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2021年1月 3日 (日)

音楽備忘録507 パートのリズム調節➄

折に触れて偏り御免で具体的な曲も挙げてくつもりやけど、取敢えずは実体験から行っとこう。
今の子供世代は人数減少や塾や習い事の多忙化も著しいから、そもそもジャムセッションの機会に恵まれ難いとは思うけど…。

これへ敢えて苦言を呈しとくと確かに昔は暇なのが沢山居ったが、演ってる人ってかマトモに演れる人って絶望的になる位少数派だったんよ。
特にRock系とか新し目のだと習える処とかロクに無かったもんだから、たまたま身近に良い先輩が居たとか要領の良い人以外はカタチになるのに物凄く時間が掛っても普通だったんだ。

Rock系だと元々自己流で頑張る方が今だって普通だけど、それには必要な情報の入手性が大きく影響して来る。
この面での今昔最大差は何ったって「動画」で、特に海外のだと普通のTVで放映される機会すら希少だった。

俺や従兄の場合更に上の従兄にプロ活動経験のある従兄が居たから、太鼓の先生の方は直接的では無いけど無関係とは言い難い。
それに彼はジミー竹内に弟子入りしてたしで、彼の両親が医者で芸術にも理解があったからレッスン代が出たと思っている。

俺等はそんなだったから最低限のBand人数には足りなくても、全くたった1人でしか練習出来なくもなかった。
とは言えまだ中学生で普段に簡単に往来可能な距離に住んでは居なかったから、並行して各自のテリトリー内で同好の士を募ってもいた。

それで大変だったのが好みも含めて合う人ってのが、足りるだけの人数揃えるのが先ず無理だった処だ。
当時はTwitterもLine無いから実際には比較的近所に共通趣味の人が居たとしても、偶然の幸運以外にコンタクトの可能性が低かったのよ。

今よりご近所での共通情報は多かったんだけど(主に井戸端会議に依る)、自身で納得出来る迄やってても非公開願いにしてる人の分は流れて来ないしね。
今だったら公表相手を限定するのもそんなに難しく無いけど、うっかりお喋りなオバチャンにバラしちゃったりするとさ。

話して良い相手かどうかの判断もちゃんとは出来ないだろうし、1人でも多くに知らせるのを使命みたいにしてっからね。
昭和の忌わしき常識には「子供は何も出来なくて当然」「子供はそれで恥ずかしく無い」なんてのもあって、こっちからどんなに念を押しといたって勝手に判断基準を変えちゃったりされるし…。

そんで住宅環境の差もあって俺と従兄の場合は、従兄の近所の知合いとセッションする頻度が高くなった。
っつうかそもそも俺ん家にDrumなんて無かったし、自分達だけで運べる距離じゃ無かっただけかも知んないけど。

それで露呈したのが「常識の違い」で、先述の上の従兄と俺は世田谷区内で大体同じ文化圏だったけど太鼓の従兄はそれが埼玉県蕨市で違ってた。
それでも太鼓の従兄自体はこっちとも割と頻繁な付き合いがあったから平気だったのが、その友人・知人達には通じないのも沢山出て来た。

こっちではHard系は第2期Deep Purpleが最有名だったのが、あちらではRainbowの方だったりとか。
恐らく地域の若者に浸透・一般化し出した時期の差のせいだと思うが、そんな違いがあっても何とかなったのはThe Yardbirdsの有名曲のお陰だ。

その時のはTrain kept a rollin’ (Stroll on)とJeff’s Boogieだった。
その頃もHard系ベーシックはPupleとZepだったが、当時本邦の中坊には一寸難易度が高かった。

そこで類型としてZepの先祖のYardbirdsへ食指を伸ばしたのか、俺の方とは違う経路で彼等も辿り着いていたらしい。
因みに当時の俺はRockの鋭利さを追及してた関係で、Jimmy Pageは興味薄・Jeff Beckは神みたいに評価していた。

当時BeckみたいなシャープなのはRockやSoul系の一部でしか拝めず、それに新鮮さを感じて聴くだけの人から挑戦者へ移行した下地があった。
んで実際ジャムってみるとあっちでは従兄以外は全くキレ不足なのには参ったけど、兎に角一通りのパートが揃った自前の演奏を味わうのだけは達成された。

その後は太鼓の従兄の方がHard系に興味が失せたんで、Rainbowのコピーなんかでは俺だけ駆り出されたりしてたなぁ。
失礼乍らRainbowは未だに音源を買って無い程度に終始してるけど、それだからこそ演った経験は逆に肥やしになってるかも知れない。

人次第で差もあろうが我慢の限度内なら、この手のニーズの有無でレパートリー化するかどうかは決まっちまう。
又これの一面での希少性として当時の蕨の若者の常識の一端を、住んでも居ないのに得られて地域性の体験にもなってるとか。

<つづく>

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