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2021年3月 2日 (火)

音楽備忘録565 失敗って②

成功談には疎いが失敗談なら超専門の自負が揺るがんので、続きをどんどん行きまっせ。
して前回後部で吠えたのを一応正当型として演ってるのが、近年のDJの内まっとうな連中辺りだろう。

奏者や音響技師にDJと兼業の人も居そうだが、前回吠えみたいな真似は一種の違法な密輸みたいなもんだ。
あれだと責任の所在が分散するのがDJ屋さんとの違いで、聖人君主でも無い限りそれだとどうしたって人のせいにし易くなる。

それでも最初の内は内心ビクビクしてっかもだが、悪慣れしてくと何時の間にか変な自信を持ったりし兼ねない。
それも困ったもんだがもっと問題なのは、段々改善すべき処が分からなくなって行ったりする処だ。

対奏者比ではDJ氏や音響技師だと、音源を自製出来ない制約がある。
一方弾くだけしか出来ない方は、それ以外の部分で直接手を加えられない制約がある。

そんな部分では俺みたいにかなり何でもやれると有利な場合もあるけれど、やらなきゃならない事が膨大になって大変だ。
又上記の様な負のループに嵌るのを回避するには、実際作業に携わる際は他の立場なんて完全に忘れてるしそれ位じゃないと危ない。

依って僅かな揺らぎやヨレでもどうしても気になるなら、今なら何も無理に演奏なんかしなくたって良いんですよ。
只上述の如く音源は自前で無くなってしまうし、リズムの刻みの感じなんかにその人独特の味を強く求めるのは諦めなきゃなんない。

そこで各自優先事項を精査して、それ次第で何処を我慢とか許すかの覚悟を決めてくしか無いんですわ。
今従兄に対して最低でもベーシックトラックは、2人で同時に録ろうと強烈に唱えてるのはこの辺の関係からなのだ。

近年暫く従兄はたった独りで作品を作る機会が無くなってるが、こっちは常にそれを体験してるからこその発想なのよ。
今だって太鼓では従兄比じゃ相当な「手遅君」のまんまだけど、それだけなら裏技を駆使して重ねれば一応は隙間を埋められる。

具体的には既に出来た分を半速にして録っちゃうとか、Delayを悪用して分身の術で倍増させる等々。
しかしどんな悪さをしようと捏ね様と、それをした人の漏れ出る味は俺独りでやってたら絶対それしか出せない。

イケメンになろうとノッポになろうとそれは全部「俺の変形」のしか作れなく、元がこの程度の奴のだとどう頑張っても「腐った木村拓哉」ですら夢の又夢だ。
ってこの比喩だと画像的だけど、音だって少なくとも元が手弾きのだったら似た様なもんなのよ。

だいいち個人でも構築出来るのをわざわざ人とやるんなら、そのメリットが最大限に発揮されないと意味がないもの。
現に構想段階では2人で演る予定で作ったある曲が、今は個人に変更しようかと思ってるのがあるんだ。

作曲してた頃従兄はツーバスに挑戦中で、珍しく全く挫折しそうに無かった。
そこでバスドラに最大4連打が出て来る前提で作っちまった処、普段シングル・時々ツインペダルへの方針変更を宣言されちゃった。

俺自身は現状は4連打は寧ろ片足でしか出来ないからか、その箇所でHi-Hatがずっと8で鳴らしっ放し。
仮にそれをペダル踏み替えやサブHatで乗越えても、ツインペダルを使うのには少々遅くて練習してるみたいにしか聴こえない。

こう云う事態が起きればやり方は自動的に決まっちまう訳で、単純な自由度だけなら人手は時に枷になる。
でも例えば醤油とソースの両方の味がするとか、そう云う面では個人より複数人の方が圧倒的に有利だ。

そしてそれの有効率を上げられるのは、リズム構築の最初から複数人で作る事なんでやんすよ。
前例比喩の発展形で語るなら、お肉を漬け込む段階から両方入れてたかどうかみたいな違いが出るですよ。

ホントの個人よりゃ後からでも誰か加わればそれなりの差は出るけれど、それって醤油味で作られた料理へ後からソースを掛けた感じなんてんでどでしょかね。
つまり前者のなら醤油とソースの両方に一旦火が通ってるが、後者のはそれが醤油だけでソースの焦げた感じは一切しないっていう…。

状況次第でその差は相当大きくも小さくもなろうが、兎に角同じじゃ無いのは確かでしょ。
それからすると2人でClickレスでも可能かも知れないのへ、何も考えずにClick使って全個別録りを選ぶのって手法選択の「ミス」かも知れないんだよね。

<つづく>

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