音楽備忘録538 魔改造悲喜こもごもⅡ-㊸
照明修理断念の次は断念が無理なBass用ポータブル球Preampと、PCハードディスクの不調案件だ。
一難去ってまた一難ならまだ良かったが、自宅待機中に死亡みたいな恐怖にさらされている。
先ずBass用球ポプリの電源電圧不足だが、調査の結果2段階あった。
1つ目は下らんミスで、繋げるべき処を1ヵ所失念してたって超低レベルの失敗だった。
敢えて言い訳しとくとしたら、通称「蛇の目基板」を使う際の弱点とも換言出来るかな。
もし専用基板で銅箔パターンが予め決められていれば、気を付けるのはハンダ付けの不良や忘れだけで済む。
がパターン自体をその都度錫メッキ銅線等を追加して作るとなると、その順番に依ってはこんがらがって失念し易くなってしまうのだ。
ってのも電子部品には熱耐性に弱いのがあるから、熱破壊防止にはなるべくそれ等は最後の方でハンダ付けしたい。
がⅡで先に付けといた錫メッキ銅線の固定はハンダだけだから、後の作業時にズレたり取れたりもし易い。
しそうならん様にハンダをテンコ盛りにしとくと、後付け部品の足が基板に挿せなくて不便になったりって。
因みにパターンの代わりにジャンパ線やビニール被覆電線にするのも可能だが、余計に場所を取られたり信号経路が遠くなったりする。
オーディオ周波数帯域のならそれでも高周波回路のみたいに発振現象等はそんなに起きないが、シールドされて無い等色んな点でリスキーだ。
尤ももうこの時点でそれが解消しても期待薄に気付いてた通り、やはりそれだけじゃ全然電圧が足りなかった。
それが見えて来たのはPCフリーソフトの回路シミュレータで計算したからだが、実際はそれよりもかなり電圧降下が大きかった。
そこで計算上だと遥かにオーバーしそうな位に設計を見直すとして、後から思い出した全波整流と併せて昇圧段数を2段増やしたのをベンチテストしてみた。
今回は他の部分は既に一応完成してるから、以前より具体的な判断が可能だ。
実際のやり方等は次回以降に詳述するが、少なくとも球が挿してある状態でなら計算上は法外な値のでセーフな処かやっと足りるのが分かった。
のでとっとと取り掛かりたいと思ったのが、HDDの看過出来ない不調が起こりやがった。
少し前に接続部を掃除して様子見と記したが、清掃直後から時間が経ったら状態が悪くなってしまった。
只掃除したのが完全に全部では無かって、HDDのソケット部はまだだからこれからやってみる。
けれど様子からするとHDD自体が又ハズレくじだったか、ATX電源のヘタリの方が疑わしくなっている。
これが何とも惜しいのは不調のが8T(テラ)と、持ってる中で最大容量で一番経年の浅いヤツだった処。
強引に客観視すりゃハイテクなのの程開発深度は浅いから、弱いのも仕方無いんだろうね。
しかし往々にしてありがちだが旧態依然で低性能などうでもいいのばかりが延々生き残り、頼みの綱から先に逝かれるってのは敵わんよ。
お陰で折角目途の立った球ポプリに待ったが掛って、それでいて最悪は又費用が掛かるなんて泣きっ面に蜂の典型かよ。
っと愚痴ろうと膨大なData尊守の為にはどうしようもないが、これだから金持ちと貧民の距離が拡大するんじゃい。
この件は一応周知だったから最近は、なるべくデータストレージは外付け主体にはしてんだけどね。
けどHDDは外付けより内蔵の本体だけの方が価格低下が先だし、伝送速度がUSB3になってもSATAより遅いんでね。
中々Data用でも全部外には出せなくて、現状ではこっちだけで解決出来る問題じゃ無い。
これを書きつつ色々テストも進めて未清掃部の掃除の他、SATAケーブル自体も別のと交換してみた。
がやはり駄目で該当機種の評判を見てみれば、どうやら他のよりハズレ率が高いらしい。
結局現在は辛うじて生きてるんで、息絶える前に次を買う決断に至る。
時期的には想定外だがそれを除けば覚悟はしてたものの、出費の痛さにゃ変わりは無い。
その代りこれで物が到着する迄は、球ポプリの方に少しは専念出来るのがお慰みか!?。
<つづく>
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