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2021年8月15日 (日)

音楽備忘録731 テープレコーダ③

ではいよいよTapeサウンドの核心へ、感性と理論の両面から切り込んで行こう。
物理的性能ではデジタルの完勝ではあるが、現行のPCM方式如きではその真価を発揮し切れて無いのかも知んない。

現行デジタルの弱点(シビアに云ったらホントは汚点!?か)は概述なので、ここでは新比喩だけに留めて先を急ごう。
理屈は全く同じでも音だと短時隔の場合分離して聴けないが、画像だったらそれこそ一目瞭然だ。

そのまま眺めるに際しては無問題なデジタル画像を、試しにサイズだけ例えば4倍とかに拡大してご覧なさい。
大抵はそこに立派な「ドット絵」が現われる筈で、フィルム写真のプリントみたいに単純な引伸ばしは出来ないっしょ。

それだって画素の粗さを気にしなきゃフィルムのよりゃ輪郭はハッキリしてるけど、犯人探しじゃ無くてムードを求めてたら興醒めにならんか?。
これってデジタル通信の携帯電話の声が犯人捜し側で、少々声色がニュルニュルしたって子音とかがちゃんと聞き取れた方が良いかんね。

それが音楽となると以前述の再出になるが、完全に記録しといたって聴く段階で全部分解なんて出来ないからね。
なのでカクカクパルスの集合体でも凄い細かきゃって発想は、そこ迄だけだったら間違っちゃいなかったんだけどさ。

細かく聴けない代わりに「全体の様子」とか雰囲気の方へ注意が行くもんだから、「クッキリしてるのに只の直線には見えない」なんて事が起きる訳ですよ。
皮肉なもんでアナログのボヤけた線だったらそんなのどうせ分かんなかったのに、なまじクッキリしてるもんだから違和感が出ちゃったんだ。

結果的に単純な音単位で聴けばデジタルPCMの方が断然聴き取り易いけど、「あのお姉さんの絶妙なクビレどうのこうの」とかってなると何か変になっちゃうんだ。
極一部の職業の方を除けばそう云うのって雰囲気で記憶してるもんで、おへそ横1cm上で大凡何R(曲線の半径の事)なんて風に見たり覚えてたりゃまずしてないでせう。

音楽を曲を聴こうってなると個々の音より全体で聴いてるんだから、他の何が劣っても雰囲気だけは変わっちゃったら困るんですわ。
故に敢えて底意地悪く言やアナログテープなんて「雰囲気だけ」とも言えなく無いが、音じゃ無く音楽とか曲とかアンサンブルの都合としてはそんな程度のでも何とか事足りてたんだ。

最初の方でそんな「別れ方」になる原理を記しといたが、デジタルPCMを巨大なLEGOブロックで作った橋本環奈と仮定しまひょ。
としたらばアナログテープの方は地獄のロケで髪も着衣も乱れ汚れ、ズブ濡れになった千年さんって感じだな。

そんな彼女に声掛けて返事して貰えるとかサインねだって運が良きゃ書いて貰えるのどっちったら、もうお分かりですよねぇ。
尤もアンチの方だったら汚くなってる方が近寄りたくないかも知れんが、握手出来るかも知れないアイドルとなるとバーチャルじゃ無理だよね。

とは言え性能以上にコストや入手メンテ性の事情から明日からTapeって訳にゃ行かない方が多いから、さてどうスッペだ。
詳細は次回に綴るが要素としては余計な明瞭度上げを削除するのと、カクカクパルスの階段の間を埋めて斜面にしてやるのが必要なのだ。

特に後者のは明確な理論的裏付けがあって、音波って空気の振動だから角の全く丸まって無い直角って存在し得ない
んだすよ。
曲線でありさえしてくれたならどんなに尖ってようと、鋭角であろうと無事だったんだけどね。

それでも低域が命のRock系は一等マシな方で、高域命のジャンルだともっと大変なんだ。
サンプリング周波数が44.1kHz(CD)のの20kHzの音って、四角い山と谷がほぼ1つずつあるだけしか記録出来ないんだぜ。

そんな高域じゃ殆どの人が音程なんて全然分かんなくなるけど、音色が分んなくなるとは誰も言ってねーぞっと。
勿論音色だって細かくなんて分からんし、齢取って来ると直接は聴き取れ無くなっちゃってたりゃするけどもよ。

ほんでも擦ったっぽいとか叩いたっぽい位の違いは、聴力(耳の感度)が極端に落ちてでも居なきゃ分からあってんでぃ。
なんて一寸前迄はもう駄目か終ったかなんて弱気一辺倒だったんだけどね😓、俺言い分析耳を止して感性耳で聴いたら若い昔と大差無かったんだ。

<つづく>

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