音楽備忘録554 魔改造悲喜こもごもⅢ-④
今回は関連案件でエレキBass EQの、掛ける場所に依る違いをひとくさりふたくさりみくさ…。
単純に音色だけにフォーカスしたらそんなに大差が付くでも無いが、ニュアンスやアンサンブル内でのバランスには稀に驚く程の違いが出るんでさぁ。
先ず先に(って先先でのっけからクドイね)幸運にもオール球EQを持ってたなら、本件はかなり緩和されるのをお断りさせといて貰いやす。
しかも一見変態的だが「歪み率の良く無いヤツ」だと尚結構で、これは元から電気楽器の歪み率が電気的にはかなり悪いのとも密接な関係があるん。
但しそれは「聴いた感じで如何にも歪んでる」ってのとは全然別で、それ故「全く悪意は無いが電気的には一寸歪んじゃった」みたいな代物で御座居ます。
これを得易いのは理屈より実質に重きを置いてる様なヤツで、極論したら測定なんて一切無しで耳だけで作れたら良いんだけどね。
なのにそれへ少し難があるのは、耳の聴こえ方がかなり十人十色だからなんよ。
そんで畳掛ける屁理屈みたいでインチキ臭く感じられそうだけど、バカ正直な素子や回路やシステムの場合程その危険度が高くなるんす。
無歪み時と歪み時のあらゆる差がハッキリしちまうからで、それであれば最新機器を駆使して例え人工的でも(ぅおっと失礼😅)物理的にもクリーンで押し通した方が潔い。
けれど多少猥雑でも生身感をしっかり出したいなら、機械も人間臭さの強いのの方がお誂え向きになるですねん。
好みのお姉さんが目に入るとどうしてもニヤける俺みたいに…はこの辺で、「何処で掛けるか」との関係へ進めまひょ。
既比較的冒頭に記した中に既にヒントが漏れてんだが、歪んだかどうかが耳に分り難いったら1等賞はスピーカね。
特に低域用ユニットは歪んで生じた高次倍音は音に変換出来ないし、それでなくても耳との間の空気で薄められてしまうだよ。
この空気には残響や室内の物の共鳴なども含めての話しだから、遠目から制服姿の集合写真の中の初恋の人を探すみたいなって又病気が…。
まあ兎に角そんなだと目立ち難くなるのだけは間違い無しで、軽く聞き流す程度だと問題にする人は殆ど居ないと思うな。
では2等賞はったら真空管・3位がトランス、その後表彰台圏外に回路方式だの何だのと続いてる感じでしょうか。
新しい設計のだと球やトランスだってかなり歪まなくなってるが、信号伝達途中で「変換プロセス」がある分それが無いのよりは何かしらの変身を伴うのだ。
って事ぁLine録りに限定して考察してくと、球やトランスに頼れないと苦しいってのがご理解頂けるでしょうか!?。
もしかしたら人に依っちゃ単体で聴いてたら違いが感じられんかも知れんが、「人間臭いアンサンブル」へそれを放り込んで聴いたら誰にでも必ず分かるの請合いまっせ。
過去反例ではKraftwerkやYMOは理想が完全機械でも、それが許さなかった当時にこの件を大いに逆利用したとも看做せる。
さて今の万人(っても音楽屋限定だが)にとって球やトランスは、楽器用のとかミニAmpみたいなのだったら誰でも何とか入手出来るし手に負える。
が録音用Effectorとかになると高価な上、「石が入って無いの」を探すのはかなり大変だ。
不親切なのになると内部非公表で不明なのすらあるし、いきなりではどうぞと回路図を渡されたって専門知識に長けてないとちんぷんかんぷんでせう。
これに確実性も加えて行くとマルチエフェクタとか使わない際は、必ず使うPreampが大きなイニシアチブを握ってる事になるだすよ。
ここでキーワードは「削るなら後でもOK」で、増やしたい側が問題なんス。
増やすとそれだけ歪ませちゃい易くなるっしょ。
<つづく>
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