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2021年6月 7日 (月)

音楽備忘録662 録り方の問題 加工度編⑫

どっかのおめでたいオッサン等と違って(すみません💦)、本物機材を本式に鳴らせる環境が得難いのは分かる。
その為の資金稼ぎとかで本業の研鑚に支障し過ぎても困るけど、滅多に訪れない理想であってもベーシックを妥協するとロクな事ぁねえんだぜ。

と珍しくRockっぽさを滲ませたつもりでも、誰にでもどうでも無理して直ちに全リアルで行けって命じようってんじゃぁないんだよ。
俺みたいな奴でも
Ampは始めて10年待たず比較的早期に運良く持てたけど、それを日常的に遠慮なくドカンと鳴らせる様になったのは防音室確保後でAmp中古購入から6年も掛ってる。

狂人!?が一番急いでそんななんだから、意識を持ったって実現迄の道は随分遥かになっても全然普通だ。
しかしだからこそ意思だけは堅持しとかないとデンジャラスで目先の誘惑に負けぬ他、感性の劣化だとか個人の好みの希薄化を招いちまうのだ。

体験からも録音よりLiveが頻繁だった時期は、特殊改造に躍起になった球のとは言えついついストンプの歪みを中心に考えちまってた。
それでもモノホン現物が常に眼前にあったから助かったんだろうが、先の事より今必須の対策に追われるから段々知らん間にズレてっちゃう。

そこへ追打ちを掛けるのが「モノホンドカン」を本来の環境で聴くのが困難な処で、最低でも一定以上のレベルで録音したのを聴いてみないと真価が分からない処だ。
それからすると非力でも本格的な音色が出せるAmpを、なるべく早い時期から使い倒して体験出来ると良いんだけど。

ストンプで特に近年のヘッドホンでもしっかりモニタ出来るのと比べりゃ、個人で研究するには相当にそんなの不便だ。
けど例えばハウリングとFeedbackの違いや境界域だとか、楽器本体とAmpが隔離されてない同一空間内でないと実態を知れない部分がある。

「ストンプ使いの名人」なんてのも価値も存在も否定こそせぬが、一面で本業より副業で名を成したには違いないんですよ。
その差が明確化するにはかなり耳にしてから時間を要すが、どれだけ「誰それの音」って記憶に残ってるか等に現れるのよ。

今となっては「打込めるのに弾く」って行為、時流に沿わせれば承認欲求お助けシステムってなもんでもある。
これを意味のある物とするには音に明確に人が出てなきゃで、楽に簡単に得られるお便利グッズは差別化には劣り過ぎるのだ。

一寸宗教じみちゃうのは本意じゃないが、もう苦しくてどうしようも無く追い詰められた中で何処だけは頑張ったみたいなのに人って一番出るじゃない!?。
となりゃ道具だけの責任でも無いんだろうけど、わざわざ劣化させる様な真似だけはしちゃったらバカバカしい。

そんでベーシックの確立・非確立はその後の加工の仕方にも大影響ありで、維持すべき箇所や補填すべき箇所が元音の個性次第で180°変わってもちっとも珍しく無いんでやんす。
もし個性が曖昧だったら基本的には常識的な処理を試みるしかなく、けれどホントはそれじゃスポイルしちまうケースも少なくないのよ。

もし舌の肥えた人にしか分からん位薄味だったら、大多数にはそれがどう変化しようと知った事っちゃ無いでしょ。
受け手ばかりか演る側もそれで迷路に入っちゃうと、悪循環に苛まれる日々が続いてまう。

中にはMixで何とかしてよなんて他力本願君も居ようが、音色的テーマが曖昧なままでは弄る方だってスキルのフル発揮はとっても困難なのだ。
ここでのテーマとは言葉より音そのものが持つ「訴え」みたいなのが中心で、一言で「甘い音色」ったって膨大な種類があるやんか。

もしか食レポのプロでもある奏者とかだったら、万人に共通で最適な言い回しも出来るかも知れないけどさ。
それだって奏者は「甘い」と認識したのを技師が聴いて必ず同じに感じるとは限らず、「辛み皆無」とか「苦味皆無」とか例えば逆アプローチになるかも知れんでしょ。

こんな下らん段階で損するのを避けるには、誰が聴いても「これってきっと○○にしなきゃいけないんだろうな」なんて音で感じさせるのが一等間違いが起こり難いねん。
完璧じゃ無くても伝わるに足りてりゃOKで、良く整ってても色んな解釈が出来過ぎる様なのだと不向きだ。

自らの音を加工段階迄責任持つってな良い傾向だけど、単体だけで完成させ過ぎてると最高結果には結び付き難い。
それより先に「兎に角鋭さ命なんだぁ」とか、奏者側からしか提示出来ない部分にもっと
全力を注いどいて頂きたいのである。

<続く>

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