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2021年7月10日 (土)

音楽備忘録695 録り方の問題 打込み活用編⑧

今回は続きの前に「打込み個別録り」を含めた打込みの上手下手へ触れとくが、打込みだけで作ってる達人達は打込み自体以外にも色んな方法を多分駆使してるであろうってのから。
このタイミングで↑を持ち出したのは、目的(使われ方)が違うと場所に依っては優先度が180°変わりそうなのがあるからなんだ。

久々いきなりの本日の生贄はマイナー過ぎて大変スマソだが、メーカ側がソフト等の売り込み目的で作ったMIDIデモFileだ。
中でも実機音源のよりソフトシンセ等バーチャル系ので、私的にはYAMAHA S-YXG50付属のに関心させられた。

これ作ったのって理論と芸術の両方に精通した職人だと思うんだけど、音楽的にかなり高度で洒落た真似してる上に音源の良さを100%以上に発揮させてたんだ。
この「音楽的」部分すら、寧ろ「音源がより素晴らしく聴こえる為」に駆使されてる感じでさ。

俺如きが少し位頑張ったって太刀打ち出来んのは先刻承知にしても、同じ音源であまりにも大差が付いて縮めらんない。
但しこっちは音楽とか曲に対しては無妥協で、使用音色の好みに対してだって無妥協だ。

本格打込み歴の始めの内は単に力量差と思ってたが、どうやらそれより優先順位とか優先条件の違いが大きかったみたいなのよ。
デモの方も良く聴き込んでみると全体としては圧勝だが、時々どれかのパートだけ信じられない位ショボってるのがあってね。

どうも原因は「その音源に苦手な弾かせ方」になってるかららしく、達人達でも普及版レベルの音源の弱点は「音楽上の都合」で完全攻略出来なかったみたいなのよ。
でこれの場合は音源忖度の事例で、他にもタイミングの微調整だとか純粋に打込み側での小細工ってか神業は幾つかある。

のが生演奏と共存させる上「打込み個別録り」となると、「残す分」の音色等以外の部分では打込みで頑張っとく必要がかなり無くなるですよ。
少しでも良くしようと思や「先に頑張っとく」のが普通なんだけど、前回述の如くそれが水の泡となる率も結構高い。

勿論後で弄れるからって手抜きし過ぎちゃアカンけど、「Effectレスでの音色」に比べたら他はどうでも良い位の差がありまんねん。
Effectレスっつっても厳密にはそれにしか掛けない分にならそうでもないが、それですらトラックがStereoになるのを覚悟とか忘れないでいないと駄目だしね。

本来なら誠にご結構な「殆ど何でもEffectはStereo」も、少なくとも録る時「Data量がほぼ倍」になっちまっても価値があるかは先に考えとかないとね。
けどだからって打込んだのがEffectレスでは感じが掴み切れなかったりするから、あまりそうはして無いんだけどさ。

何しろ普段打込みで作・編曲したのを従兄へ送って判断貰ったりしてっからそうなってんだけど、もし先に決定してたら少なくとも残す分は最初からEffectレスにしとくだろう。
それ処かどのパートも音量はフルにしとくだろうし、それを普通に再生したらきっと相当奇妙奇天烈になるだろうけどね。

これは雑音極小化の為には歪まん限りで大きい方が良いからで、音量バランス他多くが録ってからの後回しになるのを我慢するのよ。
出来る事をやり切らず変な雰囲気にも耐えろってのも、基本的に「2度手間」になるのを避ける為なのだ。

録る内容に後からしか加工出来ないの(生演奏とか)が加わってると、作業ステップを統一しといた方が何かと好ましいんだ。
チーム成績(音楽ではアンサンブル全体)を尊重すると、一番不器用とか出来る事が少ない奴を基準にしとかないと手法が共通に通用してはくれなくなるっしょ。

なので打込みだけで行くのと他のと共存させるのでは、状況次第では全く別物と思った方が相応しいんですよ。
あと音量のダイナミクスも特に生楽器が入る程、打込み段階では若干大袈裟と思える位大胆にワイドにしといた方が後でフィットし易いとか。

<つづく>

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