばないMic」って選択肢で、入手性がマシなのったらエレクトレットコンデンサタイプが該当するんだ。

只新品だとダイナミックの安いのより高いんで、状態不安はあるが中古の業務用のが狙い目になるんですよ。
しかも究極的には「Micの姿をして無い」のも含めてね。

<つづく>

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