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2021年7月12日 (月)

音楽備忘録697 Mixer卓のルーティング⑥

んだば恒例の前回補遺入りで今日は正体不明!?のAUXへ進めちまうが、私的にはこの命名は卓の録音とLiveの両用から来てると思ってんだ。
それは少し待ってて貰うとして、概述の如くEffectだって普通ならそれ以外に使っちゃいけなくは無い。

但し名前通りに使うとしたら通常はGainやEQは不要なので、意地悪勘ぐりをすりゃそれ等が付けられなかったからそんな風に呼んで誤魔化してる…なんちって。
本気でそこ迄腐っちまったら大変だが、「無くても平気な用途向け」ってのが読み取れたら合格じゃい。

親切なのだと-10dBと+4dBの切替SW若しくは夫々のJackが用意されてたりはあるが、「微調整が出来ない」のは他のと違っている。
因みにピンチの際は規格を破って繋いだりも稀にあるけど、平衡・不平衡やインピーダンスの不整合からの不始末への覚悟が必要だ。

もし頻繁にそんなニーズがある様だったら、BufferやPreampを自作するなり中古で探すなりしてとっとと当てがった方が良いでっせ。
その時点迄無症状でも保菌してる様なもんだから、何時急に発病するか分ないって感じ。

尤もその前に組合せを熟考してくと、何処かを入替えたりすりゃそれで済ませらる事の方が多いけどさ。
って処で漸くAUXへ入るんだが録音・Live両用には何で正体不明の呼称が相応しいなんて思ったかったら、「○○にしか使えそうに無い」と思い込まれるのを防ぎたかったのかな。

ここからケース別で解説してくがケース1は「モニタ不要の録音」で、このモニタってぇのは卓に入った音を演奏中の奏者が聴く必要の無い状況だ。
或はそんなのより楽器自体から出てる音へ全集中したいさせたいとかも含まれてて、この場合は「録られる人」には使われなくなる。

ケース2は歌手の個別録り時等に他のトラックのを送る経路として用いる等で、この場合は通常は送出しは「1種類」だけとなる。
のがLiveで奏者毎に異なるのを返したいとなると本来は単系統では無理で、複数備わって無い場合は全部若しくは不足分をBus等他の経路で賄う事も少なくない。

只それで困るのがLiveを同時にマルチトラックで録っときたい時なんかで、別に専用の卓を持って来りゃ良いってんでも無かったりするんだ。
理想としてはMicやLineのPre部直後から2系統並列に出来ると良く、具体例としては「Mix B」なんて命名されてるのがそんな用途への対処だ。

Mix Bの詳細は後にとしてLiveに適化させた卓だと、Mointor 1,2,3…なんて呼称で個別送りへ対応させてたりする。
デジタルMixerではってつい断り無しにアナログ基本で進めて来ちゃってたが、リーズナブルなタイプのでは残念乍らこの辺は後退が著しい様だ。

ここでマメ知識と洒落込むが卓って本格的で規模の大き目なのだとデジタルでもアナログでも価格は大差無く、デジタル化で恩恵があるのはサイズや消費電力が中心だ。
そのサイズにしたって外にツマミが殆ど出てるのが良いとなると、「人間の指の都合」で幾らも小さくは出来ない。

それを圧縮するとしたらバーチャル化となるが、これも本体(コントローラ部)だけを見て「わーい、こんなに小さい」って喜ぶのはまだ早う御座んス。
インターフェイスや本体若しくはPC・キーボード・マウス若しくはコントローラ部と画面等が分割出来るだけで、確かに一塊のサイズは縮小出来るが全体としてはそんなに小型化にはなってないかんね。

そして何より壁になるのは超高価格となる処で、その原因は絶対数が捌けない処にある。
「デジタルの卓」ったって現況だと先ずMicやヘッドホン本体はアナログしか無く、デジアナ共存が強制されて完全デジタルには出来ない。

一方でアナログの方は今でもオールアナログも可能だから、これでは分が悪くても当然だ。
しかもそんな調子だから誰もが必ずデジタルのを求めはせず、高い→売れない→売れないから値上げ→余計売れない…のコースへ行っちまうんだ。

<つづく>

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