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2021年7月31日 (土)

音楽備忘録716 リフの上手な!?作り方➄

今回はリアル楽器でのリフへ焦点を絞ってくが、脳内イメージを具体化させたら思ってたのと違うやんって件とかについてだ。
打込みでだって音源の発音速度が間に合わなくなるのだったら少しは印象変化が認められるが、リアルのみたいに「そんなバカな」にはまだ遭った試しが無いな。

前回は音色の事で語ったけど、楽器の癖ってか反応の仕方の影響は中々しぶといですぜ。
それ故何時も人様にはド下手でも構わんから現物で格闘してって訴えてんだけど、特に電気楽器みたいに触れ方次第で全く違うチンケな音が出る様なのだとね。

要らん時にそんなの出ちゃうと赤っ恥だが、逆手に取って魔利用してやりゃ秘密兵器にもなり得るんだ。
んで先にそんなのの体験が豊富でそれを持出そうってんなら少しはイメージに近く行ってくれっけど、普段は俺言い「赤っ恥シリーズの音」って殆ど練習も探索もわざわざしない方が多いじゃない。

例えばエレキBassのスラッピッングって始祖のLarry Grahamの談では、予定の入っちゃってたLiveで急にDrummerが不在になったのを補おうとしてって言ってなかったっけ。
もしかしたら別の大天才だと寝室でだって発明出来たかも知んないけど、どの程度「打撃音最優先」に出来たかは分かんないよ。

棒っ切れとかの道具一切無しで思いっ切りひっぱたこうとすりゃ、その分細かい音符は弾き難くなるでしょ。
もし充分細かいと感じてるとしたらそれは多分Staccatoとかのせいで、休符もカウントすりゃ一気に音数倍増するからね。

結果的に音色にもフレーズにも楽器と奏法が絶大な影響を与えてんだが、「リアルで同時進行」ってのがキーポイントなんですよ。
ポピュラー系で許されるリフとなると数が多過ぎるの✖・複雑過ぎるの✖、聴き取りが大変なの✖…常に絶対的にでは無いけれど傾向としてはそうだよねぇ。

それからすると特殊なのを除外すりゃ奏者だったら誰でも弾ける、純粋な技術レベルではどうせそんなのしか普段は出来ないんだ。
なので変な話しリフに限っちゃ下手クソ程寧ろ作れるし作り甲斐もあるってもんで、達人だからって安易に○×△□って速弾きなんかやらかした日にゃ「ごめん、後10回聴き終る迄待って」なんてよっと。

せやから今のアタシャリフはあんまりなんてったら嘘臭い処かそのものだが、複雑なのが平気になるにつれシンプルなのの思い浮かぶのが減ってるのは事実だよ。
これって奏者と作者の「逆転現象」の1つと考えてて、音楽をどの単位で模索してるかが違ったりするからなんじゃないかな。

そこで初心者ならアイデアに没頭し達人級だったら、敢えて一番弾けない楽器で捏ねてみるとかって如何ですかね。
技術も素晴らしいリフだってあるしあっていけねぇって事ぁねぇが、純粋なリフの質としては技術のアシストを抜きにして吟味しなきゃ駄目さぁね。

うっかりテクありきで始めちゃうと、弾くのが上手いお陰で大した事無いのもまあまあに聴こえちゃったりするっしょ。
そんなのを気付かずに続けてっちゃうと、知らん間に俺言い「リフ力」はどんどん退化してっちゃうんだ。

シンプルじゃなきゃいけない時の単調さを小技で補うのは素晴らしいが、それならDeep PurpleのSmoke on the Waterのリフを完コピ出来てる人がどうしてあんなに少ないんだろか。
Ritchie Blackmoreらしさを気にしたらそんなのじゃ全然足らんのに、って事ぁ奏者としてより曲やリフの方を気に入ってる人の方が多いからなんじゃないかな。

この例で続けるとBurnのなんかも又別の典型で実際は頭の1音とかだけ「オクターヴ下」なのに、鼻歌でそれをちゃんと再現してるのって聞いた事ねーぞっと。
それって多分リフイメージとしてはオクターヴ下が必須じゃないからで、しかし本家の珠玉の弾き方としてだと必須って事なのよ。

俺みたいにリアルタイムで原版から入っちゃってると、メロラインが合ってるだけのにはついつい「違ぁ~う」なんてこぼしちまうけどよ。
作品発表当時のメンバーのって枠を取っ払えば、ラインが合ってりゃ合格だし他人にそれで通じるんだよね。

これ等の例を分析するとライン=曲のリフ・オリジナリティとしては重要な小技=奏者の編曲となり、最終的にどう弾くかは別として作る最初に要るのはラインの方だよね。
って決して逆アプローチじゃ駄目では無いんだけど、技を省いても聴くに堪える代物になってるかってお披露目前に確かめといた方が良いと思うんだ。

<つづく>

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