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2021年6月13日 (日)

音楽備忘録668 録り方の問題 加工度編⑭

ここからは録音に際しLiveでの再現性の要る要らんでの違いへ進めるが、程度差こそあれ打込みでだって先に考えといた方がええのんや。
演奏場所毎の音の差が全て悪いなんて決して無いが、音色や編曲次第じゃ最悪時は聴き取れ無くなる事だってあるからね。

さて本件で先ず考えるべきはLiveと録音物の合致度設定ってなもんで、余程の金満君じゃないとほぼ一致は厳しいが最低限全く別物になっても構わんかどうか位はね。
演るに際し楽なのは別物容認だが、同じ人なのが全く分からなくなる程だとそれも困る。

私的には「歌や生楽器が無い」ケースでこれが危惧され、その原因は機材依存度が高いからだ。
只俺の言う機材って所謂電子機器に限らず、持参生楽器でも条件次第じゃ大問題になる事もあるのだ。

その一例が過去述「Livehouseで三味線PA」等で、洋楽主体のハコに邦楽生楽器の再現性の高いMic等は置いて無いのが普通だからだ。
MicのみならずAmp・スピーカ等も風情より明瞭度やパワー最優先になってて不向きなんだから、せめて専用Mic位迄は持って来てくんないとこっちは打つ手が殆ど無い。

そもそもからしたらハコの不一致が最大原因に違いないが、洋楽系の他楽器等とコラボするのも考えるとどっちにしろ確保しとくに越した事ぁない。
これが歌手だと「俺様専用Mic」を使うとか持ってても割と普通だが、肉声より個性の弱い楽器の方が本当はもっと必須なのだ。

演り続けてく内には周囲からの要望等も含め何れは分かって来るが、ベーシック音色の確立やより適した方法の為には始めるのは早い程良いんじゃないかな。
これよりは程度は大抵軽いが環境負荷に弱いのも生楽器では注意が要って、極端に小音量だとか音量的指向性が狭隘のだったりすると使い難くなる。

単独録音だったらその楽器へ環境の方を合わせられるから良いが、Liveでは1にお客2にハコへ合せなきゃなんないからね。
例えば垂涎の音色でも極度に非力なSnareだけ持参したりすっと、既設のDrumsetからの被りが酷くなって色々「普段とは違う」を生じたりする。

仮にSnareの方に合せるのに他を弱く叩いたとして、他が「普通じゃない音色」になったりしちまう。
勿論それが一寸なら割と日常的に行われたりもしてるが、可能なのは音色がそんなに変わらない範囲に限られる。

それからすると「完璧にしてからLive」って思想にも難があり、他所での按配が分かる程度の体験は早期に持っといた方が良いだろう。
更に掘ってけば基本的にはLiveをしないつもりでいても、平均的な聴取環境が分かっていないと違う音色に聴こえ易くなってしまう。

この件では俺の大好きな超低域の処理等で起き易く、特に超低域に個性を集中させたりすると中々難しくなって来る。
夫々に「持ち味」ってのもあるから環境整合性だけを優先させるのは考えものだが、「何時でも何処でも聴き取れる音域」になるべく個性を持たせる様にしとくのも大切だ。

そしてこれ等は昔みたいなLo-Fi時代の方が却って調整も構築も安全で、今みたく高音質が得られ易くなってると意識しないとやらかす危険が高まってしまった。
要は聴こえる範囲が広がって増えたから、気を配るべき箇所もそれに応じて増えちゃった訳だ。

万一これ等の何処かに致命的欠陥ってか強力な弱点が出来ちまうと、それを加工処理する段にも付いて回るんでここで吠えてんのよ。
録音後の加工が今では昔より一見万能と感じられ、その位進化したのは確かだけどさ。

音源に「必要なのに含まれて無かった成分」を後付けするのに、1箇所だけならある程度は行けても複数になると今だってキツイんすよ。
幾らどうとでも弄れる様になったっても、元の個性を維持したままって条件が付くとそんなに幾らでもとは行けないもなんざんす。

<つづく>

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