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2021年7月14日 (水)

音楽備忘録699 魔修理の記憶⑥

今日はGuitar関係のを中心で進めてくが、フレットやナット等消耗する部分とネック折れ等の扱いについてだ。
後者のは最幸運だったら死ぬ迄遭遇しないかもだが、前者のは今迄平気でも何時か将来的には必ず「その時」がやって来るものだ。

又ナットに限っては摩耗や劣化等が無くても、使いたい弦のゲージが大きく変わると「合わなく」なってほっとけなくなるケースがある。
ネック折損に関しては上記2つより専門家任せとなる事が多いが、修理方法が実用性に合わないケースも考えられる。

俺はそれを中古のSGで経験したが、ネックの材質や細さ次第で出て来そうだ。
過去例だとPete Townshendのリッケンで、ネックヘッドの割れをアブノーマルなので治したのがあった。

木を貼り合せただけじゃ強度が足りなかったらしく、大胆にも表裏両面からボルト締めの金属板で挟んであった。
そんなだと先ず見栄えが悪い事おびただしいんで、近年本邦の工房では嫌がって拒否られそうだ。

しかしユーザーとしては殆ど録音にしか用いなかったりすると、少々醜悪だろうと使える様になってくれた方がよっぽど良かったりもあるんだよね。
万一そんな状況に遭遇したら他人に頼り切れなくなったりするんで、スキル無しだが心ある大金持ちだったからって自己修理から逃れられなくなる。(心無しなら即座に買い直し?)

さてここから各自のスキル以前の部分へスポットを当ててくが、ナットの場合ならフィットする交換品が出てるかどうかが最初の分岐点になる。
本体機種・ナットの付近の巾・弦の太さと間隔が多数派のの場合、溝堀加工も含めて調べて探して買えばお取替えが可能なのもある。

この場合ネック側さえ気を付けりゃ古いナットは壊しても平気なんで、ユーザー交換のハードルは歩道の縁石並に!?低い。
それすら自分じゃ恐いから嫌って方も居られるやもだが、そんな調子だと普段の弦の張替えすら問題無いか一寸心配かも。

続いてフレットの方はネックデザインの影響が大きくて、私的にはMustangよりずっと先にSGのの減りが気になってたのにまだ交換していない。
コレ何でったらネックにバインディングが付いてて、更にそれへネックと一体塗装が施されてたからだ。

このタイプの場合バインディングや塗装へ無影響で交換するのは困難なので、これ等のやり直しもしなきゃなんない。
かつてはそれが面倒だったからそのまま来てたが、塗料に難のあるGibsonで今は熔融してベトベトになってるからそろそろ覚悟・決断する頃合いかも知れない。

だが上には上が居てリッケン等では指板にも塗装されてるからバインディングの有無は不問で、無塗装・バインディング無しのだとこの手間が掛らない分はハードルが低いと言える。
但し交換時の指板表面の劣化に関しては完全回避は達人にお願いしても困難で、ヒビ割れや表面一部剥離を逃れたってフレット溝は決して無傷では済まない。

もし極限迄拘るなら指板毎交換を依頼しても良いが、それならFender系の指板とネックが一体材のとかだったらネック交換の方が手っ取り早いし確実だ。
けどこれ以外のは元から複数のを貼り合せて作られてんだから、交換で一時的に劣化したって復旧させられるなら殆ど差は出ないからやはりフレットは減り過ぎたら交換した方が良い。

滅多にそこ迄行きゃしないけど、指板がこのせいで擦り減ったり掘れたりすりゃもっと大変だかんね。
最悪通しネックで指板も一体型だったりしたら(覚えてる限りは存在してないが)、そうなったらボディ丸毎交換するしか復活させられない。

多分一般では馴染みの浅いフレット交換も時間を惜しまず慎重に手掛ければ、特殊なタイプの以外はそんなに専門家じゃ無くったってどうにもならんもんじゃ無いんだ。
それより塗装の方が遥かに問題で、私的には更に塗料の入手が問題だと感じている。

元のと違う色やタイプのになっても構わなきゃそうでもないが、それだって作業場所の確保が中々難しい。
塗るだけじゃ無く十二分な乾燥時間の確保も必須なので、昔乍らのお屋敷で不使用且つ汚れても構わん離れでもあったら別なんだけどさ。

<つづく>

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