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2021年7月 5日 (月)

音楽備忘録690 魔修理の記憶③

さて前回のでMustangが不露出ならまあまあ普通に弾ける様になった処で、今度はSGの方にトラブルが発生した。
又しても冒頭からの過去重複述になるが、某大手楽器チェーン店員は完全に治したと言ってたネックのネック部折れがいとも簡単に再発したのだった。

正直に暴露すると修理レベルも一寸足りなかったとしか思えないが、接着方法がこのGuitarに合って無かったんだと思った。
部品目当ての他にもネックが細かったのも購入理由に入ってて、その当時の主流はどれもこれも太いのが流行っちゃってたからね。

只マホガニー材3ピースで細いと強度も然る事乍ら、そもそも接合面積が随分普通より狭くなる。
ので常識とは言え昔乍らのニカワなんかに執着したのが仇と思え、当時出たばかりの木工用アロンアルファで治して以降は今の処健全を保っている。

がその時点じゃどの程度平気か前例も皆無でおっかなかったのと、俺自身の音楽的変化の都合もあってメインの交代が迫られる事となった。
それは身内近辺
での「Charブーム」で、折角Mustangを持っててごっこが出来ないんじゃ勿体無いかってね。

それでも費用と手間の都合で塗装はほぼ省略し、割と面積が広くて目立つピックガードの方を兎に角整えで誤魔化す作戦に出た。
毎度乍らまずコストではあったがその頃モデル自体が廃版になったのもあったし、瞬時の操作性が悪いスライドSWに復元する気も無かったから樹脂板から自製する事にした。

そこで入手可能な中から強度と厚みを中心にアクリル板を選んじまって、実際リッケンでは今でも使われてるが一寸失敗だった。
ボディ材がリッケンより柔らかい分ネジが緩み易く、それを嫌ってキツ目に締めてたら割っちゃったよ。

これ柔らかさだけじゃ無くて木目の密度も関係してて、M君のはリッ君のより季節収縮が大きかったみたいなんだよ。
只割れた場所が他に影響の一番少ない角の所だったから、アロンアルファで仮止めしてかなり長く騙して使っちゃった。

そうこうしてる内に今度はメンバー編成の事情からGuitar担当が増えて来て、何処かの時点で「ちゃんと」しとかないといけなくなって来た。
それと見栄えより内容重視主義ってもボディの腕肘が頻繁に触れる無塗装部に汚れが目立って来て、木目へ汚れが染み込んでるからクロスで拭った程度じゃ全然綺麗にならない。

でも面倒臭いし弾け無か無いんだからと粘ってる内に、Livehouseへレギュラーで毎週のように人前へ晒さなきゃなんなくなっちゃった。
とうとう観念して再塗装を中心に色々を「ちゃんとする」覚悟を決めたが、ペンキの選定に際しスプレーのは機械のも缶のも避ける事になった。

スプレーガンやコンプレッサも持って無い他塗ムラが僅少になるのは薄く塗ったらで、一寸でも余計にくれてやったらすぐにタレて来ちゃう。
しかし柔らかい材に薄い塗膜じゃヒビ割れろと命じてる様なもんだし、例の打痕紛いの鱗凸凹を均すにもなるべく厚塗りしたい。

そして前段階の作業で完全に旧塗装や汚れを落としてみたら案外杢目が綺麗だったんで、目止めも含めて価格も入手性も一番優れてる唯のクリアラッカーを塗る事にした。
長くなったから結果だけ発表しとくと仕上がりもサウンドも中々結構だった半面、作業時間は途方もない長期になっちまった。

その間温度湿度等の無用変化を避けたくて室内に吊るしてたっけ、臭いのなんのって…。
今思うとあんな中でずっと過ごしてて、よく中毒にならずに済んだと思う位さ。

<つづく>

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