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2021年9月19日 (日)

音楽備忘録766 楽器の明瞭度の話し⓫

輪を掛けて横道に逸れるってか遠回りにゃなるけど、録り直しの仕方にも一寸触れさせといて―な。
今回ののキッカケは弾き方に依る音色の変容度で、最近のお便利ストンプだと殆ど変化のないのもあったのを思い出したんだ。

これ伝統忠実派と現代文明フル活用派の2極化も感じてて、双方なんでそんなやり方なんかすんのって対立気味になってそうな気がしてさ。
そもそも音色の安定自体が楽器には諸刃の剣で、余計な粗が無くなる代わり変えたい時には困窮するんだすよ。

個人的に複数人でアンサンブルを構築するのに、リハレスで全部バラ録りするのを怪訝に思ってる原因にこれも含まれてん。
生演奏のパートが1つでもあったら「思いのままに加減」は出来るが、少なくとも機械の一様性に勝るのは非現実レベルに難しい。

そんな事情からもコンプを乱用!?したくもなってんだろうが、音量は揃えられても音色迄一様化はしてくれないのだ。
寧ろ変わる場所が音色だけの方が、その僅かな差が余計悪目立ちするってもんですぜ。

例えばしまったちょい小さかったけどカッチリした音になってたからとか、もしか大き過ぎな気がしたけどその割に地味目な感じだったからまあ良いかなんてさ。
厳密には「まあ良いか」じゃ不味いんだが気付けてる処にだけ執着するにも、他に一切聴き逃しや失念が無い保証があるなら良いけどさ。

音楽って数学みたいな確固たる正解の無いものなんで、細部より全体が絶対的優先なのよ。
ほんで又ボカロや純粋な打込み以外だと、肉声とかDrumとか大抵「純生」なのも入ってくるやん。

生の分は理論上「粗の完全排除が困難」なのを考慮すると、安定以上にどれだけ非生のと上手くバランスさせられるかの方が問題っしょ。
DrumみたいにPeak音量巾が広大なのに間違って爆音られると周囲は迷惑だけど、そんなだからこそ正にダイナミックでもある訳だからねぇ。

そこで粗をある程度許容した上で如何にバランスを上手に取るかったら、非生の方でも必要時のみ意図的に音色を少し変化させるのが有効なのだ。
音量レベルだけでも絶妙なブレンドにすればかなり行けるけど、「単体での聴感上の音色の一定的安定感」はこれに対しては敵にしかならねんだ。

例えば単体聴きでは高域が豊富と感じられてても、Crash Cymbalと同居させたらそれが全然聴こえなくなるとか。
こんなのが結構起こりがちなその訳は、当初認識が実質的には間違ってたからなのだ。

つまり「高域豊富」と感じたのは嘘じゃないが、「中低域がとっても少な目だった」のをそう捉えてたってね。
比べる相手が不在ならどっちでも同じ事なんだが、だからこそ単体聴きだけでその音色の合否を判断するととっても危険なのだす。

この件過去にデジタルピアノ(黎明期サンプリング音源)のメーカ別音色傾向でそこそこ話題になったのがあって、単体では一聴一番「流麗じゃ無い音色」のが業界を中心に支持された事があったん。
それはKORG SG-1Dって当時のベストセラーで、かなり熱烈なKORG派だった俺でも尻込みしたくなる位小汚い感じだったんだけどさ。

特にワイルド爆音系アンサンブルに入れた際に他のだと聴こえなくなるのが、何時も通りに聴こえたのはこれしか無かったんですわ。
お馴染みの変態比喩へこじつけてくと、打たれ弱い美形の方は細身でチビのイケメン・逞しい方のはブサメンだが超長身でマッチョってなもんかな。

邪魔が入らなきゃ形が整ってる方が良いが、普通の人が前に立っただけで完全に影に入っちゃったらフイになっちゃうからね。
って俺はブサメンで太身のチビなのは、頼むからもう追及せんどくれ。

全く望まずにそうなったが、人の体は音より遥かに改善が困難ですから…。
それでってんでも無いが更に変換すれば前者は単独時忖度→個人独奏向けってなもんで、乱暴に言やとても綺麗でも「素人個人お遊び用」なんですよ。

<つづく>

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