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2021年8月25日 (水)

音楽備忘録741 楽器と収録Micの世代の話し⑦

健康状態込みで入手性を考えりゃ、名器でも過去物は一寸おっかないのも確かだろう。
性能面でも用途的に偶然恵まれてないと選外多発になりそうだしで、私的には過去Mic依存はあまりお薦め出来ないですわ。

かと言って全部が例えば製造後1ヶ月以内に調達した物なんてのも普通は非現実的なんで、現時点でどんな過去物がどんなのに使えそうかも併記してってみようと思う。
ダイナミックタイプに関しては少し一般論と乖離しそうだが、敢えて実体験を交えて厳し目に行かせて頂こう。

先ずはその訳から行っとくと、やはり周波数帯域の狭さが今の音響レベルでは看過出来んししないどいた方が無難だからだ。
概述エレキ(電気楽器)のAmp収録みたいに拾える高域が「低目安定」してたら別だが、出てた物は一応拾っとかないと後でどんな苦境に立たされるか分からないからだ。

そしてこれは他パートへの影響もかなり大きく、果ては全体のサウンドバランス迄左右したりするからもっと気を付けて貰わんと困るだよ。
例えば物理的にはデジタルシンセの方が生Drumより圧倒的に広帯域だが、生のCymbalの方がシンセより籠って聴こえたりしたら一般的にはアカンべ。

これはアコギ対Cymbal等でも同様で、Cymbalは他の殆どのより高域が高く豊かって一般認識があるわね。
何でそうなるのったら音源から一定以上に離れるとそんな具合になってるからで、Cymbal以外の多くは同時に出てた中低域に離れた場所では高域がマスクされてるからなのだ。

と言っても全く聴こえなくなりゃしな方が多いが、存在感は格段に薄れるのであるよ。
これも概述だがCymbalって皆が思ってるよりゃ実際は遥かに中低域だって出てて、しかし遠鳴りは全然しないし圧倒的な量の高域倍音に隠されちゃってるから出て無いなんて誤解され易いんだ。

又しても過去述重複になるが数値上周波数レンジが同等でも、昔のと今のではその内容実態にかなり差のあるのが少なくない。
これがメカニズム的に元から不利なダイナミックタイプではより顕著なんで、旧世代のは「On Micにした分高域が余った」とか「細密になり過ぎた」のをキャンセルする目的等に限られる。

今だって平均的一般人なら爆音Ampに寄り掛かったりなんてまずしなくって、ウルサいからなるべく離れて聴こうとしたりするじゃんか。
そんな際の典型的なのを再現したいとなると新世代のではディテール過多で、4コマ漫画風にしようと思ってたのに劇画調にしかならなくって困ったりする事も。

只これもAmpがスーパー古典タイプだったら要らんお世話で、この俺言い「スー~」とは電源部に例の整流管が使われてるタイプのの事だ。
適性の両極端を例示するならSmooth Jazzとかで石のAmpしか使えない時だったら最早死活問題になるが、現代的緻密さも欲しいのなら古いのはお止しになっといたが何かと良かろう。

それが「本職」の58を歌で使うに際しても、近年になる程大多数の失念してるのが本来はLive用な処だ。
21世紀に入って一部で再燃気味のウィスパーボイスだとか、高次倍音の多いのや日本語なら子音部分の上の方が58では元々拾い切れていない。

大昔録音Studioには58なんて置いてなかったのが、何時も使ってるので歌いたいって失礼乍ら正直一寸「配慮不足な要望」から今では何処にでも用意される様にはなってるがね。
世間の認知印象より業界の常識からすれば今も昔も不変で、肉声を録るったら所謂漫才マイクタイプのコンデンサのが鉄板だ。

最近は配信時の見栄えが理由でそんな光景が以前より浸透してるのは喜ばしくもあるが、殆どのがホントの見掛け倒しなのは新たな誤解を招かないかオッサンは少し心配だ。
ダイナミックタイプが録音に使われる様になった基本理由は耐音圧でLiveでのそれは耐候性と、最近は「自由化?」してるが音質や音色の都合だけで選択された事はそもそもは殆ど無かったんよ。

<つづく>

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