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2021年6月 2日 (水)

音楽備忘録657 魔改造悲喜こもごもⅣ-⑭

LEDの魔改造も着々と進行中だが(実際は渋々グズグズかぁ!?)、こんな目に遭うのを嫌って当初は違う照明も考えてたんでチョイ箸休め的にそれを挟ませて貰っとこう。
常設照明はインフラでもあるから、それからしたら故障対応の楽で簡単なのが最適でもある。

当時使用中の蛍光灯が徐々に替玉の高価化と入手難になる中、それでも粘って使ってたが安定器の劣化が隠し様が無くなって来た。
そこで従前からの思想通りLED化を模索したが、ネットを漁る迄はまだ割高感もあったので一寸アブノーマルなアイデアも考えたのだ。

それは汎用LED電球とそのソケットを照度的な必要数だけ揃えるってので、第1のメリットは先ず全損にならない処だ。
近年の一体型LED照明器具ってリモコンやらモード等機能的には充実してるが、故障個所次第ではいきなり不点灯になるからそん時ゃそれこそ全滅だ。

又部分的故障でも今回騒動のみたいにそこが直し辛かったらだし、器具の形が昔より様々だから付替えにも色んな問題を生む可能性がある。
第2のメリットは照度や照射位置の自由度の高さで、第3は色違いの電球を混在又は任意に交換する事で色調も広範囲に調整出来る処だ。

けど勿論デメリットもあって取付箇所が増えたりその配線が複雑になるとか、借りてる部屋だとその跡が残って退去時に困るとかそれなりに色々ね。
宅の現実では激安のが見つかり過去述の如く送料も圧縮出来るチャンスにたまたま恵まれたから、今回のではお蔵入りになったままだけどさ。

けどⅡでもし他に照明が一切無い部屋だったら、割高になっても多分そんな方法を選んでたと思うのよ。
今居るこれを書いてる所は全てが超狭小だが元設計はダイニングキッチンなんで、流し台灯ってのが別個に付いている。

更に仕切り無しで玄関と脱衣所・洗濯機置き場とも繋がってて、その2つにも所謂ダウンライトが個別に備わっている。
なので停電以外ではどんなに運が悪くても完全に暗転するなんて先ず無くて、そのお陰で部屋を使え乍ら段取り最悪の魔改造を延々やってもいられてんだ。(ってもそれだけじゃ無くクリップライトで補填してるけど)

そこで次なるアイデアとしてはこれは若い方の一部では既に実行されてそうだが、クリップライトやスタンド等「非固定照明器具」の多用ってのも真っ暗回避には有効だと思う。
尤も最も明るくなる位置が普通のより低くなるから、それによる一般生活での支障は増えるかも知れない。

何れにしてもそんなにしょっちゅう起こりゃしないのへ対策しといてどうかってのはあるが、照明とかだとたった1つしか無い・臨時ですら代用品皆無だったらもっと大変になってたんだろうな。
壊れないのが一番だし多少割高でも即買えりゃ良いけれど、夜中しか時間が取れなかったりしたら有事に結局「別の臨時の何か1つ」は手配しなきゃなんない。

個人的には一般的LED電球の40~60W位のクリップライトを持っとくのがお勧めで、保管場所がミニマムなのと置けない場所でも使えるのが決め手だ。(上向き照射で良い際は大抵のは仮になら置ける)
と引っ張って来た処で作業経過も一応記しとくと、現在筐体鉄板と流用アルミ下駄材を接続する金属部品(板)の加工が山を越えた処だ。

外からは見えなくなるからっても恐ろしい事に4個とも形は違うが、廃VHSデッキの内部フレーム等から切出したり折り曲げたり(又は真っ直ぐに伸ばす)して捻り出した。
本来なら取付位置指定が不要になるから揃ってた方が良いが、アルミ下駄材の接続部形状もまちまちなんで上手く組合わせりゃこの方が却ってフィットするってもんだ。😓

こんなの所詮は苦し紛れに過ぎんけど、何でも全てを対称形にこしらえられるもんで無いのも事実だ。
巷の極限に近い規格合理化は量産メリットのフル享受や保守部品種の極少化がメインで、その必要性が無かったら無理して迄揃えなくったってホントは構わないのだ。

<続く>

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