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2021年1月20日 (水)

音楽備忘録524 魔改造悲喜こもごもⅡ-㊱

前回のには実はまだ続きがあるんだが、それはAmp Headとスピーカの関係だ。
楽器本体とAmpの組合せ次第で音色の他反応だって違って来るが、それがHeadとスピーカの組合せの間にはもっとあるからなのだ。

そしてこれはオーディオ用途のとは別の問題も内包してるんだが、それは楽器として意図的に付けられてる癖等があるからだ。
オーディオの場合は基本がリニアなのでよっぽどいい加減なのじゃ無かったら、足りなきゃ盛る余ったら削ればある程度補填が可能。

そうなるのは全部そのまま出そうとしたけど、何らかの理由で少し御免なさいになってしまったとかだからだ。
つまりどの段階の装置も基本的な方向性は一致してるから、加減だけでどうにか持って行けるんですよ。

処が楽器用と来たら音響的には平気で矛盾した組合せなんかにもなってたりして、折角Headではワイドレンジになってるのをわざとスピーカで狭めたりなんてのが日常茶飯事なのだ。
何故そんな奇妙なのをわざわざやらかしたってば、例えばワイド+ナローとナロー+ナローでは反応が大きく異なって来るからだ。

Bass用であってもエレキのAmp Headの特性って、実はかなり高域が
ブーストされている。
これは電磁Pickupの性質が根源でこれに対して逆にしてるんだが、低音がGuitar用のより欲しいのに妙な了見だ。

実状はGuitar用のよりゃ控え目になってるのも多いが、それでもオーディオ用のと比べたら随分シャリシャリなのだ。
そうなった大元は開発当時のスピーカユニットの性能や、コストとかサイズ等の事情もあったかも知れない。

だがLine録り再現以外の目的で例えばツィータ等を追加しても、あの「エレキBassの音」には結局なってくれなかった。
実際過去から今に至る迄これへ挑戦したのも数多だが、どれ1つとして「普通のBass Ampの音」を達成出来た物が存在していない。

近年のではBass用エンクロージャだとツィータの付加されてるのも多いが、名称はオーディオ用のと同じでも実際の担当周波数帯域はもっと低くなっている。
加えてそれ等には使い方に制限が付いてると言っても良く、Ampのパワー段では基本的に歪ませない前提だ。

概述だがここでの歪みとは露骨にそれと分かる音色になる様な深いのじゃ無く、やれパワーコンプレッションだのリッチクリーンだの色んな呼称があるがその類のだ。
これがLine録りの際はパワー段が無いから他の手段で補填しなきゃなんなくなるが、それがコンプだの何だのと幾らも実質は再現出来ないが代用されている。

尤もLiveでもそんな偽物が主流化したのにも事情があり、それが適正音量の選択自由度の問題だ。
因みに半導体パワー段だったら細かい刻みの設計も少しは可能だが、ボリウムツマミだけで自在に設定出来るのには程遠い。

けれどLiveでは何時もこの為に妥協してたとしても、マトモなプロであれば敢えて俺言いとしとくが「本物の方で弾き方を覚えてる」のだ。
ClassicのPianoを正式に習っててある段階に到達して、先生からそろそろデジタルは止めて生にしなさいと言われて疑問に思ったりゃ普通誰もしないよねぇ。

経済面や環境面でホトホト困窮したりは大いにあるだろうけど、昔のをちゃんと覚えるのに今のでとか違うのの方が良いなんて思う様じゃ変だもんねぇ。
そりゃもし発表会本番がデジタルPianoだってんなら未だしもだけど、そんな安っぽいのだったら何処の親が高い費用を払うかっての。

わこの辺で引込めといてどの楽器でも高級・低級の影響だってあるけれど、それ以上に「別物」じゃあ練習にならない部分が増えちゃって非効率になるでしょ。
幾らお手軽で世間の理解度がClassic系のより低目ったって、エレキだけ偽物Ampでも練習出来るって話しになっちゃうのは変や

<つづく>

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