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2021年7月22日 (木)

音楽備忘録707 リフの上手な!?作り方②

私的にはリフ作りの源は音楽の地力にあると考えてて、なるべくシンプルに行くべきと唱えるのはこれが原因なんだ。
それには理屈より感性・頭より肉体先導の方が向いてて、実際には理論も頭も決して不要では無いんだけどね。

けど上記の優先順位を誤ると、却って実現を阻んたりするんだ。
イメージに理屈が・リアル世界にバーチャルが混入しては、どっちも混迷を深めるからだ。

今手掛けてる従兄とのにもこれが起きてるみたいで、どう弾くかも問題だが何しろ音が明確には定まっていない。
従兄としては定める処から俺にやって欲しかったみたいだけど、こっちの中に彼の抱いたイメージ全部は無いからねぇ。

案の定それなりに試行を重ねて導き出したのに気に入らない部分があった様で、ほら見た事かのそりゃ本人自身じゃ無きゃ無理だったでしょってさ。
せめて音程と音符の長ささえ正確に判別が付く程度の、鼻歌かなんかで提示されてたら結果が違ってたかも知れないんだ。

もし作品丸々となるとリフやメロだけでも量も増えるが、その組合せや配置も上手くこなせなくてはならない。
更に編曲した上で弾いて録って混ぜられなきゃなんないんだから、膨大な手間に加え音楽以外の才能迄要る。

全部作るのを映画製作と例えるならリフはインスタのワンシーンみたいなもんで、俺はリフだったら唯の1つも作れない者はこの世に存在しないと思っている。
にも拘わらず実現出来て無い人も少なくないのは、きっと作り方や思い付いたのを拾い上げる部分に問題があるからだ。

どの楽器にやらせるかを無指定とすれば、最も可能性のあるのは上でチラ見せした鼻歌若しくはそれに類するヤツだ。
とは言え従兄みたいに幾らも弾けないのについGuitarに拘わったりして、理想と現実が一致しないのってのもちっとも珍しかない。

この点であべこべだったのを1つ例示しとくと、昔の従兄と共通の相棒には従兄と真逆の奴が居た。
決してバカテクの持ち主とは言えなくもそこそこ弾けたのに、作る時の殆どが変な独自の鼻歌だったのよ。

直接楽器で作らないってな時に実現不能を招き易いが、従兄より格段に相棒の方がそれが少なかったのは解明しなけりゃミステリーだ。
従兄は怪しげでもGuitarのはGuitarを弄って探ってるのに、なしてあんな逆転現象が続いてるのか。

これを紐解く鍵は「何気に一寸だけ弾いた」のに実は現われてて、どうでも良さそうな事しか演って無くても相棒は何時も音が格好良かった処だ。
恐らく相棒の方がGuitarの「美味しい部分」に詳しかった訳で、相棒のは「リアルな記憶」従兄のは「想像上の理想」だったからなのではと考えている。

これが俺の中では「伴奏力の差」として分類されてるのは、使用可能な技が質も量も制限が厳しいからだ。
瞬間芸に近いバカテクに過依存してると、もし「それ以外だけ」しか聴けなかった時どうなりますかね。

そんなのは少々乱暴に言や「ヤクザの脅し」とか「見せ金」みたいなもんで、相手のビビリに無根拠な期待をするって情けない手段だ。
思いを確実に表現して伝えたいなら同じテクでも、地味だと感じても普段使いの可能なのを上手に駆使してくしかない。

その実例で俺に最も印象深いのが「コードカッティングの仕方」とか、ハンドミュートの有無や空ピッキング(音程を意図的に殺す)の使い方だ。
Set DrumだったらHi-Hatの開け加減等で、必須では無い際にこれ等をどの位有効活用してるかだ。

「どっちでも良い箇所」でこう云うのを繰り出す時、その変化はもう奏者の感性や工夫殆どそのものだ。
だってテクと呼べる程の技を、使って無いんだからさ。

一面でストリッパーの偉大さと同じで素っ裸で生の舞台じゃ、この「バーチャル盛り」全盛のご時世下で盛れるのはせいぜい化粧位しか無いんだから。
要するに音楽的生身のスタイルの良さってなもんで、誤魔化せない故それを基本にしとくと地力が付いてく訳ですよ。

初期段階で模倣したりその次の段階で名作のを参考にするのは大いに結構だが、何時までもそれだけに終始してたら持ち物全部「ローン中」ってのと同じなのよ。
今でもアホな俺がもっとそうだった昔 皆さんは知ってました?、ローン払い終り前の自分の車の法的書類上の所有者欄に何て記載されてるか。

最後の1円を払い切る迄、自動車会社か信販会社の名義だけのままなんだぜ。
半分以上既に払っててそれが証明されてても、俺の名前が全く載らないなんて心情的にはとても許せない暴挙だ。

しかし先ず現物が作られて分割払いを認めて貰えなきゃ、何も始められらなかったのは事実だ。
こう云う起源優先ってのはどんな分野でも共通で、どんなささやかなのでも良いから各自の元祖が1つも無かったらどんなに儲かってても「芸術的にはアマチュア」のままなんですわ。

歴の深いジャンルになる程新規を編み出すのは困難にはなるが、上手く行けたら受け入れられ易いってのがある。
逆に歴が浅いのだと低認知な上評価変動も激しいから、沢山編み出せても何割分かって気に入られる事やら。

<つづく>

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