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2021年3月11日 (木)

音楽備忘録574 パートのリズム調節㉞

跳ねる跳ねないのお次は「重い・軽い」なんてのになるが、ここではその内タイミング部分に限定の話しとするし。
んじゃ奏でるタイミングやパート間の相関関係以外にどんなのがあるかったら、楽器種や音色等もあるでよ。

これ半分は音域との繋がりもあんだけど、低音程「重い・遅い」って印象の内容もそんな感じだ。
概述の如く物理的性質として周波数が低くなると、発音から「基音のピーク」を迎える迄の時間が長くなって行く。

もっと原始的な処で行けば楽器が大柄になるせいで、奏者の動作開始から鳴る迄の時間が掛るとか。😅
但し上記2つは熟練されると前者はアタック音が、後者は予め時間が掛るのを見越して早目にアクションを起こす事で実際は解消されている。

けれど特異な音色で無い限り、「基音ピーク」が他のより遅めとなってるのが多数派を占めている。
因みに上記の特異とは基音成分率のかなり高い状態のを指していて、単体なら未だしもアンサンブル内に入るとアタック音が殆ど聴こえなくなるかんね。

要するに倍音に依るアタックが殆ど無いんだから、「基音ピーク」を自然とアタックと感じて加減しちまうだろうって事。
因みに打込み系の際はこの点機械君は先ずもってして無忖度なので、人間の側で気を付けないとおかしくなったりするケースもあるでぇ。

これ等から楽器種や音色のせいで重くなるのも半分は真実で、でもその由来が自然現象なだけにその方が「普通な感じ」を受ける人が多分多いでせうなぁ。
んでこれからするとその「普通な感じ」より低音パートが早いとそれが軽く、遅めであれば普段より重さを演出出来るのが分りまするでせうかね。

ほんでこの関係は他の音域のにも共通だが、「普通な感じ」となる時間的相関関係は各々で異なっている。
んで更に深堀りしてくと担当音域の狭い楽器ならある程度の巾はあっても、その傾向は基本的に1種類で済む。

のにDrum Setや広帯域の鍵盤等になると、色んな最適タイミングの一通りを一応全部分かっとかないと思いのままに操縦出来ない。
それからするとベーシックレベルでは上記みたいな叩く系担当者の方がスキルを持ててるが、突詰めて行くのがより大変なせいか優等生的タイプが多目となる様だ。

色んなジャンルや曲をこなすのにはその方が有利だが、例え一発芸的であっても俺言い「ノリ的決定打」を出すには少し不利かも知れない。
この点で上述「1種類組」の方は応用性が低くても個性的なのを出し易く、これ等からするとDrumや鍵盤はアンサンブル内では基準側に位置するケースが多いかも知れない。

何れにしても最近頻吠えの通り「音楽は比較芸術」で、音量バランス等と共にリズムタイミングなんかはその最たる例だ。
それ故聴衆にとって一口に「重い太鼓」と言っても、物理的真実は周りの皆が軽目って事も大いにあり得る。

又この件には観客の「想定タイミング」とのズレの影響も大きく、聴衆の大多数の予測より遅く発音されれば重いと認識される。
但し「想定タイミング」の設定自体を奏者側が先に示しとかなきゃなんないから、終始ずっと全て重いってな原理的には不可能だ。

要するにパート間のタイミング差の他に聴衆とのタイミング差もある訳だが、どっちもニュートラルな基準(事実はそうでなくてもそう聴こえるもの)に対しての作用なのである。
重さに拘りたい方は追及して頂くとして、しかし実用上は音色やフレージングでも近似な印象を与える事も可能だ。

それより大問題となるのが独自性とか個性の為の場合で、「重い・軽い」以外の「特異な癖」みたいに聴こえる類のだ。
例えば「常にずっと最後迄元気」なんてので、これは本件の内容的には「聴衆想定より遅れる箇所がとても少ない」等で実現されている。

その逆に重さをキープしたかったら、例えばLiveでどんなに興奮しても決して早まってはイケナイとかさ。
そうは言ったって上記の如く全部を重くなんて出来ないんで、だから重要なポイントとか象徴的な部分では余計にそれを堅持しなくてはならない。

更にそれを実現し易くするにはテンポとの関係が重要になって来て、威勢の良さを演出したいからって昨今本邦メジャー系のみたいに闇雲にテンポを速くしとくなんてな愚の骨頂だ。
詳細は次回をご期待だがのっけから追付けるギリギリで演っちゃっちゃ、
草臥れてボロが出るのをわざわざ待ってる様なもんでっからねえ。

<つづく>

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