音楽備忘録718 魔修理の予約!?
人も機械もその他の物体も、古くなると色々修理が必要になるのは必然とは分かっているが…。
唐突に纏めてやって来られると難儀なもんで、作業に取り掛かる順番も考えなきゃなんなくなる。
こう見えてちっともブログに書く為に直して回ってんじゃ無いんかだが、今それを計らずも証明するかの状況に陥っちまった。
そこで過去形の記憶を予約に改めたんだけど、この目白押しは梅雨の鬱陶しさに負けず劣らずですわ。
悲劇!?の発端は家族から突如乞われた壁の石膏ボードの穴塞ぎで、極小さいのなら未だしもある程度以上の大きさになったら普通は大工さんにお願いするもんだ。
処が困った事に俺以外の誰1人「メンテ予算」って概念が無いし、こっちは分かってても有り金殆どをそのアホな連中に先にむしり取られてるから対処が出来ない。
結局何時も最後は俺の魔力!?に依存されるパターンなんだが、それも可能なのは俺の手に少しでも空きがあったらの話しだ。
悲劇勃発前に抱え始めたのはウィンド型クーラーの異騒音対策で、どうも筐体内の何処か余計な場所が接触して異音の源になってるみたいなんだ。
最終的には駄目なら買換えも辞せないが、もし中を開けてみて下らない原因で起きてたらと思うとさ。
なのでとっとと外部の観察は済ませたんだが、一旦取り外さないと開けられない位置に止めネジがありやがんの。
まあ万一の子供の悪戯等からの事故なんかを考えりゃ仕方無いんだけど、取り外し作業に必要なスペースを作る処から始めなきゃなんない状況だもんでね。
ムシムシ(点けるとウルサいからNG)する中でだと一段と捗らなくてと、そうこうしてる内に又してもLED照明が不具合を起こしちゃってさ。
泣きっ面に蜂の典型にもめげずに兎に角カバーを開けて調べてみたら、駆動回路基板が想定よりかなり高温になってたんだわ。
部品自体や回路設計には問題無くても、実際部品は一切壊れて無かったし劣化も認められなかったんだけどね。
特に熱に強いハンダなんて使って無いし持って無いんで、基板をもっと大きいのに作り変えてみようかって。
そもそもは予想外に早く逝かれて煩わされてるにしても、これは覚悟した上で買ったのだから許せなくはない。
しかしたて続けで襲われちゃ流石に閉口もんで、全部放棄してトンズラでもしたい心境だけどそうも行かんしね。
少しでも近道とか楽に早くこなせる計画を立てるとして、やはり今回も照明が先頭打者だ。
高温・多湿の面からは真っ先にクーラーに手を付けたい処だが、午後になると暗くなる部屋では暫くこっちを我慢するしか無い。
さてLED照明の改善内容は「放熱する場所を増やす」のが目的で、流用トランジスタが放熱器取付を配慮されて無いタイプなのが発端だ。
現行品の有無不明もかつてはそんなの用のヒートシンクも少しは出てたが、付ける設計になって無い分これを追加するだけじゃどっちみち心許ない。
付ける設計になってるのだったら大抵のは足より放熱器と接する処へ多く排熱が行くが、非対応のでは足の方へより多くの熱が伝わる様に作られてるのだ。
尤も元のでは放熱器を追加する空間がどうせ足りなかったんだけど、単に大きくするんじゃ無く「足の熱が伝わる先」を増やさなくては意味が無い。
電流経路が伸びるの自体は非効率なんで元は最短化させてたんだが、遠くなった方が良い事もあるのを再認識させられた。
個人的には基板の銅箔面で放熱するのは好きじゃ無く、例え溶けなくても温度差に依る金属の収縮からハンダ共々ヒビ割れ等を起こし易いからだ。
前のバージョン!?の最小基板だとハンダの面積も小さかったから、ハンダ付けの粗相以外にこれが泣き別れを起こした可能性も拭えなくなって来たや。(接触不良は2度目だしねぇ…)
※執筆7/15(木)
<つづく>
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