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2021年4月28日 (水)

音楽備忘録622 残響考⑪

まだ中間報告の域を出ないけれど、従兄が奮闘中のリアルエコーの続報でゲス。
こう云うのは余程経験を重ねないと終着近くにすら至らないもんだから、それからしたら何時までも中間報告なんてもったえつけるのはそぐわないかも知れない。

のになんでそう言いたいかったら機材面の事情で、考えられる実験の全てはまだ実施出来ない状況にあるからだ。
従兄宅の現況では録りのMicは8本迄で、俺言い「階段バーブ」をステレオにするにはDrumsetへ普通の個別立てが出来ない。

この制約を克服する為に彼は並行して研究してるが、本式に使えるコンデンサタイプが2本しか無いのが更に足枷になってるのだ。
それでかこっちが強引に提案する迄、残響収録には臨時物しかずっと使っていなかった。

それを漸く試した結果は俺が心配した最悪は免れたが、やはりかなり差があった様だ。
残響自体の質にも勿論差は出たが、彼曰くエコー以上に「Drumの音色が変った」んだとさ。

具体的には「バスドラがBONZOみたいになった」と感じたそうで、その原因は「皮の残響」が以前よりしっかり拾える様になったからだ。
ここで「皮の残響」なんてヘンテコなのを翻訳しとくと、アタック音の一部が響いた物の事なのだ。

取敢えずエコーが掛る前の状況から想像して頂くが、そんなのは打たれた瞬間から極短時間の間だけ出るもんだ。
実際には余韻が鳴ってる限り皮は動いてるんだが、皮が大きく動いてる間にしかこれは聴き取れ無い。

リアルの本のなんて電子書籍が市民権を持ったから言わなきゃなんなくなったが、威勢よくページをめくった時だけ「シャッ」っとか音がするやんけ。
薄っぺらい物を素早く動かした時特有の発生音で、これがClassic系コンサート中の今はアホ大臣のせいで有料になったコンビニ袋のだったら大迷惑なヤツとかだ。

っと大脱線しそうな処でこっちも慣れて来たから即復帰させるとして、高域迄良く響く状況下では普段よりもそれが目立つ様になって来るのだ。
何しろ残響レスだと一瞬で消えちまうから、少なくとも個別に聴き取るのなんて人力オンリーでは不可能に近い。

そりゃ入ってるのと入って無いのでも比べりゃ違うのは割と誰にでも分かるだろうが、意識しなくてもハッキリ耳に入って来させるには残響のアシストが必要だ。
確かに高域があまり落ちて無いMicをOnに構えれば、「皮の音」は無残響でもそれなりに拾えてるよ。

けれども俺の課題にもなってるのは、胴や裏の皮のが幾らも拾えて無くても構わないならになっちゃうんだわ。
なまじ打面に超接近させてるんだから、出てる音の狭目の一部しか拾えないのは仕方無いんだけどね。

私的にはその対策としてドーナツミュートを乗っけたり、スティックチップの「当たる面積」が広目になる様なのを選んだりしてるがね。
けど所詮はそんなのコスプレ若しくはシミュレーションで、生耳に聴こえてるのとは明らかに違う音だ。

宅では階段じゃ無くても「バーブ」になり得る空間が無いからどうしようもないが、従兄としたら本職のに「録る為の変な癖」が付くのは嫌みたいだ。
傍目には体調面その他諸条件からLiveなんて今後殆ど演りそうに無い従兄だが、Studio録音でしか叩かない人じゃないから不都合なんでしょう。

これからすると生楽器系奏者の場合、下手に録音やエコーの都合で演り方を弄り過ぎない方が良いのかも知れないね。
フレーズや速度の技術では新しい人の方が進化してるんだろうけど、ベーシックな部分のスキルは昔の人程高かったと俺が感じるのはこんなののせいなのかな!?。

更に語っちゃえば本チャンではデジリバに頼るとしても、リアルで響くとどんな風に聴こえるのかを先に熟知しといた方が良さそうだよね。
Off目Micに依る現実に即した太さと、高域残響に依る皮揺れの共存ってか。

知らないで模倣するとEQで上げ過ぎたりとか、そう聴こえるメカニズムに疎いと補填策を講じるにしても的から外れ易くなりそうだ。
そのせいか分からんが宅で録った太鼓のも、一緒に舞台に立った人のだと割と上手くエコーが掛けられてたな。

その一緒って俺が叩いて無い時ので奏力自体も疑わしいにしても、どうも自分の叩いたのにだけ今一上手く掛けられないのは残念な処だ。
良く考えてみると俺が叩いたのを信頼出来る誰かにちゃんと録って貰った事ってまだ無くて、せめてもっと色んな場所で叩いて聴いとかないと駄目なのかもね。

<続く>

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